TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

先生

さっちゃん!

先生

お仕事だよ(。・ω・)ノ゙

幸子

やった!!

幸子

暇してたから嬉しい!!

先生

ほんと(,,•﹏•,,)?

先生

じゃ、いつも通り埜須(のす)くんのところ行ってくれる?

幸子

え…また、あのおっさん絡んでくるの?

先生

仕方ないよぉ(´・ω・`)

先生

埜須くんのところからの依頼だからねぇ( ´ー`)

幸子

むぅ…

幸子

わかりました!

幸子

行ってきます!!

先生

はーい!行ってらっしゃい
( ´ ▽ ` )ノ

幸子

(先生からの仕事だから)

幸子

(だから仕方なくおっさんと会うの!)

幸子

(そうじゃなければ)

幸子

(あんな無精髭を生やして)

幸子

(ヨレヨレのTシャツを着て)

幸子

(すっとぼけた奴)

幸子

(幸子がわざわざ会いに来るはずないんだから!)

埜須

やぁ、幸子ちゃん

幸子

うげっ

埜須

相変わらずあからさまに嫌な顔しないでくれよ

幸子

……

幸子

早く座って下さい

埜須

はいはい

幸子

先生に出した依頼って何ですか?

埜須

気が早いなぁ、幸子ちゃんは

埜須

まぁまぁゆっくり話そうよ

埜須

あ!アイスコーヒー一つお願い

埜須

幸子ちゃんは?

幸子

アイスティーストレートで

埜須

……

幸子

……

埜須

甘い物食べる?

幸子

いりません

埜須

つれないなぁ

幸子

それで?依頼の内容は?

埜須

はいはい、わかったよ

埜須

俺の知り合いに永読(えいとく)っていう坊さんがいてな

埜須

そいつからの依頼だ

幸子

私が絡むってことは

幸子

付喪神関連、なんですよね?

埜須

ああ

埜須

永読が寺ん中を掃除していたら

埜須

古臭い香炉が出てきたらしい

埜須

どうやら、先々代の住職が誰かから貰い受けた物で

埜須

長く倉庫の中で眠っていたそうだ

埜須

お、アイスコーヒー来た

埜須

ガムシロ使う?

幸子

使いません

埜須

そっか

幸子

(って!自分のコーヒーに何個ガムシロップ入れるの!?)

幸子

(うわぁ…ドン引き…)

埜須

んで、永読がずっと引っ込めとくのも勿体ないって思ったらしく

埜須

香を入れて焚いたそうだ

埜須

そしたら、香炉が「それじゃない」って喋ったそうだよ

幸子

へぇ

埜須

この程度じゃ幸子ちゃんは驚かないか

幸子

ですね

埜須

それで永読が「じゃあ、何を入れたらいい?」って聞いたそうだ

幸子

その人もよく普通に会話しましたね

埜須

怖い感じがしなかったから

埜須

普通に話しかけたそうだよ

埜須

香炉の答えは「初恋の香り」だそうだ

幸子

!!!?

埜須

付喪神も恋するんだねぇ

幸子

(いや、そういうわけじゃないと思うんだけどなぁ)

幸子

(「初恋の香り」か…)

埜須

もちろん、永読もよくわからいみたいでさ

埜須

あれやこれや聞いたんだけど

埜須

結局、香炉のお気に召す香りはわからなかったらしい

埜須

それで、引きこもりさんに頼んだのさ

幸子

でも、別にその香炉が悪さをしているわけじゃないんですよね?

埜須

そうだね

埜須

でも、泣いているみたいだ

幸子

え?

埜須

お堂からね

埜須

毎晩すすり泣く声が聞こえるんだと

埜須

それで可哀想に思った永読からの依頼でもある

幸子

なるほど

幸子

わかりました

幸子

では、行って解決してきますので

幸子

場所を教えてください

埜須

いや、俺がそこまで連れて行ってあげよう

幸子

えっ

埜須

あからさまに嫌そうな顔しないでくれよ

幸子

いやいや、ぜんぜん一人で行けますから

埜須

けっこう遠いよ?

幸子

平気です

埜須

車が無いと延々と山道上らないといけないよ?

幸子

うっ…

埜須

今から出て今日中に辿り着けるかどうか…

埜須

もしかしたら、山の中で遭難しちゃうかも?

幸子

……

埜須

で?どうする?

幸子

…連れてってください

埜須

ふふっ

埜須

お安い御用だ

幸子

(むぅ…)

幸子

(早く車の免許取れる年齢になりたい!!)

幸子

先生!

先生

はいはーい(・∀・)

幸子

おっさんと依頼人の家に行くことになっちゃった

先生

あ、そうなんだ( ´ー`)

幸子

おっさんに変なことされないように

幸子

幸子を守って下さい!!

先生

おk

先生

さっちゃんに触ったら

先生

足がつる呪いかけとく( ✧Д✧) カッ!!

幸子

www

幸子

ありがとうございます

先生

いえいえ

先生

さっちゃんはボクの大事な僕(しもべ)だからねぇ(,,•﹏•,,)

幸子

いえい\( *´ω`* )/!

先生

いえい\( *´ω`* )/!

幸子

あと、一つ調べてほしいことがあるんだけど

先生

なになに( 'ω')?

幸子

あの香炉の最初の持ち主ってわかる?

先生

わかるよぉ(๑•̀ㅂ•́)و✧

先生

でも、ちょっと時間ちょうだいね( ´ー`)

幸子

うん!

先生

じゃ、わかったら連絡するよ(。・ω・)ノ゙

幸子

はーい

永読

こんな山奥までわざわざ足を運んでいただいて

幸子

いえ、それで問題の香炉は?

永読

こちらにあります

すでに連絡が入っていたのだろう、

永読は応接間に二人を通すや否や木箱を取り出し、

そっと蓋を開け香炉を机の上に置いた。

埜須

うーん、普通の香炉だね

永読

ああ、見た目は普通の香炉だ

埜須

これが喋ったんだろ?

永読

ああ、喋った

埜須

おい、香炉

埜須

何か喋ったらだろうだ?

そう言って埜須は指先で香炉が突く。

永読

お前はそんな性格だから

永読

昔から女子にモテなかったんだぞ

埜須

はぁ!?

埜須

いま、その話しする!?

永読

今じゃなきゃ、いったいいつこの話しをするんだ?

永読

まったくお前のそういうところ変わらないな

埜須

うるせぇ

「クスクス…」

埜須

!?

埜須

だ、誰だ!

埜須

誰が今笑った!?

埜須

幸子ちゃん?

幸子

いいえ、たぶん香炉です

永読

香炉に笑われたのか、お前

埜須

うるせぇよ

「クスクス…」

埜須

あ!また!

「なんだか随分と賑やかね」

幸子

ごめんなさい

幸子

こんなおっさん連れて来るはずじゃなかったの

埜須

おっさんって

「あら、そこのお嬢さん…」

幸子

私、ですか?

「ええ、悪いモノが憑いてるわよ」

幸子

香炉さんが言う悪いモノって

幸子

私が付けてる簪(かんざし)?

「ええ、そうよ」

埜須

え?そうなの!?

永読

大丈夫なのかい?

幸子

……

幸子

大丈夫です

幸子

今は眠ってるから

埜須

??

永読

それはどういう…

幸子

そ、それよりも!

幸子

香炉さん

「なぁに?」

幸子

「初恋の香り」探してるんですよね?

「ええ、そうよ」

幸子

どんな香りだったか、覚えてますか?

「気高い香り」

埜須

……

「嫌な気持ちを晴れやかにしてくるの」

埜須

うーん抽象的だな

「あら、貴方感性が無いのね」

埜須

むっ

永読

こいつに感性なんてもの無いでしょ

埜須

笑いながら言うなよ!

幸子

じゃあその香り、どこで嗅ぎました?

幸子

あ、焚かれました?かな?

「そうねぇ…」

「夜、机の上で」

「ちょっと寒かったわねぇ」

埜須

また情報が…

永読

寒いってことは冬かな?

「ええ、おそらく…」

幸子

近くに誰がいました?

「…ふふっ」

埜須

!?

永読

??

「いたわよ」

「ワタシの大好きな人が」

埜須

付喪神も恋をするのか!?

「あら?悪い?」

幸子

いいえ、とても素敵なことだと思います

「ありがと」

「ああ、ごめんなさい」

埜須

どうした?

「なんだかとっても眠いの」

「ねぇ、お嬢さん?」

幸子

はい

「「初恋の香り」見つけてくれる?」

幸子

はい、見つけます

「そう、ありがと…」

埜須

……

永読

……

埜須

寝た…のか?

永読

たぶん

永読

えっと、それで

永読

何か必要なモノはあるのかい?

幸子

いえ、大丈夫です

幸子

もうすぐ、先生が見つけてくれると思うので

永読

先生?

埜須

引きこもりの呪術師だよ

永読

ああ、お前が言っていた

永読

そもそもその引きこもりの呪術師っていうのは一体?

埜須

一部界隈では有名な呪術師だ

埜須

表に出てこないからいつの間にか引きこもりって揶揄されてるが

埜須

ご本人さんは気に入って使ってるみたいだな

永読

呪術師…か

永読

あまり良いイメージは無いけど

埜須

ああ、良い人じゃない

永読

え?

埜須

依頼料もバカみたいに高いしな

永読

え、大丈夫なのか?お前

埜須

ああ、問題無い

埜須

香炉と会話なんて

埜須

普通に生きてたら経験出来ないことだろ?

永読

ま、まぁ、そうだが…

永読

やっぱり、お前、変わってるな

埜須

うるせぇ

先生

さっちゃーん(。・ω・)ノ゙

先生

わかったよ❀.(*´▽`*)❀.

幸子

はやっ!

幸子

さすが、先生!!

先生

えへへ❀.(*´▽`*)❀.

先生

香炉の持ち主は「日笠仲之助(ひがさ なかのすけ)」

先生

お寺のある地域で

先生

学校の先生をしていたっぽいよ( 'ω')

幸子

学校の先生!

幸子

香炉なんてお洒落なものを

先生

好きな人からのプレゼントみたいだよ(*´艸`*)

幸子

好きな人に香炉をプレゼント!

幸子

素敵!!

先生

おそらく、その時一緒に渡したお香が「初恋の香り」なんじゃないかな?

幸子

確かに!

幸子

でも、百年以上も前のお香ってなると

先生

ヒントは近くにあると思うよ٩( 'ω' )و

幸子

!!

幸子

わかった!探してみる!

先生

がんばってぇ٩(ˊᗜˋ*)و

幸子

(えーっと…)

幸子

(ヒントは近くにある)

幸子

(先生の言葉は絶対だから)

幸子

(きっと、近くにあるはず)

幸子

(日笠仲之助さんを好きだった人が)

幸子

(香炉を購入し、プレゼント)

幸子

(それと一緒にお香も…)

幸子

(お香って…どこでも買えるっけ?)

幸子

(そもそも、なんで香炉だったんだろ?)

幸子

(もっと良いモノ…というか日常使い出来るモノでもよかったのに)

幸子

(香炉じゃなきゃいけない理由…)

幸子

……

幸子

(そういえばあっちゃんが好きなアーティスと同じ香水を買ったって言ってた)

幸子

(これを服に付けると)

幸子

(彼の匂いがしてテンション上がる!とか言ってたっけ?)

幸子

(…好きな人と同じ香り)

幸子

(自分と同じ香りを渡すことで)

幸子

(自分を意識してもらうっていう魂胆?)

幸子

(きゃー!!大胆!!)

幸子

(すごいなぁ…だったら、すれ違ったり…)

幸子

(その香りがしただけで)

幸子

(香炉をくれた人の顔が過ぎったり…)

幸子

(好きになったりしちゃうのかも!!)

幸子

……

幸子

(でも、これだけだと香りには辿り着けない)

幸子

(うーん、何か…何か見落としてる?)

「……」

幸子

泣いてるんですか?

「!?」

幸子

ごめんなさい

幸子

すすり泣く声が聞こえたので

「ううん、いいの…」

幸子

貴女の最初の持ち主さん

幸子

名前は「日笠仲之助」さんですよね?

「……ああ、懐かしい名前の響き」

「よくわかったわね」

幸子

はい

幸子

私には頼りになる先生がついているんで

「先生…そう、いいわねぇ」

幸子

貴女は、とある人が購入して

幸子

贈り物として日笠さんのところに行ったんですよね?

「ええ、ワタシを買ったのは」

「「坂井文(さかい ふみ)」ちゃん」

「大好きな先生にワタシを贈ったの」

幸子

「初恋の香り」を付けて?

「ええ、そうよ」

幸子

……!

幸子

大好きな先生ってことは

幸子

坂井さんは

「仲之助さんの生徒さん」

幸子

(禁 断 の 愛 !!)

「ほんと、じれったいの」

「二人は互いに好き合っていたのに」

「全然くっつかないんだもの」

幸子

それはやっぱり

幸子

世間体を気にして、とかですか?

「それもあったけど」

「仲之助さんには許嫁がいたのよ」

幸子

( 許 嫁 ! )

「互いに好きだったのに」

「結局、二人は付き合わなかったの」

幸子

そうなんですか

「あのときワタシが喋れたら」

「仲之助さんの背中を押したのになぁ って」

「……」

幸子

香炉さんは二人に付き合ってほしかったんですね

「そうよ」

「あんな悲しそうな顔をして」

「大好きな人に手紙を書く」

「仲之助さんの姿を見たくなかったの」

幸子

(それはきっと、お付き合いできないって)

幸子

(自分には許嫁がいるからっていう内容の手紙だったのね)

幸子

(それを、あの冬の日に書いていた…)

「「初恋の香り」」

「仲之助さんと文ちゃんとの」

「思い出の香りなの」

幸子

そうだったんですね

幸子

必ず見つけてくるんで

幸子

もう、泣かないでください

「…わかったわ」

「ワタシ、待ってるわね」

「貴女が見つけてくれるのを」

幸子

ということが昨晩ありまして

埜須

そんなことが!!

埜須

禁断の恋とか燃える!!

幸子

(キモイ…)

永読

あ!!

幸子

え?どうしました?

永読

あ、ああ、すいません

永読

つい、大きい声を

埜須

それで?何か思いついたんだろ?

永読

ええ

永読

この集落からもう少し奥に進んだところに

永読

香りの里と呼ばれる集落があるんです

幸子

香りの里?

永読

お香づくりが盛んな地域で

埜須

いや!それ早く言えよ!

永読

いやいや、言ったところで、だよ

永読

香りの里にはお香を作る工房が十を超えるんだぞ?

永読

そこから「初恋の香り」を探して来いって言えないだろ?

埜須

ん…まぁ…そうだな…

永読

でも、幸子さんの話しを聞いて思い出したんだ

永読

香りの里に「香旬堂(こうしゅんどう)」という工房があるんだ

永読

確か、そこは坂井という家族が営んでいるはずです

幸子

まさか、坂井文さんの?

永読

そこまではわかりません

永読

ただ、坂井という名前で香りの工房はそこしかないので

埜須

そこで「初恋の香り」が見つけられるほど

埜須

単純だったらいいんだけどな!

幸子

(おっさん……)

幸子

(でも可能性は高いと思うな)

幸子

(自分の家が工房だったら)

幸子

(香炉もお香も買いやすいだろうし)

幸子

(先生に渡しても実家で作っている物であれば)

幸子

(受け取っても貰いやすい)

幸子

よし!

幸子

埜須さん!車出して下さい

埜須

お、おぅ…

幸子

ほら、早く!!

埜須

はいはいっと…

幸子

香炉さん

「なぁに?」

幸子

見つけてきましたよ

「え!?」

幸子

はい

幸子

これで合ってると思います

そう言って幸子は、慣れない手つきでお香に火を点けた。

一筋の煙がゆっくりと夜空へ向かって伸びていく。

それは気高く、少し重みのある、白檀の香り。

「嗚呼…」

「これだわ」

幸子

…よかった

「これを、どこで?」

幸子

坂井文さんのご実家の工房で

幸子

今でも売られている香りです

「そう…文ちゃんの実家で…」

幸子

坂井文さんがこれだけは後世に残してほしいと

幸子

遺言書にまでしたためたお香だそうですよ

「…そう」

「文ちゃんは、誰かと結婚したの?」

幸子

はい

幸子

幼馴染の方とご結婚され

幸子

四人の子供を持たれたそうです

「幸せになれたの…かな?」

幸子

はい、きっと

「仲之助さんはずっと文ちゃんのこと気にかけてたの」

「大丈夫かな?って」

「落ち込んでないかなって」

「幸せになってほしいって」

「そして、転勤でこの地を去るときに」

「ワタシは別の人の手に渡った…」

「……色んなお香を焚かれたけど」

「やっぱり、この香りが一番ね」

幸子

…日笠さんとの思い出の香りだからですか?

「そうね」

「この香りで思い出すのは」

「仲之助さんが楽しそうに文ちゃんにお手紙を書く姿」

「文ちゃんが仲之助さんにちょっと恥ずかしそうにお香を持ってくる姿」

「二人がいじらしいくらい」

「純粋な恋を育んでる姿なのよ」

幸子

素敵ですね

「ええ、とっても」

「ありがと、この香りを見つけてくれて」

幸子

いえ

幸子

これからはきっと

幸子

永読さんがこの香りを焚いてくれるはずです

「ふふっ…」

「あー…嬉しいなぁ…」

幸子

……

「……」

幸子

良い香りですね

「ええ、とってもいい香り…」

永読

無事解決しました、ありがとうございます

埜須

しかし、香炉置いてって大丈夫なのか?

幸子

大丈夫ですよ

幸子

香炉さんはもうすすり泣くこともありませんし

幸子

悪さもしないはずですから

幸子

これからも大事に使ってあげてください

永読

はい、わかりました

埜須

…珍しく祓わなかったんだな

幸子

ええ、その必要はなかったので

埜須

そっか

埜須

じゃ、帰ろうか幸子ちゃん

そう言って幸子の方に手を置いた瞬間

埜須

いってぇ!!!

永読

ど、どうした!?

埜須

足つった!!!

永読

はぁ…お前も歳だな

埜須

うるせぇ!

幸子

あははははっ

埜須

幸子ちゃん笑いごとじゃないって…

埜須

うぅ…痛い…

引きこもりの呪術師・幸子

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

130

コメント

3

ユーザー
ユーザー

ちなみに、幸子は本名じゃなくて「先生」がそう命名したのです。ちなみに四郎も。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚