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楓
獏
楓
獏
学校が終わった後、 すぐに獏君に手を掴まれて
彼の無言の睨みに怯えた私は家の場所を聞かれるままに案内してしまい
結局、そのまま流されるように自分の家に獏君を入れてしまったのだった。
楓
楓
なにより
獏
楓
睨みを利かせていると言っても過言ではない表情の獏君が、ソファーに座っている。
獏
楓
獏
楓
楓
緊張で背中がピン、と伸びる。
楓
世界には居眠りをしている人間くらい沢山いるはずだ。 勿論、熟睡してる人だって。
楓
恐る恐る、獏君にお茶を差し出しながら聞いてみる。
獏
楓
腕の力がふわ、っと抜ける。
獏
目蓋が、重くなっていく。
獏
膝をつく瞬間見たのは、獏君の妙に真っ赤な舌だった。