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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

碧斗

本編どうぞ

ルカス

では、ラムリくん。
お願いがあるのですが……

ラムリ

はい、
なんでしょう?

ルカス

先程、
私が接待をしていたご令嬢たちに、
お詫びの飲み物を運んでもらってもいいかい?
私も後から合流するからね

ラムリ

は~い!
ルカス様のお願いなら喜んで

ダッダッダッ…… 

ナック

ラムリ……。
彼の子供っぽさには、
頭を抱えます

ルカス

まぁまぁ。
ナックくん、
抑えて抑えて

ナック

申し訳ありません、
ルカスさん。
私としたことが少し熱くなりすぎましたかね

ナック

それでは私も貴族の方々の接待をして参ります

ルカス

ありがとう。
よろしくね

コツ……コツ……コツ……

ルカス

主様、申し訳ありません。
ラムリくんが、
使用人らしからぬ振る舞いをしてしまい……

碧斗

俺は気にしてないから。
色々な執事がいるな

ルカス

彼は悪い子ではないんです。
主様に尽くしたいという気持ちは、
彼の本心ですから

ルカス

ただ、
それがちょっと行き過ぎてしまうこともあるので……。
制御が大変なんですが……

ムー

悪魔執事って、
個性的な方が多いんですね

ルカス

フフフ……
しゃべる猫の執事も十分個性的だよ

ルカス

そうだ、主様。
こちらの世界には慣れましたか?

ルカス

なにか不安な事がありましたら、
このルカスにご相談ください

ルカス

私は屋敷の医療担当。
つまり、
主様の主治医でもありますから

ルカス

それにしても主様。
まだなにも飲まれていないのですね

ルカス

なにかお飲み物をお持ちいたしましょうか?

碧斗

ありがとう。
でも、自分で取ってくる。

ルカス

いえいえ。
主様にそんなことをさせるわけにはいきません

ムー

主様には僕がついてますから僕にお任せください!
ルカスさんは貴族の方の接待が忙しいでしょうし!

ルカス

意外と頼りになるね、
ムーちゃん。
それでは主様をよろしくね

ムー

はい!
任せてください!
それじゃあ早速飲み物を取りに行きましょう!
主様!

碧斗

嗚呼

ドン

碧斗

うわっ……

ドサッ…… 

???

おい、
こんなところで立ち話しないでください。
邪魔です。どいてください。

ムー

だ、大丈夫ですか?
主様!

碧斗

いた
すみません

???

全く……いったいどこに目をつけてるんだ
この私にぶつかるなんて……

???

ん?
確か君は悪魔執事の屋敷の……

碧斗

主人ですけど、
なんで知ってるんだ?

???

忌々しい執事どもの主人とは……
なんと穢らわしい

ムー

なんだと!
失礼なおじさんですね!

ルカス

大丈夫ですか?主様!
お怪我はありませんか?

碧斗

大丈夫、
倒れただけだよ

ルカス

手首を捻挫してしまったようですね。
赤く腫れています。
これで、固定しましょう

スルスル

ムー

流石ルカスさん!
包帯を持ち歩いてるんですね!

ルカス

これで完成です。
屋敷に帰ったら念の為に冷やしましょう

碧斗

ありがとう
すみません、大丈夫ですか。

???

へぇ~、主人の方が優しいの。
悪魔執事にはまともな執事がおらんな……

ルカス

……

碧斗

今日は、ここまでだ。

ムー

次回です。

フルーレ

バイバイ(^_^)/~

あくねこの主は、男で仮面を外すと、強いらしい。

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