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朱音
ありがとう、
朱音
自殺一緒にしてくれるんなんて、すごく嬉しい
和奏
ぜんぜん
和奏
でもさ、よく信じるね
和奏
占いで自分が死んだほうが好きな人は幸せになるって
朱音
和奏もそう思ったから自殺するんでしょ？
和奏
うん、まあね
朱音
じゃあ、飛ぶよ
スッ
和奏は上から朱音を見下ろしてた
和奏
バイバイ、朱音……
放課後
純香
よかったわね！
和奏
なにが？
純香
あんたまで死ななくて
和奏
いや、それはないって
純香
てか、朱音バカすぎでしょ
純香
うちらが考えた占いで死ぬとか
和奏
うん……
純香
まあ、ライバルが減ったからいいけどね
純香
奏くんと付き合うのは私なんだから！
和奏
そうだね
和奏
あっこれ
和奏
和奏
前に私がつくって写メ送ったら飲みたいっていってたでしょ？
純香
おいしそう！かわいい！
純香
いただきまーす
純香
うん！おいし……う……ああ
和奏
…………
純香
う……た…すけ……て
バタッ
純香は泡を吹いて倒れた
和奏
ごめんね、私もさ
和奏
ライバルが少ないほうがいいから。だって私も奏くんのこと好きなんだもん。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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