ある日
付き合ってください!
静かな学校の屋上で その言葉だけが響いた
相町 ゆか
、、、、
丘 佑樹
っ!
相町 ゆか
そっか、、、、
相町 ゆか
私、佑樹からそんな感じで見られてたんだ、
丘 佑樹
迷惑に思ったかな、、、、
丘 佑樹
ごめん
相町 ゆか
違うよ?!
相町 ゆか
ただ、ちょっと考えさせて。
丘 佑樹
わっ分かった!
帰るときはいつも一人。
佑樹には落ち着いて対応したけど
本当は
本当は
怖い
今は好きでいてくれたって、、、、
そう考えると胸が苦しい
今日は疲れてるのかも知れない
早く寝よう
今日は告白の返事をするために 佑樹を屋上へ呼んだ
来てくれるかなぁ(苦笑
こんなことだけに佑樹を呼び出してバカみたい、、、、
ガチャ
相町 ゆか
あぅ、、、、
丘 佑樹
どした?
相町 ゆか
あぁーっと
相町 ゆか
あのね!
相町 ゆか
昨日の返事なんだけど
相町 ゆか
その時、時が止まったような気がした
丘 佑樹
っ!
「お願いします!」と言ってしまった
なんでだろう
昨日あんなに考えたのに、、、、
ダメだって思ったのに
だって
佑樹が人を好きになるわけないから。
でもたまたま私の事好きになっちゃったのかも
そうやって今日もまた良い方に逃げる
私こんなことしかできないんだ
目の前にいるあなた(佑樹)も戸惑ってる
そうだよね
私なんかに許可もらって嬉しくなんか、、、、
と思った、、、、
でも
丘 佑樹
ありがとう(ニコニコ
優しそうに笑ってお礼を言ってるあなた(佑樹)を見ると
今までの事なんか忘れてしまった
なんで
相町 ゆか
私って軽い女(ボソッ