東京ディバンカーの短編集

数週間後

少し前に我慢なら無くなった葉玖さん…いや、伯玖君に告白され、私も好きだった為大人しくお付き合い中

因みに保健室にいる理由はシンプルにいちゃつきたいから

伯玖くんは一応…というか学生なのでこうやってイチャイチャすることは短い……それに私自身もやる事がある…

寮性だから部屋行ってイチャイチャすること出来るけど……

寂しいが彼にもやることがある為渋々離れる

廊下

荷物を持って私は自分の部屋に向かっている…

今の私は「特待生」という名の留置兼監督生

今私の指には「叡智の指輪」という物がはめられている

詳しい事を知りたい人はまぁ、やれという話だ

ムスッと拗ねた顔をしながら階段を降りていると…

個人的に苦手な相手…玲音くんが居た

露骨に嫌な顔をすると玲音君が抱き締めてきた

彼は黒鷺玲音(くろさぎれお)

自分勝手な性格で自分のものにならない私を落とす為に必死こいてるやつ

頬を掴んで強く睨みつける

頬から手を離し自分の部屋に向かう

教科書を開き私は今頭を抱えている

何故かって？種類が多いしなんかもう……痛い、シンプルに頭痛い

私が今から電話をかける場所は……伯玖君！

シンプルに頭がいいからね、多分今の時間帯なら休憩だと思うし…

机に突っ伏し愚痴を垂れ流していると扉が突然開きそこには伯玖君…急いできたのか汗をかいて服が乱れていた

泣き着くと頭を撫でられ事細かーくヒッジョーに分かりやすく教えて頂いた

簡単に言えばだが泡沫マッチとは記憶を消すマッチの事

で、余命1年というのは本当…

電車で出会った怪異を見つめてしまったことにより呪いが着けられ…私は呪われた、そのせいで余命1年

で、本来はその怪異の事を忘れれば呪いは不発…死ぬ事は無いのだ

だが…泡沫マッチが効かず忘れられず…呪いは健在

そして…叡智の指輪とは？という方に簡単に説明しよう

グールの特殊能力…「スティグマ」を強化する……それが叡智の指輪の効果

【グールとは？】 悪魔との契約は普段、悪魔と契約を結んだ人間は死後、悪魔の支配下的な物になるのだが…稀に悪魔を支配したりする人間「グール」が現れるのだ

極稀のため、ここでは結構重宝されている

簡潔に言えば 電車にて怪異遭遇 ⬇ 記憶を消そうとするが消えない ⬇ ヤバいと察知した伯玖君、学園に連絡 ⬇ 色々あり理事長(ショタ)と知り合い留置の話が出される ⬇ 嫌になり逃亡(失敗) ⬇ 無事捕まり今一度理事長(ショタ)からお話をされる ⬇ 色々あり特待生として招かれる事になった

監査官って何だよ…泡沫マッチが効かないことをいいことに…

監査官にされた理由は「泡沫マッチで記憶が消えないから怪異の特徴色々調べてきて」との事

そんな事を言いながら私の手を握って唇を重ねて来る

手を絡め恋人繋ぎにすると頭を優しく撫でられた

手を離し顔を隠す

机に突っ伏して居ると…胸辺りまで伸びた髪の毛を左右に分けられ首を露わにされた

そう言って顔を上げようとしたら「ちょっと大人しくして」と言われ大人しくすると…首にチクッとした痛みが走ったり…ガブッと噛み付かれたりした

そう言われ大人しく顔を上げると唇を重ねられた

舌を出すと伯玖君に舌ごと食べられ唇を重ねて来た

頭を撫でられながら大人しく唇を重ねていると…私に限界が来て胸板を少し強く叩くと唇が離れた

スカートの中に手を入れて来る伯玖君の手を思わず掴んで手を止めさせる

口をモゴモゴとさせていると我慢ならなくなったのか「俺は別に可愛くなくてもあんたが可愛いから別にいいよ？」と優しく言われた

伯玖君は悪い顔をしながら笑い私を抱えベッドに連れ込まれた

R欲しい人は♥50 要らない人はそのままで 期間 日曜日の24:30まで