アニマルちゃんの話が終わったので
新しいの書きますが
怪我や病気がちらほら出ます
ただ、主が無知な為
現実には違うかもしれませんが
フィクションってことで暖かい目で
見て頂けると助かります
恐らく🔞なしでatmzメイン
結局atmzなんよ、主は
あ、他もきちんと出しますよ
ちなみにどーでもいい話ですが
主が以前書いた作品が
あと♡100で10000なんですよー
行ってみたい領域ですね
この夏俺は
全てを失った
幼稚園の頃バスケに出会い
それからずっとバスケ一筋だった
友達との遊びもゲームも
恋愛だって棒に振って
がむしゃらにバスケに打ち込んだ
高校では強豪校に入り
1年でレギュラー入り
進路だってリーグからお誘いがあり
ほぼ確定で憧れだったあのチームの
一員になれる順風満帆な俺の人生
インターハイ優勝を目指し
地区大会決勝に挑んだ3年の夏
気づけば俺は病院にいた
先生
先生
先生
先生
先生
なんてつらつら話す主治医の言葉を
俺は右から左に受け流していた
隣で母親が必死にお礼を言ってるけど
俺には余計なことでしかなかった
完全に夢が絶たれた今
俺は生きてることすら無意味に感じた
面会時間が終わり母親は帰っていった
無駄に生かされても
何も無い俺の未来
mz
mz
…………神様を56す?
そうだ、そうしよう
mz
mz
mz
点滴をぶち抜き
固定されまくって感覚のない右足を
引きずりながら俺は屋上へ向かった
何とか屋上に辿り着くと
同い歳位の人が1人で
フェンスから外を見るように立っていた
もしやコイツも俺と同じ
こっから飛び降りようとしてんのか?
まぁそんな事どーだって言い訳なんだが
と思っていたら
急に言われびくりと身体が跳ねた
何だコイツ…………
だってそうじゃん?
そう聞くぐらいなら振り返って確認すれば良くない?
とりま、変なやつはほっといて
俺は飛び降りれそうな所を探そうと動くと
………は?匂いって何?
人当てゲームでもしとるんか?
mz
訳分からん独り言に何故かイラつき
つい初対面の人に罵倒を浴びせてしまった
この時は俺のメンタルもボロボロだったから
八つ当たりに近かったかもしれない
mz
mz
mz
mz
マジで何なんコイツ
何でずっと外見て喋ってんの?
確定でカッコつけかナルシストっしょ
mz
意味わからんやつはお断りって事で
無視して歩き出したのに
コイツの言葉に耳を疑った
mz
mz
コイツの放った言葉が
偽善者すぎて、勝手すぎて
俺のイライラは頂点に達した
mz
mz
mz
mz
mz
図星を突かれ、カチンと来た
mz
mz
mz
mz
mz
別に普段ならそんな熱くもならないし
全然無視するし
でも体育会系で生きてきた俺にとって
目を見て話さないのも許しがたかったし
何よりコイツの言葉に負けた気がした
そこもまた腹が立った
感覚のない足を無我夢中で引きずり
奴に近づき胸ぐらを掴み
無理矢理俺の方に向かせると
mz
奴の目は黒目が薄いグレーが滲み
パッと見全てが白目に見えた
mz
すると奴は少し困ったような表情を浮かべるも
笑顔でこう言った
『目が見えないんだ』
コメント
10件
見るからに神作の予感、、、!! 続きが楽しみです!! ♡いっぱい押させていただきますね!!(ブラウザ版なので10が限界ですが、笑)
ぬぬぬさん本当に尊敬です…! あのお話もこちらも♡押しときますね
わぁ〜、天才ですね、こういう系のお話大好きです!♡押しときますね!