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僕のふう。絶対に守る。

僕のふう。絶対に守る。

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僕のふう。絶対に守る。

♥

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2019年07月18日

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僕はあれから、病院生活をおくることになった。

既に病院にいる人からして、僕は新人なのだろう。

まなぶ

ふう?僕達の新しい生活の始まりだよ。

ふう

そうだね!
楽しみだね!♪

まなぶ

うん♪

お母さん???

まなぶ…。

お母さん???

ごめんなさい……。

まなぶ

なに?

まなぶ

僕はふうといれれば寂しくないから大丈夫だよ?

お母さん???

まだ、そんなこと……。

まなぶ

いこ?ふう。

ふう

そうだね!いこ♪

まなぶ

うん♪

お母さん???

……まなぶ。しっかり食べなさいよ。それと、しっかり病気を治して…。

僕は無視して、部屋へ向かった。

まなぶ

ふう?どうしようか?

ふう

たしか、受付の人に挨拶するんだよ!

ふう

丁寧にね!

まなぶ

うん♪

僕は受付へ向かい、お薬手帳を用意する。

ふう

挨拶の仕方わかる?

まなぶ

うん♪もちろん♪

受付の人

まなぶ

すみません。予約したまなぶです。

受付の人

お待ちしてました。

受付の人

お部屋はこちらです。

受付の人

案内します。

まなぶ

ありがとうございます。

まなぶ

お世話になります。

ふう

むぅ~……。

まなぶ

大丈夫。僕はふうしか好きにならないから。

ふう

ありがとう!
まなぶ!♪

受付の人

ちょっとうるさいですよ?

まなぶ

すみません。

ふう

気難しい人だね~?

まなぶ

うん。

受付の人

はい。ここね。

部屋を案内すると、僕に部屋の鍵を渡して、受付の人は怒った様子で戻っていった。

ふう

あんなに怒ることないのにね!

まなぶ

だね。

ふう

とにかく、荷物を置こう?

まなぶ

うん♪

僕は荷物を置くと、窓を見る。

ふう

素敵な窓だね♪

まなぶ

うん。素敵だ。

まなぶ

ここで僕の新しい生活が………。

まなぶ

pcはなくなっちゃったけど、携帯で遊べるからね。

ふう

うん♪うん♪だね♪

ふう

一息いれたら、探検しよう?

まなぶ

うん♪いいよ♪

まなぶ

楽しみだなぁ。

ふう

私も!

ふう

ねぇ、まなぶ。

まなぶ

どうしたんだい?

ふう

まなぶは、私の事をどう思ってる?

まなぶ

ん?好きだよ?

ふう

それはわかってるよ。

ふう

けどそうじゃなくて、具体的にどう思ってるの?

まなぶ

僕は……。

まなぶ

ふうは、優しくて、可愛くて、僕と意見が良く合うし、守りたい。

ふう

ふぅーん。

まなぶ

どうしたの?

ふう

だってわかってることだもん。

まなぶ

そっかぁ。

まなぶ

ふうは僕の一部だもんね♪

ふう

そうだねぇ♪

廊下が騒がしくなった。

まなぶ

なんだろう?

ふう

行ってみようよ!

僕は廊下に出ると、声のする方へ向かった。

ここは2階。

端にいっても声の元にはたどり着けない。

僕は階段を上がった。

すると、声が大きくなってきた。

ふう

そろそろだよ!

まなぶ

うん!

僕は息を切らしながら声のするであろう部屋へ向かった。

部屋につくと、看護婦さんが何人か倒れていた。

ふう

まなぶ…!

まなぶ

!!

???

やぁ。待っていたよ。

カーテン越しから少年の声。

立ち止まっていると、その声の持ち主はカーテンから出てきた。

???

クククッ…。

ふう

まなぶ!こいつやばいよ!

まなぶ

わかってる。ふう。

???

おぉ?

???

お前も見えない何かが見えるのか?

まなぶ

黙れ!

まなぶ

ふうはいるんだ!ここに!

???

クククッ……。

???

俺は幻覚を見える。

???

俺もお前も同じ、世界の被害者なのさ。

ふう

信じちゃだめだよ!

まなぶ

………。

???

なぁ?わかるだろう?

???

この看護婦共も、俺らを病院という名の牢屋に閉じ込めようと必死なんだ。

???

なぁ?

???

わかるだろう?

???

ここから出たくないか?

ふう

信じちゃだめだよ!!

まなぶ

興味ないな。

まなぶ

ふうはここにいる。

まなぶ

けど、お前は人を倒した。

???

少ないわずかな犠牲だ。

???

俺が脱出するには必要不可欠なこと…。

まなぶ

その為に倒したっていうのかっ!?

ふう

まなぶ!倒しちゃって!

僕は拳に力をいれる。

こいつをここから出したらいけない!

が、

相手の回し蹴りでガードを崩される。

まなぶ

なっ…!?

そして、僕の腹に足がめり込む。

まなぶ

がぁぁ!!

ドジャンガシャリリン!!

ふう

まなぶ!しっかりして!

まなぶ

ううぅぅぅ……………。

引きこもり生活を、僕は長い間してきた。

その結果、僕の身体は衰弱していた。

ふう

まなぶ!起きて!!

まなぶ

ふぅ……ぅぅぅ………。

僕は起き上がろうとしたが、力が入らなく、立てなかった。

ふう

お腹の痛みで立てないんだよ!

ふう

また同じところをやられたら…!

僕は両手でお腹を守る。

???

ヒヒヒッ!
これぞ!ボケモンよぉ!

???

弟よ…。これで帰れるぞ…。また、ボケモンが出来るんだ…!

まなぶ

ふ………う………。

ごめん……。

僕はあまりにの痛さに気を失う。

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