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注意書きなどもありますので 確認をお願いします。

・モブ出てきます ・暴言あります

ではどうぞ。

"SnowMan とあるライブの日"

Hikaru

最終確認するよ〜。

Daisuke

もう後15分で始まっちゃうのか〜!

Koji

めっちゃ楽しみやな!

Ryohei

久しぶりだもんね。

Hikaru

まず最初に4人ステージに出てきて……。

Hikaru

で、その後にまた4人出てきて……最終に俺が出てくる。

Hikaru

それで1曲目がスタート。

Hikaru

ここまで良い?

Tatsuya

把握してる。

俺達は最終確認としてライブの流れを 振り返っていた。

衣装も着て、メイクもヘアセットも 完璧。

発声練習も皆で行った。

Hikaru

……よし、最終確認も終わり。

『SnowManの皆さん、本番5分前ですのでこちらにどうぞ!』

Raul

緊張する〜……。

Ren

大丈夫、今まで通りやれば行ける。

Raul

そ、そうだね……いつも通りいつも通り……。

Koji

舘さん衣装派手やなぁ!

Ryota

でしょ。

Daisuke

このふわふわ感が良いね。

Ryota

俺も気に入ってる。

と言いつつも皆緊張している。

顔に出ているんだからすぐ分かる。

俺も緊張している。

Shota

……ふぅ……。

Tatsuya

張り切って行くぞ、なべ。

Shota

……おう。

そしてライブが始まった。

ファンの人の歓声を浴び、俺達の歌声は強さを増していく。

一人一人、ファンの人にちゃんと 届くように。

Hikaru

盛り上がってるかー!!

Daisuke

皆楽しんで行こうぜー!!

……そして、最後の曲。

俺達一人一人にしっかりとした ソロパートがある曲だ。

失敗は許されない。

……まぁ、何度も歌詞は飛んだ事は あるけれど。

Shota

(……もうすぐで俺だ。)

Shota

(サビに繋がる大事な部分……ちゃんと歌わないと。)

そして、俺の番がやってきた。

ファンの人達を見て、俺はマイクを 握り締めて。

声を発した。

…………その、つもりだったのに。

Shota

……!?、

Shota

(マイクが起動してない、!?)

俺の声はマイクを通して会場に 響かなかったのだ。

驚きでマイクを咄嗟に確認するが、 電源のスイッチはONになっていた。

Shota

(は、なんで……!?)

Shota

(こんな時にマイクが故障したのか……?)

内心焦りまくっていた。

Shota

っ、

ふと、前を見た。

Shota

(……あ、)

俺から見える全ての視線が、こちらに 向いていた。

横を見ればメンバーが見つめていた。

Shota

っは……、

呼吸が乱れてしまいそうだった。

見つめられる恐怖を感じた。

……その時。

Daisuke

おーい翔太!もしかしてまた歌詞飛んだ?w

気付けば少し長めの間奏に入っていた らしく、メンバーがマイクを通して 俺に話しかけてきた。

Koji

しょっぴーの歌声聞けへんだわ〜……。

Raul

しょっぴードンマイ!w

Tatsuya

ラスサビは頼んだぞー?

Shota

あー、はは……皆マジごめん。

どうやら歌詞が飛んだと思われている ようだ。

俺はとりあえずファンの人に向かって 謝り、次の日ラスサビに備えるのだった。

……ライブが終わった。

俺達は楽屋へ戻ってきた。

Daisuke

最後締まらなかったなー!

Raul

まぁそういう時もあるよ!

Ryohei

たまにはこう言うのも良いね、面白い。

Shota

……ごめんごめん。

Shota

最後だからって油断したわ。

俺は何事も無かったかのように あの時の出来事を隠そうとした。

多分、音声側のミスだったのだろう。

俺のマイクに電源は入っていなかった。

Shota

(……でも、何であの時だけ、)

そう思っていた時だった。

Hikaru

……本当か?

Shota

……え?

Hikaru

……本当に歌詞飛んだだけか?

Shota

な、に……言って、

Hikaru

俺から見たら歌詞飛んでるようには見えなかったんだけど。

Koji

ど、どういうこと?

Hikaru

……何か隠してない?

Shota

……、

どうやら照にはバレてしまっている ようだ。

Shota

……本当の、事……言うと、実は、

俺は本当の事を話す事にした。

Shota

……マイクの電源、入ってなかった。

Raul

えぇっ!?

Shota

スイッチはONになってるのに、電源が入ってなくて声通らなかった。

Ren

な、何でそれ隠したの?

Shota

……歌詞、飛んだって事にした方が……面白いだろ……?

Ryohei

いや、面白いけどそれとこれとは話が変わってくるよ。

Hikaru

……設定をいじらないとマイクの電源は切れないはず。

Hikaru

間違って翔太のマイクの電源落としたって言う可能性は低いよ。

Daisuke

え、じゃあ……わざとって事……?

Shota

っいや、もうこの話は良いよ……。

Shota

俺大事にはしたくないし、

Ryota

……いや、もうなっちゃってるかも。

Shota

は、?

Ryota

……スマホに流れてきた速報の記事なんだけど。

Ryota

翔太、ライブで口パク疑惑が出て大騒ぎになってるよ。

Daisuke

口パクなんてそんな、!

Koji

そもそも声通らんかってんやから口パクにはならんはずやろ!?

Ryota

噂に噂が重なって口パク疑惑になっちゃったみたい。

Tatsuya

捏造だろ、そんなの……。

Hikaru

……。

Raul

ど、どうしよう……!?

Hikaru

……このまま捏造で放っておく訳にはいかないだろ。

Hikaru

俺達で真実を世に出そう。

Hikaru

翔太は口パクなんかしてない、正々堂々歌おうとしてたって。

Shota

(……うそ、だろ、)

Shota

(なんで、こんな……、)

Ryohei

……翔太、大丈夫。俺達は味方だよ。

Shota

……うん、ごめん……ありがとう。

俺達は運営の方に問いただしに来た。

Hikaru

たった今、この記事が出て炎上騒ぎになってるんですけど知ってますか?

運営スタッフ

知ってますよ、ライブが終わって少ししたら速報記事が流れてきてビックリしました。

Hikaru

……なら、もうお分かりですよね。

運営スタッフ

……何をですか?

Hikaru

翔太が口パクなんかしていないって事。

Hikaru

あのミスは、翔太が歌詞を飛ばした訳ではありません。

Hikaru

マイクに電源が入ってなかったらしいですよ。

運営スタッフ

……私達はそんな事知りませんが?

Hikaru

……何を、

運営スタッフ

私達側のミスだと言いたいんですか?

Hikaru

結論から言ってしまえばそうです。

運営スタッフ

何を根拠にそんな事を言えるのですか?

運営スタッフ

たった1人の証言だけで、本当にマイクに電源は入ってなかったと信じるんですか?

Ryohei

俺達はメンバーを信じてます。

Ryohei

翔太はちゃんとマイクの電源をONにしていたと言っていました。

運営スタッフ

ですがそれも渡辺さんだけの発言でしょう?

運営スタッフ

設定をいじらない限りマイクの電源は切れません。

運営スタッフ

私達が故意で電源を落としたとでも言いたいのですか?

Hikaru

そうじゃないんですか?

どうやら相手側はミスをみとめてくれないようだ。

……そもそも、俺が間違っているのか?

俺の見間違いで、本当はマイクに 電源は入っていたんじゃないか?

俺が間違ってマイクをOFFにした だけなんじゃないか?

運営スタッフ

証拠も無いのに私達を疑ってもらっちゃ困りますよ。

運営スタッフ

だから口パク疑惑が出るんです、しょうもない嘘なんかつくから炎上するんですよ?

Hikaru

……もう1回言ってみろ。

運営スタッフ

あれ、聞こえませんでしたか?それなら何度でも言ってあげますよ。

運営スタッフ

"しょうもない嘘"なんかつくから炎上するんですよ?

運営スタッフ

分かりますよね?

Hikaru

ってめぇ……!!

今にも照が殴りかかりにいきそうな 勢いだった。

Ren

ま、待って岩本くん手は出しちゃだめっ、!

Shota

っ、

……俺の、所為で。

Shota

もう良いからッ!!!

俺は、そう叫んだ。

Shota

……もう、良いから。照。

Hikaru

……。

Shota

……行こう。

運営スタッフ

やっと嘘だと認めましたか、渡辺さん。

Shota

……。

運営スタッフ

貴方の所為で仕事が止まってるんですよ、分かりますか?

運営スタッフ

貴方達がやってたライブの片付けをしないとならないんですよ。

Shota

……すみません。

運営スタッフ

次、しょうもない嘘ついたらSnowManは嘘つきの集団だと世間に知らせますからね。

Shota

……ぅ"……っ、

俺だけの責任なのに、皆まで巻き込んで しまった。

それを思うと涙がボロボロと 溢れ出てきた。

Tatsuya

……翔太の事連れてってあげて、4人くらい。

Koji

……しょっぴー行こ。

Ryohei

俺も行くよ。

Raul

俺も。

Ren

しょっぴー大丈夫だからね。

Shota

う"……っ、ひぐ……、

運営スタッフ

泣いたって無駄ですよ?

運営スタッフ

世間には口パクだって、もう知れ渡ってるんですから。

Tatsuya

翔太とはもう関わらないでください。

Tatsuya

今からは俺達と少し話しましょう。

そして、楽屋に戻ってきた。

戻る最中にすれ違うスタッフさんに 見られないように阿部が上着を 被せてくれた。

Ryohei

とりあえず座ろっか。

と、ゆったり寛げるソファーに 座らされる。

横には康二が座ってくれた。

Shota

っごめ"っ、ごめん"っ"…、

Shota

ぜんぶっ、おれの、せいでっ、

Koji

しょっぴーの所為ちゃうよ。

Ryohei

そうだよ、言ったでしょ?俺達は翔太の味方だって。

Shota

っで、もっ……こんな、ことになっ、てっ、

Ren

大丈夫だよ。

Raul

しょっぴーに酷い事言う奴は俺達が許さないからね。

Shota

っう''……っ、ひぅっ……、

Koji

……ホンマに許せやん。

Koji

しょっぴーにあんな酷い事言うなんて思わんだ。

Ryohei

運営側のミスじゃないにしても、あの態度は無いね。

Raul

俺もう手出そうだった。

Raul

流石に我慢したけど、限界だったもん。

Ren

……何とか誤解を解かないと。

Ren

しょっぴーは口パクなんてしてないし、このミスは運営側のミスだって。

Shota

ぐす……っ、ひぐ、

Ryohei

とりあえず、照達が今何とかしてくれてると思うから帰ってくるのを待とう。

Ryohei

翔太は何も考えなくていいからね。

あの後、照達は数十分経った頃に 帰ってきた。

やはり激しい口論になったらしく、 騒ぎを聞きつけたスタッフさん達が 何事かと駆けつけてきたと言う。

けど、ふっかの右頬は少し赤く 染まっていた。

Koji

ふっかさんどしたん!?

Raul

も、もしかして殴られた……?

Tatsuya

ちょっとねぇ……。

Tatsuya

駆けつけてきたスタッフさん達に取り押さえられてたんだけど、

Tatsuya

抜け出して俺の頬殴ってきた。

Ryohei

とりあえず冷やさないと……氷は確かここに……あった、これで冷やして。

Tatsuya

阿部ちゃんサンキュ。

Ren

それでどうなったの?

Hikaru

警察沙汰になった。

Hikaru

あっちから手出してきたからね。

Shota

……、

ふっかの頬は痛々しかった。

それに、他の3人の服も少し乱れているのは多分争いあったからだろう。

Hikaru

俺は今から事情聴取があるから、佐久間と行くつもり。

Hikaru

皆はどうする?

Ryohei

俺は待ってるよ。

Koji

そやな……俺も待っとる。

Raul

あんな事があった以上、何もせずに帰る訳にはいかないし。

Daisuke

長くかかるかも知れないから帰る時はメールでも入れといて!

Tatsuya

ありがとう、2人とも。

Hikaru

……翔太の事、頼んだ。

照と佐久間は楽屋を後にした。

そして、少し無言が流れたが すぐに涼太とふっかがこちらへやってきた。

Ryota

……大丈夫?

Tatsuya

だいぶ擦ったな、目赤いぞ。

Shota

……、

俺の為に言い争ってくれた4人の事を 思うと、また涙が零れそうになった。

Ryota

……泣いていいよ。

Shota

……もう、なかない、

Ryohei

さっき沢山泣いたもんね。

Shota

……目、痛い……し、

Tatsuya

じゃあ休憩用に持ってきた使い捨てホットアイマスクあげるから、これで少しマシになるだろ。

Shota

……あり、がと、

Shota

……あと、ごめん、

Tatsuya

何で翔太が謝るんだよ。

Shota

……だって、ふっか……殴られた、し……涼太も、服乱れてるし……色々……俺の為にしてくれた、って……思って、

Ryota

……SnowManは家族も同然なんだから、誰か1人が傷付けられたら皆で守るのは当然だよ。

Ryota

俺達は翔太を守りたかった。

Tatsuya

翔太は何も悪くないんだから、謝らなくていい。

Koji

そやで、しょっぴー。

Koji

こういう時こそ俺達に甘えてくれてええんやから。

Ren

何があってもしょっぴーの事守るから、心配しなくていいんだよ。

Raul

そうそう!自分を責めないで欲しいな。

Ryohei

何度も言うけど、俺達は翔太の味方だからね。

Shota

……っん、うん……っ、

あの後、炎上騒ぎは一瞬にして 収まった。

何故なら警察へ連行されていった 運営スタッフのミスだと認められた からだ。

……だけど、俺には一生のトラウマに なってしまった。

Shota

……だから、こわくて、

Shota

皆の、目が……見つめられるのが、こわくて、

Ryota

……そっか。

Ryota

俺達はもう解決したモノだと思ってた。

Ryota

でも、翔太にとってはずっと辛かったんだね。

涼太はずっと俺を優しく 抱きしめてくれた。

Shota

っひぐ、う……っ、

Ryota

話してくれてありがとう。

Ryota

今日はもう休もっか。

Shota

っん、でも……ごはん、たべる、

Ryota

お腹すいた?

Shota

っうん……、

Ryota

味噌汁の具何でも良いか聞きに来たんだけど、どう?

Shota

なんでも、いい、

Ryota

分かった、一緒に来る?

Ryota

リビングで待ってても良いけど。

Shota

……いく、

Ryota

じゃあ作るからソファー座って待ってて。

Shota

うん、

閲覧ありがとうございました。

憂鬱にさようならを

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