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家の中
紫桜
悠哉(ゆうや))何だ、帰ってきたのか?
紫桜
悠哉)はえぇなぁ、もう少し監禁されても良かったぞ?
紫桜
悠哉)後ろ…………彼氏!?
紫桜
華蓮)いやぁ、あん時は酷かった
家の中に入れば直ぐにこれだ、愛娘が帰ってきたと知るや否や親父達はすぐにリビングに駆けつけてくる親バカの発揮ぶりが素晴らしい
颯士(はやと))紫桜が帰ってきたって!?
紫桜
豹馬
颯士)帰ってくるんだったらもっと早く言ってくれよ〜何も準備してないぞ?お茶も菓子も玩具も
紫桜
颯士)後ろ……もしかして君達が?
玲王
華蓮)あー、それ知ってる、私が電話で聞いて許可出した
颯士)え!?言ってよ華蓮ちゃん!酷い!
華蓮)うっさい近寄んな、お前らただでさえコイツ甘やかしてんのに話したら「久々の愛娘ちゃんが帰ってくる」とか言って騒ぐだろ知ってるぞ?
紫桜
ソファに座れば何故か皆して私が座るソファを狙ってくる
紫桜
華蓮)私は母親よ?
紫桜
華蓮)私は母親だもの
悠哉)それを言うなら僕は父親だし?紫桜お父さんの膝に来なさい
紫桜
颯士)嫌われてやんの〜笑パパの膝がいいもんねー
紫桜
洋
紫桜
なんやかんやあったが…まぁ、気にするな(特に上)
紫桜
華蓮)見ての通りのカオスだけどね
紫桜
紫桜
華蓮)あー、そっか…私は月宮華蓮、月宮紫桜とその姉と兄と弟の母親よ
世一
紫桜
世一
紫桜
華蓮)で、こっちの2人が紫桜の父親にして私の旦那…颯士、悠哉、ヤト
紫桜
紫桜
紫桜
紫桜
誠士郎
紫桜
華蓮)言い方💢
紫桜
以下略!
紫桜
華蓮)雑さは私譲りね、感心感心
ヤト)誇らしげにしないで?君の雑さは酷いから
華蓮)…酷いかな
紫桜
颯士)目に当てられないレベルで
悠哉)正直どうやって母親大人やってるのか気になるレベルで怖いよ?
華蓮)……え、君らもそう思う?
世一
紫桜
華蓮)ごめんごめん笑からかい過ぎたよ笑
華蓮)にしても君らこの子面倒臭いでしょ?笑
紫桜
ヤト)コラ!
紫桜
華蓮)良いのよ良いのよ笑
華蓮)まぁでも実際、面倒臭いけど何だかんだ美人になったし大分素直だと思うわよ?この子
洋
世一
華蓮)大丈夫、半々ってところ!
蘭世
紫桜
廻
紫桜
華蓮)まぁ、確かに本気ならそうね、殺してるわね
紫桜
そんなこんな話したあと
華蓮)さ、紫桜
紫桜
華蓮)デート中はこっちに居なさい、外にいてもお金が無駄になるわよ?
紫桜
華蓮)君たちは何が食べたい?極力一緒の方が嬉しいわ
世一
華蓮)えぇ、君ら学生でしょ?それにお金無いでしょ?
紫桜
颯士)良いの?華蓮ちゃん
華蓮)えぇ、勿論よ
蘭世
紫桜
世一
誠士郎
紫桜
華蓮)まぁいいけど…
ヤト)あ〜、着いてく人いるね?
紫桜
廻
華蓮)あんたらのうち1人と、そっちのうちの一人、どうする?
悠哉)じゃあ俺が行く!お前らはタレ作っとけ
ヤト)マジ?ラッキー♪
世一
ヤト)ん?そーだろ?外寒いし荷物重いし!家ん中でタレ作ってる方がまだマシだわ笑
世一
ヤト)君らはこう思ってるだろ?「お嫁さんの事嫌いなの?」って
ヤト)全然違うからね?信頼しているから任せるの、「コイツらのうちの誰かが居るから平気」ってね
華蓮)私が散々鍛えたんだからね?毎日ちょこちょこ着いてきて
紫桜
玲王
紫桜
華蓮)邪魔臭かった
紫桜
華蓮)そう、可愛いけど邪魔、掃除とか料理とか…手伝ってくれるならまだしも着いてくるだけだから邪魔
洋
紫桜
華蓮)当たり前よ?洋君
紫桜
紫桜
華蓮)そうなの〜、いやぁ、頭を抱えたわよほんと
紫桜
影汰
紫桜
旅人
紫桜
旅人
ヤト)決まらないっぽいし、行こうかなぁ…
紫桜
颯士)君らお手伝い担当とか決めてないの?
世一
颯士)そっかァ…決めておいて損は無いと思うよ?
凛
華蓮)颯士ー?私ら買い物行ってくるから子供らの面倒と諭し頼んだぞ〜
颯士)はーい!
色々あったが…私ら親子チームはお買い物、彼女の父親とその彼氏チームに移行します(決してつまんないだろうから……とかでは有りません)
世一サイド
颯士)ほら!一緒に暮らすのを視野に入れたら必要だよ?
颯士)それとも……紫桜に全部任せるつもりなの?
世一
颯士)そう思ってるなら尚更必要だよ?役割分担
颯士)確かにね一緒に居たいとかあるかもしれないよ?
颯士)でもさぁ…それで迷惑かけたらダメじゃん?洗濯物している間にお買い物出来るよ?なんなら料理も出来るよ?
颯士)お散歩したりゲームしたり…そんなことよりも君らは紫桜に甘やかして貰う方が得じゃない?
誠士郎
颯士)それに…頼まれるのって嬉しいんだよ?信頼しているから任せてくれるんだから
冴
颯士)その分…君らに頼ってない紫桜はまだ信用してない部分があるのかも知れないね
世一
颯士)まぁ、あの場面だったら逃げること出来ないだろうね…何だかんだ君らの事を少しは信用しているっぽいけど
世一
颯士)だね〜、あの子猫みたいだからさ
世一
颯士)君らが頼りないから「しっかりしなきゃ」って気張ってるんじゃないの?
世一
颯士)まぁ、頼りないとは思うよね、それに…良く喧嘩しているだろ?
颯士)多分そこが嫌いなんだろうね、それと…… そうだな、後ろを着き回ったりすぐ 甘えたりしてない?
誠士郎
豹馬
颯士)紫桜は甘やかしたいもあるが甘やかされたい…も、有るからな
洋
颯士)そうだよ?あの子甘えん坊だからね笑
颯士さんは笑いながらすき焼きのタレを作り、終わったら俺達の前のソファに座った
颯士)ま、つまりは精神面を強化しろ、って事よ
玲王
紫桜
世一
紫桜
フラッと帰って来ては直ぐに食材を中にしまう
紫桜
颯士)全然違うよ紫桜笑
紫桜
颯士)紫桜が可愛すぎて頼られる男になりたいって言われたからね
紫桜
颯士)あ、照れてる笑
影汰
紫桜
華蓮)怒ってら〜笑
紫桜
洋
影汰
紫桜
颯士)顔真っ赤〜笑
紫桜
華蓮)そんな紫桜ちゃんにはこちらを授けましょう
紫桜
華蓮)サクサクしてて美味しいのよねーはいチョコチップ
紫桜
全員)(可愛いッ!!)
紫桜
冴
紫桜
華蓮)貴女の好きな物はほんと分かりやすいわね、君達にも気休め程度だけどパンを買ったから食べて
世一
華蓮)えぇ、愛娘の可愛い恋人だもの
世一
紫桜
華蓮)は、早くない?
紫桜
華蓮)あそこのパン美味しいものねー笑
世一
華蓮)なんてったって創立当時はテレビに引っ張りだこだし有名人も良く通ってる…って、話でさらにお客さんが増えて……
紫桜
影汰
紫桜
影汰
華蓮)ごめんなさいね〜マイペースだから笑
お昼ご飯シーンカット!
紫桜
世一
紫桜
華蓮)あらあら、実家だから眠たいのかしら笑
紫桜
華蓮)部屋なら綺麗にしているし寝に行けるわよ?
紫桜
世一
紫桜
洋
蘭世
世一
華蓮)君達の前で寝ているのならいいわ、一緒の部屋で寝てるんだって?
世一
華蓮)あの子を試しに嫌いな子(悠哉)と寝かせてみたことがあるのよ
世一
華蓮)えぇ、悠哉よ
世一
蘭世
華蓮)小さい頃はねぇ笑
悠哉)風呂も入らん一緒に寝ん…もう酷かったわ……なんなら出掛けることすらも嫌がってたから…
世一
悠哉)…泣きてぇな……
世一
華蓮)で、その大っ嫌いな悠哉と寝かせた結果…ギャン泣きよ笑
悠哉)そりゃもう蹴って蹴っておもちゃ投げて……最悪本の角で殴って来たからな
洋
豹馬
悠哉)俺何もしてねぇよ!ただ髭が生えたまま頬ずりしただけだろ!
廻
華蓮)ほら見た事か!
悠哉)なんでだよぉ"ー!
華蓮)小さい子は誰だって髭が生えたほっぺ触りたくねぇんだよ!
ヤト)バカだなぁー笑
ヤト)その点僕ら綺麗だし?
悠哉)ズボラはダメってことか……
華蓮)君らはこのバカを見習って髭剃りしなさい?この人何回か殴られてたから
凛
華蓮)ホント…あの子も大人になったわね〜、あの子が大きくなればなるほど私達は年追う…嬉しいのか悲しいのか
華蓮)孫の顔が見れるといいわね〜笑
世一
豹馬
世一
華蓮)ふふ笑ゆっくりで良いのよ、私達が急かしたって授かりものだし楽にくたばらないわよ?孫が見れるまで笑
そういう彼女の親の顔は柔らかかった、身なりはすこしあれだが……でも、親の顔だった
誠士郎
世一
華蓮)あら、君達あの中でもお勉強?
洋
華蓮)あらあら、じゃあ教えてあげて?ヤト
ヤト)え、ヤダ……
華蓮)唯一この中で英語なんて言う高度技術できるのアンタだけじゃないの
ヤト)チェーこの僕が教えてあげるんだから光栄に思えよー?
世一
凛
誠士郎
蘭世