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通報✕ ㅇ苦手な人は自己防衛お願いします ㅇそれでもいいよって人はゆっくりしていってね( *¯ ꒳¯*) ※ここだけで楽しんでね! ※本人様とは一切関係ありません
【 もう少しだけ … 】
LET'S GO!!
放課後、カーテンの隙間から入ってくる風にあてられ
目を細めるキミの綺麗な横顔を
俺は廊下からずっと見つめていた
橙
もう少しだけ見つめていたい
なんて考えがよぎったが、 結局、気づかれぬように立ち去った
片思い __
一方通行の愛ほど苦しいものはない
俺はきっと恋する相手を間違えた
あの日、あの教室でキミを見つけてしまった
その瞬間から心奪われたのだ
隣のクラスの男の子
整った顔立ちで、大人しい子
橙
明日はもう少しだけ …
昼休み 。
廊下を歩くキミの後ろ姿を見つけた
少しだけ ___
そうやって勇気を出してキミに言う、
橙
くるりと振り返るキミの手には、俺のお気に入りの小説が握られていた
紫
橙
紫
ぱっと顔を明るくさせる
その表情初めて見た…
紫
橙
紫
橙
紫
橙
何故か意気投合して、いつの間にか俺たちは立ち話していた
紫
橙
紫
もちろん知っとるよ 。
キミは俺の名前聞くの初めてやろうけど …
橙
紫
橙
紫
キミの顔は、心做しか嬉しそうだった
友達か …
今日、いきなり話しかけられた人に言われた言葉 。
紫
楽しそうに話していた彼の顔を思い出して、そんなことを考えていると
紫
早速連絡がきた
橙
紫
橙
紫
橙
うんうん って頷いてるスタンプを返す
橙
紫
橙
紫
初めてつけてもらったあだ名 …
すっごい気に入った
橙
紫
優しいなぁ橙くん … 。
好きかも …
紫
俺はスマホを握りしめたまま布団に突っ伏し、そのまま眠りについた
紫
橙
あれから約1ヶ月 。 俺たちの距離はぐっと縮まった
下駄箱から教室までの少しだけの時間
クラスが違うから少しだけだが、 毎日この時間が楽しみで仕方ない
紫
少しだけ __
橙
俺は紫-くんの腕を掴む
橙
紫
そう言ってキミは笑ってくれた 。
約束の時間の10分前 。
俺はもう屋上に来ていた
紫
誰もいない場所 。
空に向かって呟いてみる 。
初めは『友達』っていう関係が嬉しかった
でも今はそれ以上でいたい 。
橙
息を切らしているキミ
きっと走って来たのだろう 。
俺に会うのが楽しみで走って来てくれたのかな … ?
なんて自己中な考えがめぐる
紫
少しだけ勇気を出した言葉 。
橙くんは気づくかな ?
橙
返ってきた言葉はそれだった。
何それ … 期待しちゃうじゃん 。
今言おう 。
期待が冷めたら きっともう機会はない 。
紫
紫
紫
恥ずかしさで俯いてしまう
早く何か喋ってよ …
橙
紫
不思議な質問だった 。
橙
真っ直ぐな瞳で見つめられる 。
紫
橙
爽やかな風が、俺たちの髪を優しく揺らす
そんな風以上に爽やかな橙くんの声は、屋上に響いていた __
紫
紫
橙
紫
少しの勇気が 沢山の幸せに繋がるって
来週の結婚式で言おうかな 。
もっち
もっち
もっち
もっち
もっち
コメント
5件
お久しぶりでのコメです! めちゃくちゃ可愛いしめちゃくちゃ幸せでなんか泣けちゃう(´;ω;`) 式にはお祝いに、えーとえーと、栄養ドリンクとローションを1ダースずつ持参いたします!
え...、来週結婚式...!? 行かなきゃじゃない...!((殴殴 もう何から何まで 好きでした〜(´;ω;`)(( ありがとうございます(´;ω;`)((?