お久しぶりです_______________
瑠歌
やっ、やめろぉっ!!
父親
ァ?父親に向かって何だその言葉使いはッ!
瑠歌
……
瑠歌
父親だと言うことは最初から分かっている
夏海
お兄っ……ちゃ……
瑠歌
夏海を離せェッ!
父親
ァ?
父親
なんだァ聞こえなかったなあ〜(´艸`)
瑠歌
ッ包丁ッ……
グザッ!!
夏海
い、ぃやぁぁあ!!
瑠歌
フーっ、フーっ、
夏海
お兄っ……ちゃん……??
父親
( -ω- `)フッ
父親
最初からこうなるのは分かっている!!
瑠歌
え……ッッ
夏海
え……?
夏海
お兄っ……ちゃん??
バタッ
瑠歌
な、夏海ッッ!!
瑠歌
い、息をしてない……
父親
ククク
瑠歌
お前……許さない
父親
父親に向かってなんだその態度は?
瑠歌
お前は俺たちの父親じゃない
瑠歌
本当の父親は墓の中だ
父親
アーッ、バレたか
父親
まあいい、今週の報酬全部貰えたからな。
瑠歌
……クソっ
瑠歌
夏海……絶ッ対に助けてやる
父親
ァ?もうお前の妹は死んでいるぞ??
瑠歌
それは知っている
瑠歌
夏海の心を助けるんだよ。
父親
アーッ、意味わかんね
父親
じゃあなノミ蟲www
瑠歌
……なんとでも言ってろ。
〜年月が過ぎ_______________〜
瑠歌
ふう、今日で俺は高3かー、
瑠歌
あっという間だったな〜
瑠歌
??
…っこっち、こっち……
瑠歌
?誰だ
瑠歌
?屋上の方を指しているな……
瑠歌
行ってみるか
瑠歌
……
瑠歌
誰もいないじゃt
夏海
久しぶり
瑠歌
え……?
瑠歌
夏海
私の事、覚えてる?
瑠歌
ああ。
夏海
ふふっ、ありがとう
瑠歌
てか……
瑠歌
忘れる訳ねーだろ
夏海
ふふ、そうね。
夏海
自慢のお兄ちゃんだもの
瑠歌
ああ、そうだな……
夏海
あ、言い忘れてた
夏海
今日はお兄ちゃんに言いたいことがあるんだ。
瑠歌
ん?何だ?
夏海
私が死ぬ時言い忘れてた言葉
夏海
それは、
私の分まで生きてね_______________