無時 舞
無時 舞
無時 舞
無時 舞
無時 舞
無時 舞
無時 舞
無時 舞
無時 舞
無時 舞
無時 舞
水
赤
桃
水
水
桃
水
桃
水
桃
桃
そう言いながら、水の頭をいつものように撫でる
水
桃
桃
桃
水
桃
少し悲しそうな顔をしている桃ちゃんを横目に、 自分の靴箱を開けて、靴を取り出した
桃
桃
水
桃
桃
桃
水
水
桃
水
桃
水
水
水
桃
桃
水
水
桃
桃
桃
水
桃
水
桃
水
桃
水
水
桃
桃
水
桃
水
桃
水
<桃ー!!
水
桃
水
水
水も頑張らないとだね
ガタッ
水
水
赤
赤
水
赤
赤
水
赤
赤
水
赤
水
赤
水
水
赤
赤
水
水
赤
水
赤
水
赤くんって、好きな人いたんだ…
なら、水はあげない方がいいのかもしれないな
だって、赤くんはモテるからたくさんの女子からチョコを貰うしね
…きっと、その中に好きな人のがあるんだろうな
水
水
水
横目で赤くんの席を見る
すると、赤くんにちょうどチョコを渡している女の子が視界に映った
モブ
赤
なんだか、あそこを見ていたら気分が悪くなってきた
もう、やめよう
赤
水
ッあ、目あっちゃった
急いで彼から視線を外し、机で俯いた
水
なんだか今日は、心が苦しいな…
あのあと、赤くんとは一度も話さなかった
時間は刻々と過ぎ去っていて 気づいたら放課後になっていた
あぁ
結局渡せなかった…
黄ちゃんと桃ちゃんには申し訳ないな
水
せっかく作ったんだし、食べるかぁ
ラッピングされていた赤色のリボンを解く
中にはチョコ風味のマフィンがいくつか入っている
水
生地はココアが少し強く、中にはチョコチップが散りばめられている
夕日が差し込む教室で、1人寂しく食べる
水
ガラガラガラッ
水
水
赤
赤
水
水
赤
赤
水
ほんとは赤くんにあげる予定だったなんてことは口が裂けても言えない
水
赤
水
水
水
赤
赤
赤
水
水
水
赤
赤
そう言って、マフィンを一つ掴む
赤
赤
水
水
赤
水
水
赤
水
その笑顔は反則だよぉ!!
赤
水
赤
赤
水
赤
水
あぁ
まさか、好きな人が水が作ったやつ食べてくれるなんて
思ってもみなかった笑
こんな偶然あるんだね笑
結局思いは伝えれなかったけど…
赤
水
水
赤
水
うちらのこの"特別"な関係を
まだ、この関係を壊す勇気はでない
君が好きだからこそ
もう少しだけ
このままでいたいと思った…
赤
水
赤
赤
水
水
鼓動がドクドクと波打つ 緊張なのか、恐怖なのか、はたまた両方の意味でなのかは分からないが、とてつもなく焦っている
赤
赤
赤
赤
水
水
赤
水
後ろを振り返ると、彼は笑顔で大きく手を振っていた
それに応えるために、水も小さくだが
手を振り返した
タッタッタッ
教室は、先ほど打って変わり 静けさに包まれていた
赤
小さく呟いた声は"愛する人"には届かなかった
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