高嶺
俺の名前は高嶺優
天王寺組の、武闘派極道や
高嶺
さっき、親父に組長室へと呼ばれた
そこで言われたんわ
「高嶺、さっきも言ったけどな」
「お前やったら、即攻撃するやろう」
「ただな、お前にやって死んでほしないと思うとる」
「やから、仮に神谷を見つけても、攻撃は絶対にすんな」
「下手をすれば、戸狩もまた狙われる危険もある」
「遥やってそうや」
「やから、攻撃はすんな」
そう言われた
高嶺
なんとなく、親父に言うたんわ朱音やと思っとる
組長室に入っていくの見とったしな
・・・・やけど
高嶺
高嶺
もう‥‥嫌やった
大事な人が‥‥助けられたはずの命が
目の前で…無惨にも散っていくのを見るのは‥‥
高嶺
高嶺
高嶺
俺は、ひっそりと持っていた鋏を手に取った
そして
ジャキィ"
ハラハラ‥‥
高嶺
高嶺
高嶺
高嶺
高嶺
高嶺
高嶺
高嶺
高嶺
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