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神楽 凜々愛
影城 不死夜
神楽 凜々愛
影城 不死夜
神楽 凜々愛
影城 不死夜
神楽 凜々愛
影城 不死夜
神楽 凜々愛
影城 不死夜
神楽 凜々愛
影城 不死夜
桃音「凜々愛麻酔の注射すんのにいつまで駄々こねてんねん!!」
ここは(廃)漆門地下闇病院。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
凜々愛は断固拒否か、勢いよく首を振った。そんなに嫌なのか。
影城 不死夜
ここで前回までを見てない人、 忘れた人のために復習しよう!
凜々愛は任務中に敵に右肩をザックリの切りつけられた。そして応急処置のために桃音のライターの火を(勝手に)使って自分の日本刀の刃を炙り傷口に当てて止血した。いわゆる麻酔無しの荒治療だ。
狼石 悟郎
桜木 壱茶
悟郎の治療が終わり、凜々愛が注射に駄々をこね初めて10分以上経った。子供かよ…弾丸や刃物の方がダントツに痛いのに、なんで注射は無理なんだが…
影城 不死夜
百峰 桃音
神楽 凜々愛
ついに決心がついたのか強気で言った。
神楽 凜々愛
涙目で桃音に手を差し出す。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
百峰 桃音
そう言いながら桃音は凜々愛の手を握った。しかも握る力やたら強い…
影城 不死夜
プスッ💉
神楽 凜々愛
そう言いながら不死夜は凜々愛の腕に麻酔の注射をさした。
百峰 桃音
桃音は凜々愛を慰めるように言った。手はまだ握ったままだ。恐らく治療が終わるまでずっとこの状態にするつもりだろう。手を離す気配が全く無い。
神楽 凜々愛
麻酔を刺した後、凜々愛は遠くを見つめているようで全く不死夜による縫合を見たりなどはしない。ていうか、いつもの物静かな凜々愛に戻ってる。
百峰 桃音
影城 不死夜
しばらくして、凜々愛の治療が終わった。
神楽 凜々愛
影城 不死夜
凜々愛が礼を言い切れる前に、不死夜は突然何かの気配を察知した。
パシッ
ヒュッ!
グサッ!
百峰 桃音
咄嗟に机に置いてた医療用のメスを何本かを取り、天井に向かって投げた。天井に刺さった医療用のメスは人型を描いているように見えた。
「うわあ!!?」
狼石 悟郎
桜木 壱茶
壱茶が武器を構える悟郎の肩に手を当てて止めた。医療用のメスが刺さった天井から聞き覚えのある声がした。
パカッ
天井の一部が開いた。
琉芭 大輝
そこから大輝が顔を覗かせた。 いやなんでいるんだよ。
神楽 凜々愛
百峰 桃音
琉芭 大輝
琉芭 大輝
大輝はその場で不死夜に反発した。
影城 不死夜
琉芭 大輝
百峰 桃音
桜木 壱茶
大輝は天井から降りた。
影城 不死夜
琉芭 大輝
狼石 悟郎
百峰 桃音
琉芭 大輝
琉芭 大輝
桜木 壱茶
神楽 凜々愛
百峰 桃音
代わりに桃音が答えた。
琉芭 大輝
琉芭 大輝
百峰 桃音
琉芭 大輝
琉芭 大輝
それを聞いた途端、ここにいる皆の気持ちが昂った。
百峰 桃音
狼石 悟郎
神楽 凜々愛
桜木 壱茶
影城 不死夜
そう、この中で唯一”IBUKI”に所属していない不死夜以外は……
影城 不死夜
百峰 桃音
神楽 凜々愛
琉芭 大輝
影城 不死夜
百峰 桃音
桜木 壱茶
百峰 桃音
狼石 悟郎
百峰 桃音
百峰 桃音
それを口にするとざわついた。
琉芭 大輝
桜木 壱茶
百峰 桃音
桜木 壱茶
壱茶の無知さに、多分こいつ裏社会生まれじゃないなとここにいる皆が思った。
百峰 桃音
百峰 桃音
狼石 悟郎
桜木 壱茶
琉芭 大輝
大輝の顔が青くなった。
神楽 凜々愛
神楽 凜々愛
百峰 桃音
琉芭 大輝
大輝は自分の首を押さえながら言った。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
桃音は黙って頷いた。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
百峰 桃音
琉芭 大輝
百峰 桃音
桜木 壱茶
この言葉で不死夜以外の皆が今更?と思った。しかし……
百峰 桃音
琉芭 大輝
神楽 凜々愛
狼石 悟郎
桜木 壱茶
影城 不死夜
翌日
〜”IBUKI”本部 広間〜
店長
武器商人達 「「「お願いしゃす!」」」
パチパチパチ👏
百峰 桃音
拍手をしながら桃音は圧倒されていた。いや、多分ここにいる全員がそうなってると思う。
なぜなら”IBUKI”に加入してきた武器商人たちは皆ガッチリしたゴリゴリの男しか居なかった。
百峰 桃音
そもそも”IBUKI”は どの部も男女混合で割合も半々になってる。それに対し武器管理部のような全員男子しかいない部はここには無いのだ。そしてむさ苦しい。
ここで説明しよう! 現在の”IBUKI”の組員はざっと100人くらいである。暗殺部は30人くらい、情報部と研究部は各15人くらい、医療部と処理部は各20人くらいだ。今現在遠征で別の地区に行っている人もいるので本部に残ってるのはもう少し少ない。
そして死人が出るので、この100人から増えたり減ったりしている…… (↑主に暗殺部の殺し屋↑)
〜武器管理部室前 階段〜
百峰 桃音
神楽 凜々愛
”IBUKI”には閉鎖された謎のドアがあった。それが何なのかは誰も知らなかった。なぜなら現役時代の店長の同僚は皆死んでしまったからだ。
桃音と凜々愛は武器管理部に足を運んだ。早速手入れしてほしい武器をあった。昨日の任務でだいぶ自分達の武器を追い込んでしまったのだ。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
百峰 桃音
神楽 凜々愛
2人は共に1歩踏み出した
〜武器管理部室〜
百峰 桃音
神楽 凜々愛
挨拶をしながら武器管理部室に入った。
武器職人(カウンター)
正面にあるカウンターに立っている1人の武器職人の男が出迎えた。
武器職人(カウンター)
桃音と凜々愛は各々の武器をカウンターに乗せた。
武器職人(カウンター)
武器職人(カウンター)
武器職人は桃音と凜々愛の武器を見て目を輝かせて言った。
百峰 桃音
桃音は武器職人に問う。隣にいる凜々愛も不思議に思っている。
武器職人(カウンター)
武器職人(カウンター)
百峰 桃音
武器職人(カウンター)
百峰 桃音
神楽 凜々愛
桜木 壱茶
狼石 悟郎
凜々愛が目を丸めていると背後から壱茶と悟郎がやって来た。
百峰 桃音
桜木 壱茶
狼石 悟郎
壱茶が苦笑いをする。
武器職人(カウンター)
狼石 悟郎
その名を聞いて悟郎も驚動した。
桜木 壱茶
武器職人(カウンター)
桜木 壱茶
カァン!カァン! カァン!カァン!
奥の部屋から金属音が聞こえてきた。
百峰 桃音
武器職人(カウンター)
「オラオラァ!緩んでるぞ!気合い入れろお前らぁ!!」
「は(あ)いぃ!! 姉貴ぃ!!!」
「サボンじゃねぇそこ!!」
「さーせん!!」
百峰 桃音
鍛冶場から1人の女の声と、それに続く複数の男の声が聞こえた。
武器職人(カウンター)
百峰 桃音
武器職人(カウンター)
武器職人(カウンター)
武器職人(カウンター)
百峰 桃音
神楽 凜々愛
武器職人(カウンター)
「”鋼の弁財天”さ」
百峰 桃音
武器職人はニヤリと口角を上げて言った。弁財天とは七福神の1人で唯一の女神だ。
武器職人(カウンター)
武器職人(カウンター)
百峰 桃音
狼石 悟郎
百峰 桃音
武器職人(カウンター)
百峰 桃音
ここに来た者の皆の頭の中は???に埋もれた。
武器職人(カウンター)
武器職人(カウンター)
そう。実は先程の武器職人達の群れの1番後ろに体格差に負けた女性職人がいており、桃音達はもちろん他の組員も彼女の存在に気付いてすらいなかったのだ。
百峰 桃音
桜木 壱茶
武器職人(カウンター)
武器職人は壱茶の白杖を見て彼は盲目だと気がついた。
武器職人(カウンター)
狼石 悟郎
百峰 桃音
武器職人(カウンター)
百峰 桃音
桜木 壱茶
桜木 壱茶
武器職人(カウンター)
桜木 壱茶
桜木 壱茶
百峰 桃音
神楽 凜々愛
1部を除く一同が凍りつく。
桜木 壱茶
狼石 悟郎
壱茶が白状で床をリズム良く叩きながら歩きだした。かなり上機嫌だ。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
武器職人(カウンター)
武器職人は小声で叫んで言った。
神楽 凜々愛
凜々愛はチラッと桃音を見た。
百峰 桃音
※桃音は元ヤンです※
狼石 悟郎
武器職人(カウンター)
桜木 壱茶
〜鍛冶場〜
核山 康一
壱茶より先に康一が話しかけた。 というかお前も来てたのか。
その天照恵留という女は薄茶色の目に薄紫の布を頭に巻き後ろでリボンを結んでとめていて、髪はどの角度から見ても見えないように隠されている。袖を破り捨てた薄茶色の着物の上衣に厚い黒のベルト、黒のショートパンツを履いてる。黒のロングフィンガーレスグローブを嵌めていて白い膝下足袋に厚底のレディースの下駄を履いている。スタイルは良く、着物から胸の谷間が出ていている。
全体的に祭りの衣装を思い出させるような服装をしている。(伝われ)
天照 恵留
百峰 桃音
狼石 悟郎
武器職人達
武器職人達
武器職人達
康一は早くも武器職人達と仲良くなっていた。流石コミュ力の塊だ。そして暗殺部が冷酷とはなんだ冷酷とは。
百峰 桃音
桜木 壱茶
百峰 桃音
桃音の声に気付いた恵留は彼女の方を見た。
バチッ★
百峰 桃音
桃音は恵留と目が合った。
天照 恵留
恵留は桃音達の方へ歩きながら言った。
百峰 桃音
天照 恵留
狼石 悟郎
桜木 壱茶
悟郎は二刀流の刀を、壱茶は長い分同鎖を1本と短いのを4本出した。
天照 恵留
桜木 壱茶
天照 恵留
タラシ発言を聞き流す恵留。
天照 恵留
百峰 桃音
天照 恵留
核山 康一
奥の方で武器職人と話していた康一がこちらへ来た。そしてダボッとしたナイロンジャケットの開け、内側に仕込んでいた十何個かの手榴弾やらサバイバルナイフを見せた。
核山 康一
百峰 桃音
天照 恵留
核山 康一
天照 恵留
核山 康一
康一はニカッと笑って言った。 暇なのかお前は…
武器職人達
百峰 桃音
武器職人達
先程まで康一と話していた休憩中の武器職人が口を開いた。
”爆弾軍曹”とは康一がこの裏社会で呼ばれている異名だ。爆弾使いと元軍曹からきたのだ。
天照 恵留
武器職人達
天照 恵留
ケロッ♪ケロッ♪ケロッ♪ いざっ 進っめ〜ッ♪
桜木 壱茶
※作者はドロロ推しです※
天照 恵留
核山 康一
百峰 桃音
核山 康一
核山 康一
武器職人達
1人の武器職人が言った。 和服コンビとは恐らく悟郎と壱茶のことだろう。
狼石 悟郎
桜木 壱茶
武器職人達
百峰 桃音
そう言うと今度は桃音と凜々愛を見た。
武器職人達
銃刀コンビ………桃音が銃の達者で凜々愛が剣術の達者だからか?
百峰 桃音
百峰 桃音
神楽 凜々愛
死んだ目をした銃刀コn……いや、桃音と凜々愛が言う。この武器職人は特に悪気は無いのはわかっている。しかしそんな真っ直ぐな目で言われてもな…
武器職人達
2人の反応を見た瞬間、すぐに謝った。
百峰 桃音
天照 恵留
神楽 凜々愛
百峰 桃音
天照 恵留
百峰 桃音
天照 恵留
百峰 桃音
天照 恵留
百峰 桃音
バンッ!バンッ!
すると銃声が鳴った。
狼石 悟郎
天照 恵留
狼石 悟郎
天照 恵留
天照 恵留
恵留は悟郎の肩に手を当てて言った。武器管理部室の隣に鍛錬場があるのだ。どうやら繋がっていたようだ。
天照 恵留
天照 恵留
百峰 桃音
百峰 桃音
天照 恵留
そう言いながら桃音は武器管理部室に向かった。
百峰 桃音
桃音はカウンターのある管理室を横切って向かいのドアに手をかける。
百峰 桃音
そう思いながらドアを開けた。
〜鍛錬場〜
琉芭 大輝
いやアンタかいっ!!
百峰 桃音
意外な人物にフリーズしてしまった桃音。そこには情報屋兼ハッカーの大輝が射撃訓練をしていた。
ここは道場と射的訓練場がセットになっているような鍛錬場だ。が、とは言っても予算の都合上か、そんなに広くはない。射的訓練も5人が定員で道場はあくまでも対戦用で1組ずつしか使えない。
琉芭 大輝
後輩 殺し屋
そう言いながらイアーマフを取り外した大輝の横で、暗殺部の殺し屋が言った。 てかあの人ウチの後輩やん。
ちょっと驚かせようか
百峰 桃音
2人の背後をとって話しかけてみた。
「「うわあ!?」」
百峰 桃音
桃音の声に2人共声を上げた。確かに気付かれないように気配は消したけども…
後輩 殺し屋
琉芭 大輝
百峰 桃音
百峰 桃音
桃音は後輩の殺し屋に言った。
後輩 殺し屋
百峰 桃音
琉芭 大輝
琉芭 大輝
百峰 桃音
後輩 殺し屋
後輩が桃音に問う。
百峰 桃音
百峰 桃音
琉芭 大輝
百峰 桃音
そう言いながら桃音はイアーマフを装着し、銃を持ちスライドを引き、大輝と後輩の方を見ながら的に銃口を向け…
バンッバンッ! バンッバンッ!
発砲した。見ると全ての弾が的のど真ん中に風穴を開けていた。
百峰 桃音
※タ○ト風
琉芭 大輝
後輩 殺し屋
琉芭 大輝
桃音の匠技に2人は目を丸めていた。
天照 恵留
鍛錬場の入口から声がした。
百峰 桃音
恵留が開けっ放しの入口のドアの端にもたれ腕を組んでこちらを見ていた。
天照 恵留
百峰 桃音
後輩 殺し屋
百峰 桃音
後輩の殺し屋は鍛錬場を出ていった。
百峰 桃音
琉芭 大輝
天照 恵留
入口から離れ、桃音の方へ歩きながら問う。
百峰 桃音
琉芭 大輝
大輝は驚きを隠せなかった。 恵留も目を丸めていた。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
「「「うわあ!!?」」」
神楽 凜々愛
突然、恵留の背後から凜々愛がヌッと出てきた。誰も気づかなかった為、全員が声を上げた。そして凜々愛本人はその彼らの声に驚いた。
百峰 桃音
神楽 凜々愛
桃音は胸元を掴むように押さえながら言った。心臓バックバクだ。
天照 恵留
百峰 桃音
天照 恵留
そう、優秀な武器職人である恵留には欠点があった。それは人の名前を覚えることが不得意ということだ。
琉芭 大輝
ちなみに康一は人の名前は絶対に覚えられるが、顔を覚えるのが苦手だ。
結局どうしようもないパターンだ。
神楽 凜々愛
天照 恵留
ギィ…
武器管理部室に繋がるドアが開いた。
核山 康一
桜木 壱茶
康一と壱茶が入ってきた。 悟郎が行方不明らしい。
天照 恵留
桜木 壱茶
天照 恵留
桜木 壱茶
壱茶はへっへ と苦笑いした。
核山 康一
核山 康一
神楽 凜々愛
百峰 桃音
琉芭 大輝
琉芭 大輝
大輝は呆れた顔をした。
天照 恵留
琉芭 大輝
天照 恵留
琉芭 大輝
天照 恵留
琉芭 大輝
大輝はジャケットの中に装着しているショルダーホルスターから銃を取り出し、対戦用の道場の段差に置いた。
琉芭 大輝
さらに両方の袖から小型のナイフやメリケンサック、ズボンの裾から小型の銃とスタンガンが出てきた。
武器以外にもジャケットのポケットからは情報をコピーする為の空のUSBや、ピッキングする為の器具、そしてコンタクトのケースと眼鏡と手錠が出てきた。さらに1つに束ねている髪にヘアピンが3、4本ほど隠していた。
百峰 桃音
天照 恵留
おーとこには〜♪ 自分の〜♪ せーかーいがぁ ある♪
琉芭 大輝
百峰 桃音
琉芭 大輝
核山 康一
琉芭 大輝
天照 恵留
※ちなみに大輝はIQ200、 麗はIQ400、不死夜は鑑定不能※
上には上がいます。
桜木 壱茶
琉芭 大輝
核山 康一
琉芭 大輝
天照 恵留
琉芭 大輝
※作者は中一の頃に次元に一目惚れ※
琉芭 大輝
恵留による言ってはならないメタ発言につっこんだ後、襟足に手を当て背中から鉄パイプを取り出した。
百峰 桃音
核山 康一
天照 恵留
あったま テッカテ〜カッ♪ さぁえてっ ピッカピ〜カッ♪
琉芭 大輝
百峰 桃音
すると下駄の音が近づき、ドアが開いた。悟郎が入ってきた。
そうだ。行方不明になってたんだコイツ
狼石 悟郎
康一・壱茶「「それはこっちのセリフだぁ!」」
天照 恵留
狼石 悟郎
百峰 桃音
狼石 悟郎
桜木 壱茶
壱茶の言葉に桃音はスンと黙る。
琉芭 大輝
様子から察するに、悟郎は迷子になったことに自覚がないようだ。恐らく桃音が行く鍛錬場に興味が持ったので後から付いて行こうとしたら間違えて出口へ出てしまい、そこから軽く彷徨ったようだ。
百峰 桃音
桃音が手錠を取って言った。
核山 康一
天照 恵留
桃音の横から手錠を取って言った。
琉芭 大輝
核山 康一
康一は大輝の隣で目を逸らして悟った。
神楽 凜々愛
今度は凜々愛が、大輝の眼鏡を取って言った。ホントにド〇えもんかお前は。
核山 康一
大輝の代わりに康一が答えた。
琉芭 大輝
桜木 壱茶
琉芭 大輝
大輝はそっぽ向いて言った。
桜木 壱茶
天照 恵留
琉芭 大輝
康一と大輝との距離は数十cm。 視力0.01の視界が気になる方は ググってください。
天照 恵留
桜木 壱茶
琉芭 大輝
百峰 桃音
大輝の驚異的な視力の悪さに皆が唖然とする中、桃音は回想し始めた。
先日、ウチが廊下を歩いてたら大輝が床を這いつくばってた。
百峰 桃音
少し離れた所に眼鏡が落ちてた。彼の動作から、大輝は手探りで眼鏡を探していたのに気づいた。
百峰 桃音
百峰 桃音
桃音はしゃがんで眼鏡を拾い大輝に渡そうとした。
琉芭 大輝
琉芭 大輝
大輝は桃音の顔を見るがボヤけて見える為、桃音と確信できず目を細めた。
琉芭 大輝
百峰 桃音
琉芭 大輝
百峰 桃音
百峰 桃音
桃音は顔を赤らめた。
〜路地裏〜
影城 不死夜
ここで時を昨日の夜まで戻そう。桃音たちが帰った後、薄暗く誰も通らない静かな路地裏に不死夜が独り1本目のタバコを吸っていた。
影城 不死夜
「あの人元々暗殺部でめちゃくちゃ強かってんて。んで、そっから昇格して店長になったとか何とか」
「…噂によるとな、”死神”を追い込んだとか。てかあとちょっとの所で殺し損ねたとか……」
「店長が唯一生き延びたってことやわ」
不死夜は先程”死神”について話していた桃音の言葉を思い出していた。
「仮面の下には”死神”にやられた傷がある…っていう疑惑もある」
影城 不死夜
怒りや憎しみに満ちた不死夜はタバコをグシャリと握り潰した。
影城 不死夜
「姐さん」