3日後
ハルナ
まあリムル様!お加減はもうよろしいのですか?
リムル
((誰!?))
ハルナ
村長を呼んでまいりますね
リムル
あ、はい
リグルド
リムル様!お目覚めになられましたか!
リムル
おおりグルド、さっきの女性はーー、、
リムル
((誰だよ!?))
リグルド
さあこちらへ、宴の準備が出来ております
リムル
お、おう
リムル
((なんか絶対みんなでっかくなってるよな、、?))
ランガ
わが主よ!!御回復心よりお慶び仕ります!!
リムル
ラ、ランガ?
ランガ
はっ
ブンブン((しっぽを降ってる音))
リムル
((ど、どゆこと!?親父よりでっかいし))
リグルド
リムル様がお目覚めになられた。皆宴の準備はできておるな?
はーい!
リムル
((しかしまあ、、名前付けただけでこんな風に進化しちゃう度だなんて。魔物って不思議、、、ホント訳分からん))
リムル
えーでは、皆の進化と戦の終わりを祝って
リムル
カンパー、、
じっ、、、
リムル
ーい、、
リムル
見つめてないでしろよ乾杯!恥ずかしいじゃん!!
リグルド
リムル様「乾杯」とは一体、、
リムル
え?ああなんだ、知らなかったのか
リムル
((よく考えたら前世の社会常識が通じるわけが無いか))
リムル
こうやってコップを掲げてな、
リムル
((そもそも人間ですらないわけだしな))
リグルド
なるほど!
カンパーイ!
リムル
((羞恥心もあんまり無さそうだし、、きわどい))
リムル
((家もボロボロだ。、、課題が山積みだな))
翌日
リグルド
みんな広場に集まれ!リムル様より大切なお話がある
モブゴブリン
お話ってなんだろ?
モブゴブリン
なんだっていいさ、リムル様のお言葉ならな!
ワイワイガヤガヤ
モブゴブリン
あっ、シー、、
リムル
、、、はい、今みんなが静かになるまで5分掛かりました。
、、、?
リムル
俺の持ちネタも通じないだと!?
リムル
えー気を取り直して、
リムル
((速やかに話題を転換。できる大人の高等テクだ))
リムル
見ての通り俺たちは大所帯になった。そこでなるべくトラブルを避けるためルールを決めようと思う
ヴァー二ー
お、何かな何かな?
リムル
1つ仲間内で争わない
リムル
2つ進化して強くなったからと言って他種族を見下さない
リムル
3つ人間を襲わない
リムル
以上だ。最低この3つは守ってもらいたい
リグル
宜しいでしょうか
リムル
お、なんだねリグル君
リグル
何故人間を襲ってはならないのでしょうか?
リムル
((来たな))
リグルド
リムル様のご意思を 、、!( ‘ᾥ’ )
リムル
ああ、いいからいいから。
リムル
((疑問を持ってくれて嬉しい。俺の言葉を真面目に聞いてくれてるって事だしな))
リムル
簡単な理由だ。俺が人間が好きだから。以上!
リグル
なるほど!理解しました!
リムル
((軽っ))
リムル
いや、ええとな、人間は集団で生活してるだろ?彼らだって襲われたら抵抗する。数で押されたら敵わないだろ?そういう訳でこちらからの手出しは禁止だ。仲良くする方が色々と得だしな。そんなところだなるべく守るようにしてくれ
おー!
リムル
((さてルールの次は役割分担だ。警備担当と狩猟担当と村の整備担当と、、))
リムル
、、、リグルド、
リグルド
はっ
リムル
きみをゴブリン・ロードに任命する。村を上手く収めるように
リグルド
!ははあ!!身命を賭してその任引受させて頂きます!
リムル
うむ、任せた
リムル
((うん俺は基本口だけ番長でいいや。君臨すれども統治せず。いい言葉だ))
リムル
((いずれ人間の街も行ってみたいし俺の指示がなきゃ何も出来ないんじゃ困るしな))
リムル
((と、丸投げしてみた訳だが、、))
リムル
建て直してこれなのか?
リグルド
お恥ずかしい話です、、、
ヴァー二ー
えいっ
ズドドン((建物が崩れました))
ヴァー二ー
簡単に崩れちゃうね、
リムル
だな。
リムル
まあリグルドの采配が悪いわけじゃないさ。建築学も知らなきゃこんなものだろう
リグルド
面目ない、、
リムル
((俺も生前はゼネコン勤務だったので善し悪しはわかるが、指導できる程の技術は持っていない。さてどうするか))
リムル
こうなると技術者との繋がりが欲しいな、、
リグルド
あ!今まで何度か取引をしたことのあるもの達がいます。器用なものたちなので家の作り方も存じておるやも!
リムル
ほう?取引相手か。なんて言うもの達だ?
リグルド
ドワーフ族です。