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ぬち
ぬち
ぬち
ぬち
ぬち
さな
誰もいない捨て地で吐くため息
さな
一度転生をし、使命を果たした…が
その後は何も無かった
くだらない地方クエスト
何度でも使命を果たすことが出来る暴風域
フレンドを作ったところですぐにブロックされる…
生きてる意味はあるのか
そんなことを私は汚水に浸かりながら考えていた
羽は散って、足は腐りかけていた
ガシャン
という音がした…
私は驚いて、音のする方に目を向けた
そこには赤い光をこちらに向けながら少しずつ迫ってくる暗黒竜
私に攻撃する気だ
それは捨てられた地に生息する闇の生物
さな
私はまだそいつがどんなやつかは知らなかったが
なんとなく…
私の生命を終わらせてくれる存在な気がした
さな
私は暗黒竜の攻撃を食らったことがない
どうなるかは分からないが、
さな
未知の存在には、私でもほんのちょっぴり怖かった
だから、目を強く瞑った
(暗黒竜の悲鳴)
さな
死ぬ、かと思ったのに
さな
目を開けたら…とんでもない光景だった
???
低身長の野良が、暗黒竜を抑えている
えっ、つーかエビ?まぁたしかにエビに見えなくもないが…
まじで、どうやって止めてるんだ?
てかなんでそんなこと…
そんな疑問がたくさん思い浮かんでた時に
その野良は、大量の羽を散らしながらこう言った
???
さな
混乱しすぎて私は固まってしまった
???
本当に逃げればよかったと思う、暗黒竜が暴れ始めた
???
暗黒竜が暴れたのと…汚水のせいでその野良は足を滑らせた
さな
私にも思いやりの心はある
瞬時にそいつの手を掴み、自分の方へと引っ張っていった
暗黒竜は赤黒い液体を飛ばしながら上に突進した
一気に静かになり…不気味な雰囲気が戻ってきた
さな
その野良と私はかなり密着していた…それも嫌だったが
そいつは全身カビだらけだった
暗黒竜に全身触れていたからだろう…
ま、まぁ守ってくれた人なんだから…文句は言えなかったが
???
???
???
???
自分が一番重症なのに…私を心配してくれた
さな
こっちの方が心配だっての…そんな風に鼻で笑った
さな
さな
私はそいつの羽を拾った
少し回復したみたいだ
だがまだ息が荒い
私はそいつに🔥を 近づけて体と光を回復させた
さな
???
野良の声が明細になった
子供っぽいと言うか…高く可愛らしい声をしていた
???
そして少し長い髪…今来ている羽ばたく季節のズボンと髪飾り
同じ"赤い"ケープ
運命の赤い糸ってやつか?いやそんなのはないだろう
???
そいつは期待した目でフレンド申請をしてきた
さな
出会ったばかりだし…断っても良かったんだが……
一目惚れってほどでも無いがこの野良に…惹かれてしまった
申請を受け取り…フレンドとなった
???
差し伸べてきた手を私は繋いだ
忘れたれた方舟
さな
クエストを終えてしまって用がなくなってしまった場所
???
さな
???
そいつが指を指したものを見つめた
さな
透き通っていて輝いているようにも見える…本当に綺麗な川だ
ジッと見つめているとそいつはいきなり
???
さな
バッシャーン!
川に飛び込んだ
さな
???
別に乾くしいいが、
???
さな
私も足を浸からせた
なかなかキモイ見た目になっていた私の足は…徐々に元の足に戻っていった
さな
???
さな
コミュニケーションを取りたかったがそんなことより…
何故あんな小さい体で暗黒竜を止めることが出来たのか…
あっ、つーか死ぬこと邪魔されたのか…私
…でもまぁ善意の行動だろう、お礼言わないとな
さな
視線をそいつに向けたが
そいつの手のひらが明らかにおかしかった
さな
???
変な声でそいつはびっくりしていた
私だってびっくりしている…
???
さな
そいつの手の平はまるで焦げているようだった
火傷か?でもそれだけじゃない
血も流れていた
正直、さっきの私の足よりもグロい
病気にでもなってんじゃないかと思って…私は助けを呼んだ
近くにいた魔デとやらに診てもらった
やはりこいつの手の平は火傷していたみたいだ
原因は暗黒竜
まず…暗黒竜の攻撃を抑える方法があるんだがそれが心臓を壊すことである
心臓は、赤く(または青く)光る丸い所だ
暗黒竜の心臓の中には液体があり、その液体は溶かす性質がある
塩酸みたいなものだ
普通なら花火杖で破裂させるのだが、
どうやらこいつは素手で心臓を握り潰してしまったらしい…
結構柔らかかったそうだ
それでまぁ、治すには天空で転生する必要がある
草原とかにある光では足りないらしい
……あとこいつは
さな
???
私も怪我させた…まぁ軽傷だから痛みとかほぼないが
さな
???
さな
全身で暗黒竜の攻撃を受けて、手は重症…
バレてないと思っているようだが…こいつめちゃくちゃ震えてる
さな
???
さな
借りを作りたかった訳じゃない
単純に…
こいつと冒険がしたかった