リリヤ
いいから下がってて。
ツ-
自分の腕を切る
リリヤ
目を閉じて。
慎一郎
はい。
ポタッ
奏雅の口の中に血が垂れる
奏雅
ッ?!
奏雅
ヴッ
奏雅
ガハッ...ア゙ァ゙ァ゙ッ...
奏雅
ウゥ...ア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙!!!
リリヤ
絶対に目を開かないで!
リリヤ
開いてしまっても、奏雅
ちゃんの目を見ないで!
ちゃんの目を見ないで!
奏雅
ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙!!!
慎一郎
何が起きてる...(心)
リリヤ
ッ...あとちょっと...
カチャッ
チョーカーが取れる
奏雅
ア゙ッ?!
リリヤ
奏雅ちゃん?
リリヤ
聞こえる?
奏雅
ハァハァハァ...
奏雅
ッリリヤ?!
リリヤ
良かった。
リリヤ
慎一ちゃん!もういいよ!
目を開ける
慎一郎
何が起きた。
リリヤ
チョーカーを外して、
レイズの呪いを排除した。
レイズの呪いを排除した。
リリヤ
もう、あいつらに居場所がバレる事はない。
慎一郎
奏ちゃん。
奏雅
慎ちゃん!
ギュッ
慎一郎
ッ...
慎一郎
離せよ...
奏雅
ッ...えっ?
慎一郎から離れる
奏雅
慎ちゃん...?
奏雅
どうしたの?
慎一郎
どうしたのじゃねぇよ!
奏雅
ッ...?!
慎一郎
よく考えてみたらよ。
慎一郎
お前、人間殺してんだろ。
奏雅
えっ...
慎一郎
どうなんだよ!
奏雅
それは...。
奏雅
わからない。
慎一郎
は?
慎一郎
なんでわかんねぇんだよ!
奏雅
俺...。
奏雅
その...。
リリヤ
あたしから話す。
リリヤ
奏雅ちゃん、ちょっと隣の部屋で待ってて!
奏雅
コクリ...
リリヤ
奏雅ちゃんは、あたしが
ヴィランにした。
ヴィランにした。
慎一郎
何のために...。
リリヤ
ヴィランになるしか、
生きる術はなかった。
生きる術はなかった。
リリヤ
さっき、“ わからない ”って奏雅ちゃんは言ったわよね
リリヤ
奏雅ちゃんは、感情のコントロールをするのが難しいの。
慎一郎
えっ...?
リリヤ
でも、
リリヤ
意味の無い殺しはしてない
慎一郎
殺しに意味がある無いなんて関係ねぇだろ。
リリヤ
違うの。
リリヤ
奏雅ちゃんが今まで殺した人間は、子供に虐待をしている親達。
慎一郎
ッ?!
リリヤ
慎一ちゃんは奏雅ちゃんの大親友だから、もう知った事だと思うけど。
リリヤ
奏雅ちゃんは虐待を受けて親から捨てられてる。
リリヤ
自分みたいな人が少しでも減るようにって。
リリヤ
そう思ってるみたいなの。
リリヤ
でも、殺したくは無いそうよ。
リリヤ
怒りのあまり理性を失い、暴走してしまう。
慎一郎
...。
慎一郎
俺、知らなかった。
リリヤ
当たり前よ!
リリヤ
この6年間、離れていたんだから。
慎一郎
俺、謝らないと。
慎一郎
奏ちゃん!
奏雅
ッ...慎ちゃん。
奏雅
ごめん、思い出せなくて。
奏雅
俺記憶の整理ができなくて
奏雅
何とか思い出そうとしたけど
奏雅
どうやってやればいいのか
慎一郎
落ち着いて。
慎一郎
俺が悪かった。
慎一郎
奏ちゃんの事、何も知らなかった。
慎一郎
ほんとに、ごめん。
奏雅
ッ...
慎一郎
おかえり。
奏雅
ただいま!
奏雅
慎ちゃん!
慎一郎
もう、絶対にいなくなるなよ。
奏雅
心配性だな(笑)
慎一郎
うるせぇ馬鹿。
奏雅
(笑)






