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橘靖竜
コメント
1件
いやー、楠木さんと中嶋さんの連携プレイが渋すぎるわ!守衛室に潜んでた中嶋に気づいてウインクで合図送るとことか、無言の阿吽の呼吸すぎん?しかも解放軍の銃口が向いてる状況でいきなり正拳突きかます度胸、マジで痺れた🔥 ついに反撃開始って感じでテンション上がった!続きが気になるー!
楠木を先頭にして廊下を歩く。
それに縁が続き、最後部にライオンの被り物をした解放軍のメンバー。
持っているライフルは一丁のみ。
加えて、身体検査でこちらが武器となるものを持っていないことが明らかになっているからか、同行しているのもライオンのみだった。
楠木
守衛室の前までやってくると、楠木がライオンに向かって口を開く。
普段は素通りするだけの守衛室。
見慣れているはずなのに、しかし一切関わることのなかった空間だった。
解放軍A
おもむろに振り返ることはできないため、雰囲気だけで解放軍の動きを探る。
おそらく、その銃口は楠木に向けられていることだろう。
ならば、隙を見て飛びかかるというのも、策としては悪くないかもしれない。
だが、これだけ相手の警備が緩い状況というのも、中々にないだろう。
下手を打って、解放軍の警戒度を下手に上げたくはない。
楠木の背中越しに見えた守衛室は、思っていた以上に酷かった。
どうやら、食堂にいた人間以外は、本当に解放軍の手によって殺されてしまったらしい。
縁
守衛室の中もまた血の海だった。
楠木はそれでもゆっくりと守衛室の中へと足を踏み入れ、キーボックスらしきところから鍵束を取り出した。
解放軍A
鍵を確保しようと手を差し出すライオン。
しかし、楠木は首を横に振る。
楠木
楠木
それが嘘か本当かは知らない。
しかし、そうすることで、解放軍は簡単に楠木を始末できない。
ふと、楠木と目が合うと、彼は実に不器用だが、ウインクを縁にしてみせた。堅物な彼のウインクはきついものがあったが、何か考えでもあるようだ。
解放軍A
解放軍A
これまでと同じように、楠木が先頭になり、それに縁が続き、最後尾がライオンという陣形になる。
歩き始めてすぐに楠木が振り返り、そしてライオンに向かって駆け出した。
いきなり襲いかかるにしても、相手はライフルを持っているのだ。
あまりにも無謀だった。
しかし――楠木とて全くの無策で動いた訳ではなかった。
楠木
ライオンに向かって正拳突き。
人工音声の呻き声が辺りに響いた。
ライオンの背後からは2本の腕が伸び、ライフルごと彼のことを羽交締めにしていた。
立て続けに楠木が回し蹴りをライオンに叩き込み、そして虚を突かれたライオンはその場に崩れ落ちる。
楠木
ライフルを拾い上げる楠木。
楠木
中嶋
楠木
楠木
中嶋
察するに、中嶋が守衛室に潜んでいることに気づいた楠木が、彼と結託して反撃に出たということか。
楠木
中嶋
中嶋
楠木
縁
楠木
楠木
中嶋
突如として占拠されたアンダープリズンに差し込んだ、ほんのわずかな希望。
――反撃開始。