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燎煉火力発電所・食堂
読者さん
読者さん
読者さん
マップを見るに発電所の本館
その横に負けじと大きな食堂がめり込む
読者さん
読者さん
読者さん
騒音が絶えない扉の奥
気兼ねなく入るだけ
簡単でしょう?
読者さん
蚊が鳴くような程に小さな声
誰もヨミィのことなど気に求めない
それもそうなのだ
読者さん
読者さん
読者さん
数多の客の一人など誰も気にしない
読者さん
左を見ても
右を見ても
人ばかり
読者さん
読者さん
読者さん
人はたくさんだ……
表すならそれはそれは【もうもうもう】ウンザリするほどに
犇めくもの
読者さん
読者さん
誰も彼もが美味しそうな食事をいただいている
活力を得るために
エネルギーを補給するためにッ!!
読者さん
読者さん
読者さん
過酷なこの場所で生きるためには喰らわねばならない
全て凡て
総て
燎煉火力発電所・食堂
読者さん
読者さん
カウンターの待合でしばらく待つこと数分
配膳されたお盆には美味しそうな焼肉丼が……
早速席について食べよう
読者さん
読者さん
なんて見事な大盛りなのだ
ご飯は2合はあるだろうか
美味しそうな焼肉はゆうに十数枚も
読者さん
読者さん
読者さん
普通腹ペコになるまで動いてもここまでは食えない
ならば考えられるのは……
ご都合主義な例の魔法的なモノか
読者さん
読者さん
賑わいの声に混ざるどこか聞き覚えのある声
囂々たるその空間へ魅せられる
轟々たるその声に引き寄せられる