テラーノベル
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まさかこんなことになるなんてな
夏の日、俺達の前から『太陽』が消えた
今まで明るかったのが
急激に暗くなってしまった
ここにはすまないスクールの生徒が血だらけで倒れている
犯人は…
Mr.銀さん
Mr.銀さん
そう。『全て』は銀さんの仕業
全て銀さんの作戦
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
全ての始まりはすまない先生が担任になった頃のこと
すまない先生
Mr.銀さん
一目惚れだった
一瞬で心を打たれた
Mr.銀さん
すまない先生
Mr.銀さん
Mr.銀さん
すまない先生
褒められる度に胸が高まった
ああずっとこの人の隣にいたい
Mr.銀さん
Mr.バナナ
Mr.銀さん
Mr.銀さん
すまない先生が好きだ
カッコよくて、優しくて、何でもできて…
すまない先生がいなくなったら俺は…生きていけないかもしれない
先生は俺の『生きる意味』だった
だけど日々日々呆れ始めた
生徒から人気のすまない先生は俺なんかに構う暇は無くて……
Mr.銀さん
Mr.赤ちゃん
すまない先生
Mr.銀さん
いつしか俺はすまない先生を
独り占めしたいと思うようになった
独り占めするには
すまない先生を殺すしかなかった
だから俺はある日の放課後……
すまない先生を刺した
すまない先生
その瞬間すまない先生は倒れこんで…
すまない先生
すまない先生
すまない先生の顔は見たことがないくらい怯えてて
いつもの笑顔は残っていなかった
Mr.銀さん
俺がその笑顔を奪った
だけど奪わなければ奪われるだけ
Mr.銀さん
他の生徒に先生を取られたくない
それが俺の本心だった
でもその夜、ブラックから連絡があった
Mr.ブラック
Mr.ブラック
Mr.ブラック
Mr.銀さん
ブラックはずっと死にたかったと話した
すまない先生を殺した犯人になればいずれかは死ねると思ったのだろう
Mr.銀さん
俺にとっては好都合だった
ある暑い日の朝
学校に来て
案の定皆が悲しんだ
Mr.ブルー
Mr.赤ちゃん
Mr.マネー
Mr.バナナ
俺も皆に同情しなければいけない
急いで悲しみの演技をした
Mr.銀さん
Mr.レッド
驚いた
まさかレッドが怒鳴るなんて
Mr.レッド
Mr.ブラック
Mr.ブラック
ブラックは昨日メールで言った通り、俺の罪を全て自分のことにした
Mr.レッド
Mr.ブルー
Mr.赤ちゃん
Mr.マネー
Mr.バナナ
Mr.レッド
レッドは行動にでた
俺がすまない先生を刺すのに使った包丁を持ってブラックの方へ走った
え、これって…
Mr.レッド
Mr.ブラック
レッドは殺った
ブラックを…刺した
俺でも相当驚いたし困惑状態
Mr.レッド
Mr.ブルー
レッドは何度も何度も刺した
きっとブラックを憎んでるのだろう
Mr.レッド
Mr.レッド
だけど…残念だなレッド
レッドは何も罪の無い人物を殺しただけ
自分の手を汚しただけ
本当の犯人は
Mr.銀さん
Mr.ブルー
Mr.ブルー
Mr.レッド
Mr.レッド
Mr.マネー
Mr.赤ちゃん
Mr.赤ちゃん
Mr.バナナ
Mr.バナナ
Mr.レッド
皆、泣いてた
皆、悲しんでた
俺も…自分で殺したのに涙がでてきた
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.バナナ
Mr.マネー
Mr.赤ちゃん
でも安心している暇はなかった
いずれかはバレる
そうわかっていた
Mr.銀さん
だから俺は…
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
次第に笑いが込み上げてきた
何故なのだろう
不気味な笑い声しか浮かべることができなかった
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
学校には銀さんの笑い声が響いていた
「今日も日の入りを迎える」
完
コメント
16件
アワワ いいねくれた 神様が
ありがとう この神作品を
やっぱりミスターブラックは犯人を庇ってたんだね 死にたかったんだ。、、、 銀さんのヤンデレって需要しかないよな〜