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夢 叶
鶴 蝶
息をつくのも束の間
いきなり聞こえた悲鳴の その在り方へ
夢 叶
春 千 夜
小さく頷く三人を背に
その扉のドアノブに 手を掛ける
ガチ ャ ッ
夢 叶
拳銃を構えたまま 声を上げ
勢いよく開けた 扉の先
夢 叶
春 千 夜
夢 叶
も も
目を赤く腫らした 同僚がいた
鶴 蝶
も も
動揺しているのか 彼女の目が泳ぐ
夢 叶
ももさんも 連れ去られたのか
もしくは ──
夢 叶
鶴 蝶
私が考え事をしてた隙に
そう言って
鶴ちゃんがももさんに 近づこうとした
その時
キ ラ ッ
夢 叶
暗くて見えなかった 彼女の手の中にあった
ソ レ 黒い “ 拳銃 ” が
ほんの一瞬 光った
夢 叶
もしあの光景が 未来のことなら
カ チ ャ ッ
七 葉
七 葉
も も
ももさんだ
彼女なんだ
鶴ちゃんの事を 撃ったのは
も も
夢 叶
ほんの 1 メートルだけの その差にを埋めるよう
私が手を伸ばしたのと
バン ッ
その凶弾が放たれたのは ほぼ同時だった
ポタ ... ポタ ッ ...
別に
自分が傷付くのは良い
我慢すれば それで終わりだから
でも
仲間が傷つくのは
見たくないし
聞きたくないし
受け入れられないし
私の考える仲間の中に
貴女も入ってるとか
好かない人だけど
別に嫌いじゃないとか
貴女にそう言ったら
こんな事には ならなかったかな
ポタ ... ポタ ッ ...
滴り落ちた その雫が
地面に赫い 水溜まりを作る
鶴 蝶
鶴 蝶
立ち竦む 幼馴染のそばで
徐々に広がる 滲んだ赫色
夢 叶
夢 叶
その出処は 私の腕だった
鶴 蝶
も も
何が起きたのか 理解できてない鶴ちゃんと
突然飛び出した私に 驚いているのか
目を見開くももさん
夢 叶
夢 叶
も も
私の言葉に 唇を噛んだ彼女が
も も
夢 叶
また拳銃を 構えた所で
夢 叶
バン ッ
も も
バタ ン ッ
私が放った その弾丸によって
彼女は事切れた
夢 叶
鶴 蝶
物言わぬ死体と 成り果てた彼女を
困惑した表情で 見る鶴ちゃん
鶴 蝶
夢 叶
夢 叶
夢 叶
季節はまだ冬
桃が花開くには 少し早すぎたようだ
七 葉
鶴 蝶
鶴 蝶
鶴ちゃんの視線の先には 私の右腕
自分を庇ってできた傷
多分 負い目でも感じてるのか
鶴 蝶
夢 叶
夢 叶
夢 叶
夢 叶
自分に課した目標を 果たせたんだ
腕の負傷くらい 何ともない
夢 叶
夢 叶
大丈夫
何も感じてない “ フリ ” ならできてる
夢 叶
浅くなる呼吸も 暗くなる視界も
きっと誰にも 気付かれない
七 葉
鶴 蝶
こんな事なんて 日常茶飯事なんだから
夢 叶
そうやって 偽ってばかりの私の言葉に
春 千 夜
三途さんの声が 重なった
春 千 夜
夢 叶
ついでに私の 驚く声も
三途さんに 言われるがまま
鶴ちゃんと七葉ちゃんは 退出した
夢 叶
夢 叶
震える声は隠して
口角は少し上げて
馬鹿みたいな 私に
春 千 夜
春 千 夜
夢 叶
春 千 夜
春 千 夜
夢 叶
春 千 夜
春 千 夜
夢 叶
賢い貴方は ぶっきらぼうにそう言った
♡ 2000
コメント
12件
途中から涙出てきた...本当にいい話すぎて、夢小説で泣いたの初めてかも...本当に大好きです!
なんだろ…途中みんなの優しさが伝わって泣きそうになったんだけど…
ずっと前(?)から気になってたんですけど ヤリ○ンって ○の中(?)ってマですか?それとも チですか? 馬鹿で、あせあせ☆(((殴