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一次創作『時の音と共に鳴る鈴は、遥か先まで永遠に』

第9話 - 第一章　第八話『これからのために』　Part4

507

2025年08月13日

#一次創作

#不定期

#ジャンルがよくわからない

#自己満作品

はる　haru　🕯️🪄

第一章　第八話『これからのために』　Part4

〜Start〜

〜古の村中心部付近〜

はる　haru

「本当だ、お団子屋さんとか、髪切り屋さんとか、いろいろある」

星来（せいら）

「見た目は木造で和風だけど、中は和と洋が混合してる感じだね」

桜鬼（おうき）

「人々の暮らしが豊かになるよう発展していたからな」

星夜（ほしや）

「あ、あれが服屋か？」

桜鬼（おうき）

「おぉ、そうだな」

星来（せいら）

「よ〜し、れっつごー！」

〜洋服屋内部〜

はる　haru

「いろんな服がある」

星来（せいら）

「服以外にも、カバンとかあるよ！」

星夜（ほしや）

「これから先必要になりそうなものは持っていくか」

桜鬼（おうき）

「各々行動して、後でまた集まろう」

はる　haru

「皆大丈夫そう？」

星来（せいら）

「うん！」

星夜（ほしや）

「まぁな」

桜鬼（おうき）

「それでは、戻るか」

〜桜鬼の家内部〜

各々がお風呂に入り、持ってきた服を着た

※星来と星夜の服変えました。

はる

星来

星夜

桜鬼

画質悪くて泣きそうです

星来（せいら）

「皆すっごく素敵だね！✨️✨️」

星夜（ほしや）

「はるのその白衣って、服屋にあったか？」

はる　haru

「あぁ、これは私の家にあったやつだよ」

はる　haru

「私の村では、10歳になったら研究者・開発者への道を歩む証として、白衣が渡されるの」

星夜（ほしや）

「まだ10歳じゃないだろ、」

はる　haru

「もう少しだしいいでしょ」

星来（せいら）

「はるがいいならいいんじゃない？」

星来（せいら）

「そういえば、桜鬼のその羽織すごく綺麗だね」

桜鬼（おうき）

「この羽織か？」

桜鬼（おうき）

「これは、我が家の1代目当主様が夜桜を題材に作ったもので、当主代々受け継がれてきたものだ」

星来（せいら）

「へ〜〜すっごい！！」

桜鬼（おうき）

「ははは(笑)」

はる　haru

「さて、これからどうしようか」

桜鬼（おうき）

「どうしようかとは？」

はる　haru

「ここは食べ物とかあるし、しばらく生活には困らないだろうけど、ずっとここにいるわけにはいかない。」

はる　haru

「でも桜鬼以外は能力がまだわかってないから、このまま外の世界に出るのは危険。」

はる　haru

「だからどうしようかなって、」

桜鬼（おうき）

「お主らの能力がわかって、お主らが能力に慣れてから外の世界に出るほうが良いと我は考えておる」

桜鬼（おうき）

「お主らの能力によって、できることが大きく増えるだろうし、ある程度使えるようにしておかないと、『evel』と対峙したとき何もできないだろう？」

はる　haru

「それは確かに、、、」

桜鬼（おうき）

「焦ると、結果は良い方に転がらないからな。」

はる　haru

「、、、桜鬼がここにいることを許可してくれるなら、それでいいかな」

桜鬼（おうき）

「我は元々良いと思っておるよ(笑)」

はる　haru

「ふふ(笑)そうだね」

星来（せいら）

「お話終わった？」

はる　haru

「うん、って星来何してるの？」

星来（せいら）

「暇だったからそこにあった紙とペンで星夜描いてた！」

星夜（ほしや）

「姉ちゃんもう動いていい？そろそろきつい」

星来（せいら）

「え〜あともう少しだけ！！」

はる　haru

「星来、星夜解放してあげて、顔がマジで辛そうにしてるから笑いそう
ふっ(笑)」

星夜（ほしや）

「はるお前しめていい？
しめるわ」

はる　haru

「あ、逃げろ〜！！」（走）

星夜（ほしや）

「待て！！💢」（走）

桜鬼（おうき）

「やれやれ、あの2人は」

星来（せいら）

「あ〜も〜！まだ描き終わってないのに〜！！」（少しふくれて）

桜鬼（おうき）

「まぁまぁ、また後でお願いすればいいさ」

数分後

はる　haru

「うぅ、、、」

星来（せいら）

「あ、はる、星夜、おかえり」

はる　haru

「痛い、、、」

星夜（ほしや）

「お前が悪い」

桜鬼（おうき）

「何があったのだ、、」

はる　haru

「星夜に捕まって思いっきりげんこつくらった」

星夜（ほしや）

「その程度で済んだだけマシだろ」

はる　haru

「星夜のバカ力」（小声）

星夜（ほしや）

「また殴ろうか？」（聞こえてた）

はる　haru

「遠慮しときます」（即答）

はる　haru

「ってあれ？布団？」

桜鬼（おうき）

「お主らが追いかけっこをしている間に星来と共に敷いたのだ」

はる　haru

「、、、すみません。」

星夜（ほしや）

「なぁ、布団3つだけだぞ？」

桜鬼（おうき）

「我と我の少し歳上の者と父様だけだったからな」

はる　haru

「、、、その2人は、？」

桜鬼（おうき）

「父様は埋葬した。」

桜鬼（おうき）

「もう一人は、2年程前にこの村を出た。」

桜鬼（おうき）

「母様は、我が産まれたあと、我を一目見たあとに亡くなったそうだ。」

はる　haru

「、、、ごめん」

桜鬼（おうき）

「大丈夫だ。」

桜鬼（おうき）

「さぁ、今日はもう寝よう」

はる　haru

「桜鬼は布団確定で、後は」

桜鬼（おうき）

「我は確定なのか！？」

はる　haru

「なんでびっくりしてるの、」

星来（せいら）

「ここ桜鬼の家だし、納得の結果だよ」

星夜（ほしや）

「家主床に寝かせねぇし」

はる　haru

「そして星来と星夜も布団ね、じゃ、おやすみ〜」（床に寝転がり）

星来（せいら）

「え、ちょ、はる！？」

星夜（ほしや）

「お前、ここはじゃんけんとかだろ！」

桜鬼（おうき）

「まぁ、はるは寝る場所にこだわりとか無いからな、」

はる　haru

「ｽｩ、ｽｩ」

星来（せいら）

「え、もう寝てる！？」

星夜（ほしや）

「早すぎだろ」

桜鬼（おうき）

「まぁ、たくさん歩いたりしたからな」

桜鬼（おうき）

「疲れていたのだろう」（そう言いながらはるに小さな毛布をかける）

桜鬼（おうき）

「さぁ、我らももう寝よう」

星来（せいら）

「うん、おやすみなさい。」

星夜（ほしや）

「、おやすみ。」

桜鬼（おうき）

「あぁ、おやすみ。」

〜桜鬼の夢〜

2年と数ヶ月前

〇〇

「ワタシはここを出る」

桜鬼（おうき）

「、、、え？」

桜鬼の父

「待て、〇〇！ここを出るって、一体何処に向かうのだ！」

〇〇

「ここじゃない何処かだ。」

桜鬼の父

「なぜ急にそんなこと、」

〇〇

「もううんざりなんだ！！」

桜鬼の父

「っ！」

桜鬼（おうき）

「っ！？」

〇〇

「こいつ（桜鬼）のせいで、母さんは死んだ！！」

桜鬼の父

「〇〇！そんな言い方は無いだろう！！」

〇〇

「あんたはこいつに甘いんだよ！それでこいつばっかりを、、、」

〇〇

「とにかく、ワタシはもう二度とここには戻らない。」（そう言い、家を出ていく）

桜鬼の父

「〇〇！」

桜鬼（おうき）

「、、、、、、」

数日後

桜鬼（おうき）

「、、、父様、、我は、、、我はいない方がよかったのでしょうか」

桜鬼の父

「桜鬼、、、」

桜鬼の父

「、、、桜鬼、この世にはな、いない方がよかった人なんていないんだよ」

桜鬼の父

「誰に何を言われたとしても、夢や目標、生きる意味がわからないとしても、」

桜鬼の父

「人は皆存在していていいんだ。」

桜鬼（おうき）

「でも、我のせいで母様は、」

桜鬼の父

「お前の母さんはな、元々体が強くなかった。」

桜鬼の父

「自分が死んでしまう可能性があっても、あの人はお前を捨てなかった。」

桜鬼の父

「あの人は、とても優しい人だった」

桜鬼の父

「だから父さんは、お前も、あいつも、母さんのように優しい人になると信じてる。」

桜鬼（おうき）

「父様」

桜鬼の父

「そうだ、桜鬼ももうすぐ10歳だったな、」

桜鬼の父

「桜鬼、今父さんが着てるこの羽織、」

桜鬼（おうき）

「濃い紫色で、薄ピンク色の桜が描かれた羽織？」

桜鬼の父

「そうだ、この羽織はな、我が家の1代目当主様から代々受け継がれてきたものだ」

桜鬼の父

「俺も後どのくらい生きれるかわからないからな、」

桜鬼の父

「俺がいなくなる時がきたら、桜鬼、お前がこの家の当主になってほしい。」

桜鬼（おうき）

「我が？」

桜鬼（おうき）

「、、、」（少し黙った後、真剣な眼差しをして）

桜鬼（おうき）

「父様から羽織を受け継いだ時には、先代当主様方に恥じることのないように、精進致します！」

桜鬼の父

「、、、うむ！お主になら、安心して任せられそうだな！(笑)」

桜鬼（おうき）

「しかし、本当に良いのでしょうか？〇〇の方が歳上でしたし、、、」

桜鬼の父

「〇〇は家を出た。当主になる気は無いと思った。」

桜鬼の父

「だが、もしお主が当主になった時、まだ〇〇のことを気にかけてくれているのなら、」

桜鬼の父

「その時は〇〇を探して、話し合いでもして、お主らの納得のいく形にしてほしいと思う。」

昨日

桜鬼（おうき）

「、、、！」

桜鬼（おうき）

「父様！、、、」

桜鬼の父

「、、、」

桜鬼（おうき）

「父様、？」

桜鬼の父

「、、、」

桜鬼（おうき）

「っ、、あぁっ！」（泣）

桜鬼（おうき）

「父様、、」（泣）

父を埋葬し

桜鬼（おうき）

「父様、我は、優しい母様と、強く優しい父様の子でよかったと、心の底から思います。」

桜鬼（おうき）

「そしてこれより、我は父様より当主の座を譲り受け、仲間たちと共に前へ進んでゆきます」

桜鬼（おうき）

「どうか、空から見守っていてください。」

後ろを向き、離れようと歩き出したその時

「頑張　れ／って」

「桜鬼」

桜鬼（おうき）

「っ！」（バッと振り返る）

しかしそこには何もいない

桜鬼（おうき）

「、、、はい！頑張ります！！父様！母様！」

第一章　第八話『これからのために』　Part4

〜Fin.〜

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みんなビジュ良っ！！そして締められてるはるに笑ってしまった桜鬼…………これワンチャンお兄ぃちゃん出る可能性大か？でも普通に悲しい過去過ぎてみゅん…ってなった(何その擬音)

はる　haru　🕯️🪄

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