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帰宅
有明
有明 母
有明
有明 母
有明
有明
有明 母
有明
何も思い出せない 幼い頃、どこで誰と何をしていたのだろうか
有明 母
有明
お母さんが小さくなにかを呟いたが 聞き取れなかった
有明 母
有明 母
昔の記憶…
何も思い出せないけど、きっと忘れちゃだめなんだってことは昨日から感じてる
なんだか考えるだけで、心の奥がきゅっとなるような、そんな気分になる
とりあえず、思い出す事に損はないよね!
有明
有明 母
お母さんはある場所の住所を教えてくれた
有明
明日、思い出せるといいな
翌日
有明
お母さんが教えてくれた住所に来てみた
けど
有明
特になにも感じない
有明
周りには2つ、並んだ家が見えるのと今はあまり使われてなさそうな公園しかない
長く電車に乗って疲れた私は一休みでも しようと思い、公園に向かった
有明
この辺りはあきらかに人気が少ないようだ
私以外、誰も居ないように感じる
寂しい気持ちになりながらブランコに乗った
ブランコに乗るなんて何年ぶりだろうか…
って
有明
小さいとき、公園で誰かと遊んだり、 話したりしてたのかな…
自分の記憶が無いことを再度自覚すると 悲しさが込み上げてきた
悲しい気持ちが込み上げてきて、涙が零れそうになる
何故だか分からない
明るい太陽の下で、私は1人、暗い気持ちで泣き出してしまいそうになった
すると、
誰かの足音が聞こえてきた