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代償 (第4話)

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代償 (第4話)

1 - 代償 (第4話)

2021年12月31日

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学校の屋上

咏木

結局あれ以降誰も指名しなかったけど、また誰か死ぬのか…。

涼真

しかも死ぬとしたら俺とお前のどちらかだ。

咏木

なぁ、今日はどっちかの家に泊まってお互いに生きてることを確認し合うのはどうだ?

涼真

まぁ、男二人だし、問題はないか。

咏木

流石に風呂とトイレは一人で行けよ?w

涼真

小学生じゃあるまいし、そこまでとは言わんだろw

涼真

俺がお前の家に行こうか?

咏木

いや、うちの親はうるさいんだよ、特に父さんが。

涼真

たしかにお前のお父さん厳しいもんな…

涼真

じゃあ俺の家にするか

咏木

おっけー

涼真の家に到着

咏木

お邪魔しま〜す。

涼真の母

はい、どうぞ〜。

涼真の父

おお!咏木くんじゃないか!
いつも圭佑と仲良くしてくれてありがとね〜

咏木

いえいえ、w

涼真

おお!きたか。
2階の俺の部屋にいこー

咏木

おっけー

咏木

いい部屋じゃ〜ん

涼真

毎回言うよなw

咏木

ベッドとか最高じゃね?

咏木

俺敷布団だからさ〜

涼真

落ちたら痛いよ?

咏木

寝相w

涼真

そんな話より、今からどうするんだよ。

咏木

あいつ(ゼットキラー)はほっといてもいいだろ。
どうせあと俺たちだけなんだし。
もしあいつが来たら返り討ちにしてやろうぜ。

涼真

だなw
バット持ってくるわ

咏木

おっけー、そこ置いといて。

涼真

でも寝てる間に殺られたら?

咏木

代わりばんこで見張ればいい。

涼真

キッツw

咏木

俺は深夜にバイトしてたことあるから平気

咏木

まず、この状況下で寝れる?w

涼真

確かに。

翌朝、二人は無事に朝を迎えた。

咏木

おい、何も起きなかったぞ。

涼真

ビビって逃げたんじゃね?w

咏木

バットに?w

咏木

まぁ、いいや。
助かったんだ。

涼真

結果オーライ?

咏木

うん。

咏木

それじゃあ、もうそろそろかえr…

咏木の母

応答なし

応答なし

咏木

ヤッベ、母さんから電話来た…

涼真

言ってないの!?

咏木

言ったら反対されるからなぁ

涼真

とりま帰れよw

咏木

うっわぁあw やだなぁw

咏木

ま、じゃあな!

涼真

じゃ〜ね〜

咏木

やっと家の前か、うっわぁ、父さんカンカンだろ〜なw

咏木

ただいm…

咏木の母

うぅぅぅ…。えい…き…?

咏木の母

なんで昨日家にいなかったのよ!

咏木

なんで…

咏木

なんで 父さんが倒れてんだよ…。

咏木の母

私にもわからないわよ…。

咏木の母

起きたら床に倒れてたのよ…。

咏木

もう、意味分かんねぇよ!

ガチャッ)) 咏木は家を飛び出した。

咏木の母

咏木!

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