幼葉
先生
幼葉
俺は野球部に入っている。 先生もうるさいし 先輩はウザいしで最悪。 じゃあなぜ野球部に入り続けるのか... それは中学の頃のことだ。
紅
幼葉
紅
中学時代友達だった紅は野球バカだった。 もちろん野球部に入っていたし、 俺とは真逆。 俺は全然運動なんて好きじゃないし得意でもない。 けど一つだけ... 一つだけ好きな事が一緒なのだ。 それは...
紅
幼葉
ゲームだ! ゲームさえ好きならその他の事なんて関係無いのだ! ...そんな事を思っている時から数ヶ月後に、 紅が入院した。
幼葉
紅
紅
紅
昔から身体が弱かったらしい。 けど医者からは
医者
と、言われていたらしい。 けど、もっと辛い病気だったらしい。 その医者なんなんだよ。
紅
幼葉
最後の日の夜 紅が急にそんな事を言い出した。
紅
紅
幼葉
ピーー
この会話で、紅は他界した。
幼葉
先生
あの高校生活から十一年がたった。 俺は紅の願いを受け継いで野球を頑張り、 なんと野球選手になった。
幼葉
????
幼葉
幼葉
と思いながら振り返った。 そこには、
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幼葉
????
幼葉
????
タッタッタ
軽快な足音を立てて去っていった。 話し方が紅に似ていた...気がする。
メンバー
幼葉
そして今日も、野球をする。
コメント
17件
めっちゃ、好きです!(*´・ω・`)
す、好き...
え、え、え、え、え、