この作品はいかがでしたか?
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コメント
11件
めっっっちゃわかります🥰🥰涙腺んんん((
水滴さん↪はい😢無理です無理ですもうあれ泣かない人いたらうおおすげえってなります(?) あっなんかはい!!!!!(
ですよね!?まじですよ( •̥ ˍ •̥ )こちらこそありがとうございます!!(?)
Attention
こちらの作品は腐向けではありませんが、nmmnになっております。 (腐向けではないのでどなたでも視聴可能です)
mfmfさんの過去(いじめ等)を取り入れさせて頂いている所、
噂されている本名をお名前として使わせて頂いている所があります。
苦手な方は自衛、意味がわからない方は回れ右をお願い致します。
そして、mfmfさんの新曲
『生まれた意味などなかった。』
のパロディになっております。
それでもいいよ!という方はどうぞ✨
猫
厚紙の箱に捨てられた命ならば、
mfmf
ひとり好きな曲を流し、バス停まで歩く。
バス停につくと…
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
女の子の腕に、木が突き刺さる。
いじめられっ子
いじめっ子
いじめられっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめられっ子
いじめっ子
痛々しい音がうるさく感じてしまい、イヤホンをつけ直し
大音量で好きな曲を流した。
見てみぬふりをする事しか、僕にはできないから。
幼少期mfmf
母の手を零れた_____
幼少期mfmf
小さな命は_____
幼少期mfmf
幼少期mfmf
mfmf
目が覚めた。バスの中、昔の夢。
この僕の、醜い命は
今座っている後部座席に勝る価値もないだろう、きっと__
いじめられっ子
僕に向けられたであろう、か細い声。
僕はあの子と違って何者にもなれる命。
それなのに、
救えるものひとつもないのだ。
女子
女子
これほどにも、器用な手先を持っていながら
救えるものひとつもないのだ。
それは僕だけでなく
君も、ね。
お母さん
mfmf
これは幻覚か、それとも夢か。
それはよくわからないけれど、話を聴く。
「死にたいか」
そう言われても、別に死ぬ程の孤独でもない。
だけど…
お母さん
mfmf
生きたいかと問われたら、
何も言えなかった。
mfmf
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いつしか標的は見てみぬふりしていた僕に変わった。
罰、かなぁ…。
だとしたら、虚しい。
すごく虚しい。
何も出来なかった。
それに別に罪悪感すら抱いていなかった。
なのに、この立場になってからは
なんで助けてくれないんだって。
そんな事を考える自分が醜くて
そんなことをずっと考えてたら、
虚しさ以外の感情はいずれか消えた。
いじめっ子
いじめっ子
“虚しさ”に適した、表情はどれなのか。
日記など書いたことはないが、
興味本位で買った。
書きはじめの、言葉は_____
mfmf
mfmf
この本のような先見えぬ小説を読めば、
捲り終えぬ世界があるのか?
過去の自分を見たら崩れてしまう。
だけど、前になんか進みたくない。
なら、なら。 明日から何処に進めばいいのだろう
僕達は_____
“相川 真冬”
その名前が、母親か…父親か、それとも祖母が祖父か。
誰がつけたかも知らないが、
自分ひとつが未だ書けない、書きたくない。
mfmf
mfmf
mfmf
猫
いじめられっ子
救えるものひとつもないのに。
いじめっ子
この命に意味などないのに。
お母さん
あの頃のような、優しい明日なんてないのに。
行かなくちゃ、いけない。
たとえこの命が、死に向かって歩いていたとしても
書かなくちゃ、いけない。
当然、この命の余白なんか終わりそうだが。
知らなくちゃ、いけない。
明日を、途方のない暗海を。
生きなくちゃ
生きなくちゃ
生きなくちゃ、いけない。
mfmf
_____生きるんだ。
蓮愛
蓮愛
蓮愛
「 死にたいかと言われたら特に 」
「 死ぬほどの孤独でもないが 」
「 生きたいか問われたら 」
「 何も言えない 」
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
(1)
厚紙の箱に捨てられた 命ならば値打ちはないか? バス停 待合に渦巻く 見てみぬふりの雑踏 書き損じはどうしようもないが それに勝る反吐が出ないか? その行方は今日日じゃ 誰も知らない 母の手を零れた 小さな命は 後部座席に勝る 価値もない
何者にもなれる命で 救えるものひとつもないのだ これほどに器用な手先で 救えるものひとつもないのだ 僕達は
(2)
底知れた愚鈍な世界だ 書き物に筆を取れども ぶちまけたインクのそれが ひどく適切ではないか? 死にたいかと言われたら特に 死ぬほどの孤独でもないが 生きたいか問われたら 何も言えない 虚しさに適した表情はどれだ 書き始めの言葉は 「 生 ま れ た 意 味 な ど な か っ た 。 」
先見えぬ小説を読めば 捲り終えぬ世界があるのか? 振り向けば崩れる足場で 明日から何処へ向かうのだろう 僕達は
(3)
アンノウン アンノウン 「私は誰だ」「貴方は誰だ」 アンノウン アンノウン 消しては書いて 丸めては捨てて アンノウン アンノウン 自分ひとつが未だ書けない 生まれた意味などないのか? 生まれた意味などないのか? 生まれた意味などないのだ。
事切れるものなんてないのに 救えるものひとつもないのに この命に意味などないのに 優しい明日なんてないのに 行かなくちゃ たとえ死に向かって歩いていたって 書かなくちゃ 当然余白も残っちゃいないが 知らなくちゃ 明日を この途方もない暗海を 生きなくちゃ 生きなくちゃ 生きなくちゃ、いけない