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某日
ビブリアは本棚で何かを探しているエイレーンを見つけた
ビブリア
エイレーン
エイレーン
ビブリア
エイレーン
ビブリア
エイレーン
ビブリア
エイレーン
ビブリアはハッとした
よく考えてみたら、エイレーンに本の事を話すだけでも凄く楽しかった
自分は、話したいだけなのかもしれない
そう、思ってしまうほどに
ビブリア
その時、何者かが図書館に入ったのをビブリアは感じた
エイレーン
ビブリア
エイレーン
ビブリア
ビブリアはそう言うと、エイレーンの前から一瞬にして消えた
エイレーン
同時刻、図書館内には二人の人間が侵入していた
一人は陽の光を受けたら綺麗に輝くのであろう金髪の女
もう一人は阿波色の髪を後ろで縛った男だった
戦闘員N
戦闘員R
戦闘員N
戦闘員N
戦闘員R
戦闘員R
雑談を交えながら話す二人の前に、一人の女性が現れた
戦闘員N
肩まで伸びた黒髪に、19世紀の中流家庭の人間を思わせる服装
ここの人間だろうか
ビブリア
ビブリア
戦闘員R
戦闘員N
目の前の女性は、体を赤いスライムのような物質へと変化させていった
エイレーン
いきなり居なくなってしまったビブリアを、エイレーンは必死に探していた
こんな膨大な広さを誇る図書館内で見つけ出すなど不可能なのは分かっている
それでも、ビブリアを探したいのだ
何故かと問われてもハッキリとした答えを出せるわけじゃない
でも、ビブリアが生き生きとして話しているのを聞くのは、とっても楽しかった
素直に気持ちを伝える事は出来ないけれど、ビブリアの助けくらいはしたい!
ビブリアは、何も無かった自分に居場所を与えてくれた
ここはどのポリスよりも居心地が良くて、安泰だ
ビブリア曰く、ポリスは全て無くなってしまったらしいが
世の中にここ程美しい楽園は無い
エイレーン
ビブリア
戦闘員N
戦闘員R
ビブリア
ビブリア
赤いスライムが女性の姿を取っていると形容するのが相応しいだろうビブリアは、戦闘によって消耗していた
手に出来た裂け目から出す塩酸を見事に避けながら、戦闘員はダメージを与えていった
このままでは倒れてしまう
ビブリアは、死なないが図書館がダメージを負うとそれに合わせてダメージを食らってしまうのだ
例えそれが自分の塩酸であっても
戦闘員N
戦闘員N
戦闘員N
戦闘員R
エイレーン
ビブリア
エイレーンが本棚の間から飛び出して、戦闘員の男に体当たりをした
戦闘員R
戦闘員N
戦闘員Rは、必死に押さえつけてくるエイレーンに抵抗するが、エイレーンは全く動かない
戦闘員R
戦闘員N
戦闘員Nはそう言うと、エイレーンに銃を突きつける
戦闘員N
エイレーンが戦闘員Nの言葉に反応した瞬間の力が緩んだ所で戦闘員Rは抵抗を試みるが咄嗟にエイレーンが再び押さえつけた
エイレーン
ビブリア
エイレーン
普通に考えたら凄くおかしな質問だ。しかし、ビブリアは質問の意図を理解したようで
ビブリア
戦闘員R
ビブリアは塩酸を戦闘員Nに向かって放つ
戦闘員N
すれすれの所で避けられたが、エイレーンと引き離す事に成功した
エイレーン
エイレーンが戦闘員Rの顎の辺りを殴る
それによって脳震盪を起こしたのか、戦闘員Rは気絶した
戦闘員N
レナルドというのだろう、戦闘員Rと呼ばれていた男に駆け寄ろうとする戦闘員Nをビブリアが彼女の手首を掴み止めた
ビブリア
戦闘員N
エイレーン
戦闘員N
ビブリア
戦闘員N
レナルドを背負い切れず、半ば引き摺って去っていった戦闘員Nはナターシャというらしい
レナルドとの関係性は分からないが大体予想通りだろう
彼女がどうなったのかは知らないけれど、何処かで元気に生きているだろう
ビブリア
エイレーン
ビブリア
エイレーン
エイレーンは素っ気泣く答えた
ビブリア
ビブリア
エイレーン
また、図書館に普段の平穏が戻っていった