夏油 傑
傑は冗談で合って欲しそうな顔をしている
そうだよね
兄様も恐れる術式
流石の傑も恐れるか
でも私は分からない
この術式が何処から何処まで効くか
人間かは呪霊までに聞くのか
呪霊と言っても弱い呪霊にも効くのか
弱い呪霊ほど意思はない
人間を襲い殺すことしか能の無い呪霊
だからこそ私の術式が機能するかは分からない
…試さないとだよね
零
夏油 傑
夏油 傑
零
相変わらず傑が酷い
流石のツッコミ属性
夏油 傑
夏油 傑
零
夏油 傑
傑は凄い悩み始めた
どんだけ悩むの
さっさと決めてよ
流石の私でも2時間とかは待てないよ??
待つの面倒臭いし
夏油 傑
零
夏油 傑
…変なの、ねぇ…
傑が言う変なのはどんなのかな
私の変なのと傑の変なのの価値観は違うから分からないな
でも、この夢幻は…
私が見たかった″夢幻″
零
零
夏油 傑
零
私は目を閉じ
心の中で祈り
口を開いた。
零
私が想像した
合ったかもしれない現実
…でも、無かった現実。
この夢のような空間をみたい
夏油 傑
多分今傑の意識が堕ちた。
体が私の方に倒れてくる
私は軽々と抱え
零
夏油 傑
先ほどと空間が変わった。
これが零の術式…″夢幻″
五条 悟
夏油 傑
私の目の前に悟がいる。
何故こんなにも元気に…
私は裏切ったのに…
五条 悟
夏油 傑
五条 悟
五条 悟
生徒達??
零ならまだ分かるけど
生徒達って…
五条 悟
夏油 傑
驚きで言葉が出なかった。
私と悟が呪術高専の先生?
悟は呪術高専の先生になっていた
…それなのに私も?
零は私になんの″夢幻″を掛けているんだい…
夏油 傑
此処は話を合わせておかないといけないね
…この会話について行けるか心配だね
五条 悟
夏油 傑
この感じ、懐かしい
◦
…なんだがむずがゆい呼び方だね
夏油″先生″だなんて…
ダレが私の名前を呼んだのかな?っと思い名前を呼ばれた方へと目線を向ける
夏油 傑
驚いた。
君が此処に居るなんて
それに私を″夏油先生″と呼ぶなんて
君は私を恨んでいると思っていたよ
夏油 傑
夏油 傑
折本里香のことがあったから私のことを恨んでいると思っていたんだけどね
どうしてそんなに平然と笑って話し掛けられるのか…
鋼のメンタルというヤツかな
乙骨 憂太
夏油 傑
一年生の授業、なのかな…
分からないけど頷いておくか
夏油 傑
乙骨 憂太
凄い微笑んでくれる
本当に私のことを恨んでないのかな
…恨みとか、無いのかな…
夏油 傑
乙骨 憂太
聞いていいか分からない
でも、聞いてみたい
夏油 傑
乙骨 憂太
乙骨 憂太
乙骨 憂太
清々しいまでの笑顔
まるで
恨みってなんですか?
恨むようなことしましたっけ?
とでもいうような笑顔
そんなこと最初から無かったみたいな笑顔
…一体、どういうことなのか
これが零の力、術式…
″夢幻″なのかな
乙骨 憂太
乙骨 憂太
乙骨君が私のことを心配してくれている
…ッはは、本当に幻だね。
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