花里みのり
料理を教えてくださいっ、、!
???
「戸惑う」
花里みのり
「我を取り戻す」
???
えっとっ、、、
???
「逃げる」
花里みのり
花里みのり
「包丁を置く」
花里みのり
「切った指をくわえる」
花里みのり
フライパンが燃えてる〜!?
花里みのり
消化器をっ、、!
花里みのり
「消化器で火を消す」
花里みのり
どうして、こう上手く
いかないんだろう、、、
「疲れきって倒れる」
花里みのり
聞きたかったのになぁ〜、、
???
???
学校に行きたくないな──
白石杏
それ、本当なんですか?
花里みのり
先生1
1週間も無断欠席なんて、、
先生2
白石杏
清水せんせ──
花里みのり
もう少し聞いてみよう
先生2
優等生で周りにも優し人だったから
無断欠席をするなんて
思えないのですが、、、
先生1
原因を探してみます
白石杏
同じクラスの子だ。
花里みのり
白石杏
話題になってたんだよ。
穂波が休んでる理由
白石杏
そうなった理由は
分かるんだけどね
「目を逸らす」
花里みのり
白石杏
よく、皆の愚痴とか悩み事
とかを聞いてくれる子で
白石杏
白石杏
よく思ってない子がいてね〜、、
花里みのり
白石杏
「スマホで見せる」
花里みのり
???
白石杏
花里みのり
花里みのり
その子の家って、、!
???
1階に降りよう、、)
???
「足がもつれて
引き出しにぶつかり倒れる」
???
(こんな、何も無い所で転んで
怪我するなんて
まるであの子みたい──)
???
「顔に何かがつく」
???
レシピの紙?
ピンポーン
???
???
???
???
ここにっ、、、、!
花里みのり
ちょっと、友達に聞いて
花里みのり
同じ学年の「花里みのり」って
言います。
???
何もありません
花里みのり
一緒に学校──
???
私、帰りま──
その時、強い風が吹き 穂波が持っていたレシピの紙が 飛んでいく
???
ダメ!
???
お母さんのっ、、!!!!
花里みのり
「キャッチする」
???
花里みのり
なんとか捕まえられて
花里みのり
卵焼きのレシピ
???
「取り返す」
花里みのり
???
それじゃあ──
「扉を閉めようとする」
花里みのり
諦めません!!!
花里みのり
学校にちゃんと来れるまで
私、ここに何度も来ますっ!
???
もう、分からないの「友達」って
なんなのか──
???
あんな思いは二度としたくないの
「その場にしゃがむ」
花里みのり
料理、、しませんか?
???
花里みのり
人の心と心を繋ぐものだから
私、望月さんの事もっと知りたい
花里みのり
前みたいに
ここで、諦めたくないですっ!
花里みのり
帰りますから
???
「目を逸らし」
花里みのり
お母さんが書いた
レシピなんですか?
???
母が書いたオリジナルの卵焼き
なんです。
他の卵焼きと違って優しくて
温かくて思い出の味なんです、、
「機材を準備しつつ」
花里みのり
わかる気がします。
「優しい顔をし」
???
花里みのり
食材の準備しますね。
???
冷蔵庫に卵があると思うので
勝手に開けてもらって大丈夫です。
「少し焦り」
花里みのり
花里みのり
だし汁に油、、っと!
「冷蔵庫から取り出す」
???
卵を入れてください。
砂糖と塩、だし汁を入れてください
花里みのり
コンコン、、、
花里みのり
「慎重にやる」
パカッ、、!
花里みのり
「笑顔になる」
???
花里みのり
???
卵を入れるだけなのに
あんなに真剣にやるから
なんだかおかしくって
「笑って」
花里みのり
だ、だって、真剣にやらないと
卵が飛んでいったり卵の殻ごと
入ったりしちゃうんですよ!?
「真面目に伝える」
???
(、、どいうこと?)
???
フライパンに油を注いで
中火にして、、
???
卵液を入れてください
花里みのり
???
中身だけにしたものです。
花里みのり
花里みのり
花里みのり
「こぼしてしまう」
???
大変、制服に、、、
花里みのり
このくらいいつもの事ですから!
???
次は汚れないようにエプロンに
着替えちゃいましょうか
「みのりの様子を見ながら」
花里みのり
再挑戦行きましょう!!
望月穂波
よかったらこれを
花里みのり
穂波ちゃん!!
望月穂波
花里みのり
ポチャ、、、
花里みのり
望月穂波
早く巻いて焼かないとっ、、!
花里みのり
ど、どうやってやればぁ〜
望月穂波
こうやって3回くらい
同じことをしてくんです
花里みのり
すごく綺麗
花里みのり
少し焦げちゃった、、、
望月穂波
それに、初めてなのに
上出来なくらいだと思います
花里みのり
「照れる」
望月穂波
どの料理も美味しいですから
いただきます。
花里みのり
花里みのり
穂波ちゃ──
望月穂波
花里みのり
望月穂波
作っても前みたいな美味しさは
感じたことなかったのに)
望月穂波
卵焼きはまるで、、、)
幼い頃の穂波
穂波の母
これはねぇ〜
穂波の母
「嬉しそうに」
幼い頃の穂波
けど、お母さん危ないよ
穂波の母
幼い頃の穂波
お料理下手だし
また、怪我したら危ないよ
穂波の母
お母さんの卵焼きは特別なの
はい、おひとつどうぞ
「穂波の隙を狙い口に入れる」
幼い頃の穂波
幼い頃の穂波
穂波の母
お母さんの卵焼きは
幸せの味なんだから
幼い頃の穂波
幼い頃の穂波
私も作ってみたい!!
どうやって作るの?
穂波の母
穂波が大きくなったら
教えてあげる
中学生の穂波
おかあさん
中学生の穂波
味がしない、、、、
穂波へ 今日も遅くなる。 夜ご飯は適当に食べてくれ
中学生の穂波
なんだったけ──)
「父親の残した手紙を読んで」
望月穂波
「涙をひと滴垂らし」
花里みのり
お母さんってお料理上手なんですね
望月穂波
失礼だけど、美味しかったのは
「卵焼き」だけで
その他は凄くて、、、、
「涙を拭き」
花里みのり
私のお父さんも
家事とかそいうの凄く不器用で
「少し笑い」
望月穂波
ちゃんと家事ができるのは
みのり・穂波
「顔を見合せて」
みのり・穂波
「息が合うことに不思議と
笑ってしまう」
花里みのり
学校来てくれませんか?
望月穂波
「目をそらす」
望月穂波
私は皆の為って思ってけど
皆はそんなふうに
思ってくれてなかった、、、
望月穂波
もう、よく分からないの
何が正解で何がダメなのか、、
「裾を強く持つ」
花里みのり
部活だけ、、とか
望月穂波
花里みのり
料理部なんてどうですか?!
望月穂波
「料理部」なんて──
花里みのり
新しい部活を作くちゃったり
しませんか!?
「身を乗り出して」
望月穂波
あの時もそうだったけど
花里さんって思いつきが
凄いよね
花里みのり
望月穂波
それなら、私頑張ってみる
花里みのり
望月穂波
まだ、教室には行く勇気
ないけど、、、
望月穂波
安心できるかも
花里みのり
明日から準備
頑張っちゃいましょう!!
望月穂波
よろしくね。花里さん