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欲しかったのは共感だけ。
へっ、笑っちゃうな。
私の歌で何も
何も
何も
何も
何も
何も救えなかったのに。
なのに
君の神様になりたかった。
ただ。
救いたかった。
君の神様になりたい。
初音ミク/カンザキイオリ
君の神様になりたかった。
作者 すごすご(*´ `*)
あなたの目に入りたかっんです。
でも、入ってなかった。
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
クラスメイト「まじ!?w」
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
浅川先生
クラスメイト「あははwwww」
クラス全体に笑いがおこる。
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
クラスメイト「おつw」
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
まなか
クラスのギャル。
スクールカーストの一軍の
菜華 サクラちゃん。
サクラちゃんは理科のイケメン教師の浅川先生の事が好き。
もちろん、恋愛の意味で。
浅川先生は、いつもだるそうな顔で
ほんののしてるんだけど授業は面白くて、すごっくイケメンで。
だるそうな顔なのに、イケメン。
そんなところから生徒にもてている。
芸能人いうと二宮和也似。とのこと。 (まぁだるそうな顔は似てるけどもっとイケメン←)
もちろん、私だって
浅川先生のこと、憧れている。
もちろんの現在進行形で。
でも見てるだけでいいかなって。
そう思う2時間目の終わり。
浅川先生
まなか
浅川先生が私の肩を叩いた。
浅川先生
まなか
私はノートを渡される。
浅川先生
まなか
浅川先生
まなか
下を向いたまま返事をする。
先生と久しぶりに話せた。
やっぱり先生はかっこいい。
でも、これじゃあ、心臓が持たない。
私は職員室に向かおうとする。
浅川先生
まなか
サクラちゃん
まなか
サクラちゃんが先生の背中に抱きつく。
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
まなか
やっぱり、辛いな。
あのサクラちゃんがライバルなんて。
あんまり話さないし、
可愛いし、一軍だし。
私なんかが、あのイケメン教師の浅川先生と結ばれるワケなんかないのは知ってる。
だけど…
大人しく
ふたりの恋路を見つめるなんて
そんなのしんどいよ。
だけど、
こんなの、耐えられない。
サクラちゃん
サクラちゃん
また
サクラちゃん
まただ。
サクラちゃん
またまた。
あの二人の告白を
何回
あと何回聞けばいい?
サクラちゃん
浅川先生
ある日の3時間目。
サクラちゃんが授業中浅川先生に聞いた。
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
まなか
浅川先生
サクラちゃん
クラスメイト「あははwwww」
浅川先生
浅川先生
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
まなか
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃんが席に立つ。
浅川先生
謎の言葉をサクラちゃんが言って一週間後が経つ。
あの後、浅川先生にすぐに席に座らせてそのまま、授業を始めた。
感覚を味わってみたいなんて、
意味が分からない。
そんなことを思いながら廊下を歩く。
音楽室の前を通る。
人の気配はない。
だけど、ピアノが聞こえる。
まなか
ピロピロ…ピロン
まなか
そして歌声が聞こえる。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから、歌った。
だだの…エゴの塊だった。
まなか
僕は無力だ。
僕は無力だ。
僕は…無力だぁ。
まなか
サクラちゃん
思わず声が大きくなって、
ピアノの演奏者に聞こえたそうだった。
まなか
サクラちゃん
まなか
まさかの
サクラちゃんだった。
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
まなか
浅川先生が好きだから…
だから…
こんなに練習して…るの?
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
先生が好きだから
先生のこと好きだから
だから、たくさん練習して。
サクラちゃんは見た目が派手なのに
中身はほんとにピュアで。
好きなことは全力で。
先生のこと本当に大好きで。
……私は、そんなことひとつも思わなかったのに。
ほんとに好きなんだね。
まなか
まなか
家の押し入れを漁る。
まなか
ゴソッ
まなか
まなか
押し入れから出したものは。
まなか
ギターである。
まなか
ギター全く分からないけど。
とりあえず弾いてみた。
シャカシャカシャッカー
まなか
初心者にも程がある。
まなか
まなか
まなか
私はとりあえずがむしゃらに弾いてみた。
毎日
毎日
毎日先生のこと考えながら
私は歌いながら
ギターを頑張りました。
それから1ヶ月間後。
ようやく弾けるようになりました。
でも、何故か
サクラちゃんは授業中に発言をしなくなった。
だだ、ボーッと
黒板を見つめた。
浅川先生とも関わらなくなった。
浅川先生
ようこ
浅川先生
ようこ
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
ようこ
サクラちゃん
サクラちゃんは笑わなくなった。
浅川先生も心配そうにサクラちゃんを見た。
なんで…急に……
それと代わりにようこさんが浅川先生に猛アタックするようになった。
私は久しぶりに音楽室を通る。
僕は…無力だ…。
僕は…無力だ。
まなか
急に音がとまる。
サクラちゃん
まなか
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
まなか
ピアノ伴奏がなる。
それにあわせてギターを鳴らす。
同時に歌う。
まなか
サクラちゃん
欲しかったのは共感だけ。
サクラちゃん
まなか
まなか
まなか
サクラちゃん
その瞬間。
ガラガラとドアが開く。
サクラちゃん
まなか
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃんの顔が驚く。
サクラちゃん…
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃんが浅川先生の方へと行く。
背中を見つめる。
浅川先生と目が合った。
だけど、ドアがすぐ閉まった。
まなか
別に悪意は無かったけれど。
だけど影が窓に見える。
耳を済ました。
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
影で分かる。
浅川先生はサクラちゃんの肩を掴む。
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
バタバタバタ…とサクラちゃんの影が消える。
浅川先生はドアを開けた。
まなか
浅川先生
まなか
浅川先生
まなか
浅川先生
先生はその場にしゃがんだ。
まなか
浅川先生
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
浅川先生
まなか
浅川先生
浅川先生
浅川先生
浅川先生
浅川先生
まなか
まなか
まなか
浅川先生
まなか
まなか
まなか
浅川先生
まなか
まなか
浅川先生
まなか
まなか
まなか
浅川先生
浅川先生
まなか
浅川先生
浅川先生
まなか
まなか
浅川先生
浅川先生
浅川先生
浅川先生は微笑んだ。
そして立ち上がる。
浅川先生
そして廊下へ
サクラちゃんの走った方向へ走った。
ひとり残される音楽室に。
まなか
でも後悔はない。
でも
共感が欲しかった。
笑っちゃうよ。
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
あさくんの声が聞こえる。
いやだ、
会いたくない。
あたしは隠れた。
浅川先生は通り過ぎていく。
サクラちゃん
後ろに…足音が聞こえる。
サクラちゃん
先生は今行ったはず…なのに?
まなか
サクラちゃん
サクラちゃんを見つけた。
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
まなか
まなか
嘘をつく。
サクラちゃん
サクラちゃんが空を見た。
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
まなか
まなか
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
後ろには先生が。
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
先生はサクラちゃんを抱きしめた。
まなか
胸が苦しいけど。
でも我慢した。
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
まなか
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
まなか
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃんが笑った。
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃんが私の手を握った。
まなか
サクラちゃん
まなか
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
まなか
まなか
浅川先生
浅川先生は笑った。
浅川先生
浅川先生
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
浅川先生
浅川先生
まなか
サクラちゃん
急に知らされてあっという間。
サクラちゃんは窓の外をずっと見ていた。
もう、今日は
先生のお別れ会だった。
ようこ
ようこさんも先生に言われたらしく
いい意味で大人しくなった。
浅川先生
浅川先生
浅川先生
みんな笑顔だった。
サクラちゃん以外。
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
クラスメイトはどっと賑やかになった。
私達はもうすぐ
高校2年生になる。
…このクラスとも
もうお別れなんだね。
そして
あの大好きな先生とも。
私はお別れ会が終わった後
先生に挨拶しようと職員室へと向かう。
中庭に
サクラちゃんと先生がいた。
窓を開ける。
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
サクラちゃん
サクラちゃん
サクラちゃん
浅川先生
浅川先生
浅川先生
サクラちゃん
まなか
私はその場にしゃがんだ。
まなか
まなか
私は伝えることなんか出来ないよ。
サクラちゃんは凄いね。
私は無理だよ。
だからね、涙とともに流すよ。
あぁ。
キラキラ パラパラ
悲しいな
切ないな。
恋の歌なんかじゃないのに。
悲しいから歌う。
悲しいなら、歌を。
まなか
浅川先生
まなか
まなか
前には会いたい人が。
まなか
浅川先生
まなか
まなか
浅川先生
浅川先生
まなか
浅川先生
先生は笑った。
浅川先生
浅川先生
まなか
浅川先生
先生は背を向ける。
いいの?
これで?
泣いたって現実は変わるもんか。
君を救いたい。
違うっ
私を
私を救いたいからっ…!!!!
まなか
私は先生の背中に抱きついた。
浅川先生
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
まなか
浅川先生
まなか
まなか
浅川先生
浅川先生
浅川先生
浅川先生
浅川先生
まなか
浅川先生
浅川先生
まなか
浅川先生
浅川先生
浅川先生
浅川先生
まなか
まなか
私は涙越しに微笑んだ。
浅川先生
もう、引き止めることはなかった。
背中から離れた。
また背中を見た。
でも、もう止めない。
先生、大好きでした。
ありがとう。
ありがとう。
私は二年生になっても。
無力でも。
頑張ります。
僕は無力だ。
僕は無力だ。
僕は…無力だ。
でも
救いたい。
君の神様になりたかった。
でも無理なんだよ。
神様にはなれないよ。
もう駄目なんだよ。
だからね。
人を救うよ。
この歌で。
傷口を塞ぐよ。
無理でも塞ぐよ。
無力でも塞ぐよ。
だから。
君の神様になりたかった。
君の神様になりたい。
初音ミク/カンザキイオリ
君の神様になりたかった。
作者 すごすご(*´ `*)
最後までありがとうございました。
カンザキイオリさんの君の神様になりたい。も聞いてみて下さい。
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それでは
さよなら すごすご(*´ `*)