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案内人
案内人
案内人
おかあさん
お姉ちゃん
ゆか
おかあさん
おかあさん
お姉ちゃん
ゆか
おかあさん
ゆか
お父さん
お姉ちゃん
ゆか
おかあさん
ゆか
お姉ちゃん
お父さん
この日は夕方からどんよりと曇っていて…
じめじめひんやりとした、まるで空が私にのしかかってくるような
そんな空気だった事を覚えていた。
お姉ちゃん
ゆか
お姉ちゃん
ゆか
ゆか
お姉ちゃん
ゆか
お姉ちゃん
ゆか
お姉ちゃん
ゆか
台風も近付いており、近くのコンビニで買い物を済ませることにした。
チャラい店員
お姉ちゃん
お姉ちゃん
ゆか
ペペロンチーノに、ドリアに、コロッケパンにチャーハンに…
それら適当なものを無造作にカゴに詰めた
お姉ちゃん
ゆか
お姉ちゃん
チャラい店員
チャラい店員
チャラい店員
お姉ちゃん
チャラい店員
数時間後
お姉ちゃん
ゆか
お姉ちゃん
お姉ちゃん
ゆか
ゆか
お姉ちゃん
外は風が強さを増しており窓や家を揺らしていた
これから更に雨風は強くなるのだろう。
何だか得体の知れない不安感が私の心を覆っていたのを覚えている。
こんな日は早く寝てしまうに限る。 私はそのままお風呂場へと向かった
風呂からあがり、リビングの電気を付けてソファに腰を掛ける
うちは二階建てで、お姉ちゃんの部屋、私の部屋
そして、お母さんお父さんの部屋も二階にある
なので正直、自分の部屋に戻るのはとてもめんどくさい。
ゆか
いつもなら、こんな所で寝たら風邪引く!とお母さんに怒られる。
然し、今日は小うるさいお母さんも居ない。正にシンデレラタイム。
ゆか
窓を叩く雨音、そして心地好く冷めていく身体に眠気を誘われ…
そのまま、私は眠りについた
きひひ…ひひひひ…
ゆか
夢だろうか、何か不気味な声がして目が覚める
寝惚けた目で時計を見ると時刻は深夜二時を指していた
ゆか
ギィ…ギシィ……
ゆか
階段をゆっくりと踏み締める様な、そんな音がした。
きっと、お姉ちゃんだろう
深夜に真っ暗な部屋。そして不安を煽る風と雨音。
なんだか急に怖くなって、ゆっくり起き上がるとお姉ちゃんの部屋へと向かった。
ゆっくりと階段を昇る。
もし、暗がりに血だらけの女の人がいたら?
そんな妄想が私の身体を強ばらせ、思う様に力が入らない
ゆか
階段の途中、私は気が付いてしまった
…寝る時、電気消してたっけ?
お風呂入る時も、電気消してたっけ‥?
ゆか
お姉ちゃんが消した?態々?
二回も下に降りてきてまで?
思わず後ろを振り返る
ゆか
それを確認して私はお姉ちゃんの部屋に向かった
誰もいなかった、だけども誰かに付けられてる気がして。
ゆか
ゆか
お姉ちゃんの部屋に駆け込む。
そして電気をつけて部屋を見回した
しかし、お姉ちゃんの姿は見当たらなかった
ゆか
ゆか
ゆか
きひ、ひひひひひ…
ギシィ…ギィ……
誰かの、笑い声がする
階段を昇ってくる音がする
ゆか
足音が、ドアの前で止む
ドアの向こうに…誰かいる
ゆか
ゆか
しかし、私は分かっていた。
お姉ちゃんはそんな事する人じゃない…
ゆか
私は机の上にあったシャーペンを片手にクローゼットの中に隠れる事にした。
隙間から様子を伺って、開けようものならシャーペンで目をぶっ刺してやる
ゆか
然し、扉の向こうの何かは一向に動く気配はない
もしかしたら此方の様子を伺ってるのかもしれない
なら、余計に出る訳には行かない
ゆか
ゆか
いつの間にか眠ってしまった様だ。 クローゼットの隙間から様子を見る
辺りは静まり返っていて、誰の気配もない
ゆか
私は意を決して、クローゼットを出る。
ゆか
部屋にかけられている時計を確認する。
時間は夜中の三時半を指していた。
ゆか
ゆか
ゆか
怖いけど、部屋を出ようと思う
台風の雨音は、更に勢いを増していた…
ギシィ…ギィ……
ゆっくり、1歩ずつ階段を下りる
曲がり角に誰かが居るんじゃないか
そっと覗き込んでみた‥
ゆか
だれも、いない…
………当たり前か
ヒュー……ヒュ…
下から、風が吹き抜ける様な音がする
リビングからだろうか。
ゆか
私は、そっと階段を降りリビングへと向かった…
深夜三時半 リビング
ゆか
私は驚愕した‥何故なら…
ゆか
窓が割られていて‥そこから風が吹き付けていた
しかも石が飛んできて自然に割れたのではない
ちょうど、窓の鍵部分が綺麗に割れている‥
ギシィ…ギィ‥
ゆか
誰かが…近付いて来る……
ギシィ……
ゆか
怖くて動けない‥
誰かが、私の背後にいる……
ひひ‥ひひひひ…
ゆか
ゆか
後頭部に鈍い痛みが走る
振り返ろうとするが力が入らない
どうして?なんで…?
分からない分からない分からない‥
そして私の意識は途絶えた‥
ピコンッ…
案内人
案内人
案内人
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