数年後
菜那
はぁー。久しぶりに帰ってきたなぁ。
お母さん
おかえり。さぁ座って
凛
姉ちゃん!おかえりー!
菜那
あら凛、ただいま。
凛
お土産はーー?
菜那
はいはい。
あれから、数年の時が経ちお父さんを殺した犯人も捕まり、私は東京で妹の凛は名古屋で仕事をしていた。
凛
みんな集まるの久しぶりだねぇー。
お母さん
そうね、もう2年経つのかしら、、
菜那
もう、そんなに経つのか。
菜那
あ、もうこんな時間
菜那
友達と会う約束してるから行くね
凛
行ってらっしゃいー!
芽依
あ来たきた
初音
菜那!!こっちーー!
菜那
初音!芽依!久しぶりー
芽依
変わらないね。あれから10年ぶりかな
初音
もうそんなに経つのねぇ
初音
私たち変わらなさすぎねw
菜那
確かにwさぁ行こ!
あれから、芽依は薬剤師として働き初音は役所で働いている。2人は今地元で働き地元で暮らしている。
初音
そういえば芽依ー
初音
最近彼氏とはどうなのよぉーー
芽依
え?彼氏?
菜那
そういえばできたって言ってたね。
芽依
あれから、プロポーズされて今は婚約者だよ。
芽依は左手の薬指を見せる。
菜那
わあ!ほんとだ!おめでとじゃん!
初音
マジじゃん!?えー!いいなぁー!
芽依
来年には結婚式を予定してるよ。
初音
ほんと!絶対招待してよね!?
芽依
はいはい。
菜那
楽しみにしてる😊
菜那
じゃあねー
初音
またこっち帰ってきてよーー?
菜那
分かったよー
芽依
またね
菜那
うんまたね。
こうして、私たちは別れた。
あれから、家族も普通になった
お父さんが死んでから色々とあったけどみんなそれぞれの道に歩んで自分の生活を謳歌してる。
うちの家族は変だ。
お父さんが死んだのに葬式も告別式もなく、遺骨もお母さんは受け取らなかった
まるで
家族ではないかのように