それは小さいとき
愛奈
あっ
とりさんの巣だ!
登って見よー!
とりさんの巣だ!
登って見よー!
瑛斗
危ないぞ!
愛奈
よいしょよいしょ
わぁーすごーい!
わぁーすごーい!
瑛斗
おい
そんな高いところに
登ったら
そんな高いところに
登ったら
愛奈
あっ!
愛奈は足を 滑らした
瑛斗
あっ!
愛奈!
愛奈!
愛奈
キャー!
瑛斗
あぶなっ!
瑛斗は愛奈を ギリギリキャッチした
愛奈
うぇーん
怖かったよー
怖かったよー
瑛斗
言ったろ
危ないって
危ないって
愛奈
ごめんなさーい
瑛斗
もういいって
それから7年後 私は今、高校1年生の 15歳
瑛斗
お~い
愛ー奈!
愛ー奈!
愛奈
ちょっと待ってよー
私は今、チョー パニックです!
愛奈
なんで大事な
教科書がないのー!
教科書がないのー!
瑛斗
おーい
ないなら部屋を
一周回ってみたら?
ゆっくりと
ないなら部屋を
一周回ってみたら?
ゆっくりと
愛奈
そんなこと言われても
瑛斗
早く
愛奈
あーはいはい
クルッ
愛奈
あー
あったー!
あったー!
瑛斗
な!
愛奈
ありがとっ
瑛斗
いくぞー
こうして私達は仲良くやっている
放課後
瑛斗
なぁ今日
俺の家に泊まりに来ないか?
俺の家に泊まりに来ないか?
愛奈
え?!
いいの?
いいの?
瑛斗
うん
今親が旅行中で
今親が旅行中で
愛奈
やったー!
うちも親が旅行中
だからちょうどよかったよ
うちも親が旅行中
だからちょうどよかったよ
瑛斗
じゃあ家に帰ったら
俺の家にこいよ!
俺の家にこいよ!
愛奈
はーい