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金の風
金の風
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
その他 ※エセ関西弁、口調が迷子です。 死ネタ(有りかも)
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怪獣(余獣)
怪獣(本獣)
武士1
武士2
これはまだ 科学が進歩する前
人々が科学力の補助なしで原始的な武器を 使い怪獣と戦っていた時代のお話。
ーそして
怪獣討伐に生涯を捧げたある武士と剣士、 二人のお話である。
ある晴れた日。 数人の男達が怪獣討伐を行なっていた。
怪獣(余獣)
怪獣(余獣)
怪獣(余獣)
武士1
武士2
香深(カフカ)
香深(カフカ)
??????
香深(カフカ)
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そう言うと、 突如現れた黒衣に身を包み刀を手にした剣士らしき青年が、迷う事なく余獣の大群の中へと突っ込んで行く。
香深(カフカ)
青年の無謀とも言えるその行動に香深が慌てて大きな声を上げ止めようとした。
が、 香深の心配をよそに青年は余獣が動くよりも先に鮮やかな剣技をくり出して次々と余獣を討伐していく。 その様はまるで舞を踊っているかのようで、 香深はこの危機的状況にもかかわらず彼に 見惚れていた。
香深(カフカ)
武士1
香深(カフカ)
武士1
香深(カフカ)
武士1
香深(カフカ)
仲間の声にハッと我に返った香深は、 槍を握りしめて本獣へと向きなおる。
香深(カフカ)
武士1
武士2
謎の青年剣士が助太刀に入ってから数十分後。
怪獣(本獣)
香深達は本獣を討伐する事に成功した。
武士2
武士1
香深(カフカ)
香深は青年剣士がいるであろう方向へと 目を向けた。 香深の視線の先では全ての余獣を倒し終えた青年剣士が刀を鞘に収めているところだった。
香深(カフカ)
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青年の下へ香深が駆け寄る。
香深(カフカ)
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礼を言う香深に青年はニコッと微笑んだ。
香深(カフカ)
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香深(カフカ)
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狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
武士1
香深と狂四郎がお互いに名乗りあっていると、 香深の仲間が名を呼んだ。
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
その場を去ろうとする狂四郎の手首を香深は咄嗟にガシッと掴んで引き止めた。
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
一歩もゆずらない香深に狂四郎は、 少し考える素ぶりをした後に口を開いた。
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
苦笑しながら掴まれている手首を指差す 狂四郎に、香深は慌ててパッと手を離しながら謝る。
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
香深(カフカ)
香深がダッと仲間の下へと走って行く。 その様子を見て狂四郎はくすっと小さく笑った。
狂四郎(きょうしろう)
狂四郎の視線の先で香深と仲間が数分間 会話して終わった後、香深が再び狂四郎の下に戻ってきた。
香深(カフカ)
狂四郎(きょうしろう)
香深は仲間と別れ、狂四郎を連れて彼を宿に案内するために町へと歩き出したのだった。
これが 香深と狂四郎、二人の出会いだった。
この時の二人はまだ知らない。 この先、共に怪獣討伐を行い今までにない 功績を刻む事を。 ーそして、
お互いに強く惹かれ合う事を。
二人はまだ知らない。