雨宮零ができるまで。

私は過去に3回 心から信じていた人に裏切られたことがあります。

確かにあの時は私も悪かったと思いました。 授業が始まって20分くらいした時にトイレに行きたくなり 先生に言ったのです。

ガラガラ

我慢ができなかった私はいけない事だとはわかっていたけど教室を出てトイレへと行きました。

でもそれが良くなかったのか, そこから先生の態度が急変し,私への態度があからさまに悪くなりました。

〜とある図工の時〜

私も先生に出来上がった母の絵を見せようとした時……

ビリビリビリ……

先生はいきなり先生から絵を破かれ 何が何だかわからずに戸惑っていた私を見て先生は

そう言い放った。

それから暫くも 先生からの数々の仕打ちに耐えながら私は学校へ行っていました。 時々耐えられずに教室を抜け出しながらも……。 そして事件は起こりました。 あれは私が初めての運動会だった日……

みんながたわいのない会話をしながら 次の競技に向けて準備をしていた時, 私は花粉症が酷くて 鼻水が出てしまいついタオルで鼻を拭いてしまいました。 その時です。

グイ……っ

私は先生に突然腕を掴まれ、椅子から引きずり下ろされて 腕を引き摺って保護者席にいた私の親の所へと連れていかれた。

そう言って私が拭いたハンカチを差し出す

ここからは私も覚えていなくて お父さんたちから聞いた話ですが, 先生はずっと吠え続け その間お父さんはじっと黙って聞いていたとの事でした。

再び腕を引っ張る先生

そして運動会が終わり, 何日か経ったあと……。

お父さんとお母さんが学校に乗り込んでくれて, 校長先生に抗議して 次の年その先生は別の場所へと飛ばされました。 これが1年生の時の話です。 次は私が小学校3年生の時…… これが一番酷い過去です……。 今も思い出すだけで辛いです……。

その日私は その当時住んでいた場所のお店に買い物に来ていました。 私はもう一人で車に居れると思っていたので 留守番をして待っていました。 そしてその日は何事もなく終わったのですが……。

図工の授業を受けていた時に 先生に突然呼び出され、 私は何事だろう？と思いながら先生について行きました。 そして……

私は先生に身に覚えのないことで疑われて カッとなり大声で否定しました。

私が何か言う前に先生が部屋（通称叱り部屋)を出て行ってしまった。

ガラガラ……

でも私の願いも虚しく, 先生からは衝撃の言葉が出てきました。

先生は私にガラスのない扉に手を着くように言いました。 言う通りにすると先生は 私にこう言いました。

恐怖と怖さで耐えられなくなった私は、先生に聞いてしまいました。

それから暫くして 私のお母さんが呼び出されて 私は否定をしたかったけど 別の場所にいらされて ただお母さんが遠くから泣き崩れるのを見ていることしか出来なかった…。 すごく悲しくて,本当は私やってないよって言いたかった…。 でもできなかった…。 しばらくして結局映っていたのは別人で わたしじゃないことがわかりました。 でもそれでも先生は謝るどころか ずっと防犯カメラに写ってるから。と謝りさえしてくれませんでした。

その先生は私が卒業する年に あろうことか教育委員会に飛ばされて 上のところに行って, いじめはいけませんとか言っていました……。 中学になってすれ違った時だって 私に話しかけてきたりしました。 すごく嫌ですごく怖くて, 今でもその経験が私の中でトラウマになってて……一生忘れれない棘になっています……。

そして三度目の裏切り… 私が中3のときです。 私は受験のために某塾を受けて 勉強をしていました。 私はABCの発音が苦手で なかなか発音できずにいました。 そしたら私が間違う度に先生と友達と,周りの生徒が一緒になり私を叩いてきたり,殴ってきたりしました……。 すごく辛くて,塾に行くのが毎日憂鬱でした。 それでも私のために高い塾代を月額で払ってくれていた親に申し訳なく 頑張って通っていました。

バシッ

バシッ……バシバシバシ……。

バシバシみんなから笑われながら叩かれる。先生も含めて。 また当てられる。 また間違えて叩かれる その繰り返しだった……。

コーンコーンコーンコーン……。

そう…… 英語を教えてくれる先生と 数学を教えてくれる先生は親子で…… 数学の先生は英語の先生（息子さん）がそんなことをしても何も言わずにただ見てるだけだった……。

帰りはいつも23時30を過ぎていた。 英語の先生の送迎でそれぞれ家に帰っていた。 帰りの車の中ではみんな静かで それぞれ教科書を読んだり,携帯を触ったり,寝たりしていた。 私はただ早く家に着いて欲しい…… そんな思いが強かった……。

ガチャガチャ……。

私は急いでお風呂を入り、 ご飯を食べて 少しゆっくりしてから寝る。 その毎日だった。 本当は家族でゆっくりご飯くらい食べたかったけど, 仕方がないことだって思って頑張っていた。 受験が終わるまでの辛抱だって。

次の日学校で…

ーそしてとある塾の日ー

やらかした。と思った。

バシッ！バシッ！バシッ！！バシッ！

私が謝ったあと 決定的なことを担任から言われた。 完全に私が壊れる言葉を。

あははははっ！

キーンコーンカーンコーン

〜そして家に着いて

家に着くなり私は今までの限界がピークを超え お風呂場で思いっきり泣き出してしまいました。 もう限界だと思ったから。 そして次の日 ちゃんと全てを親に話し 塾を辞めました。 これが私,雨宮零ができるまでの話です。 ここまで見てくれてありがとうございました。 過去はまだ忘れれないと思うけど これからも頑張っていこうと思います。