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このストーリー見てから気づいた!今で悩みを打ち明けていた人達は全部、自分だったんだね…
この曲いいよねぇ、てか死ネタは神ってる
知ってる曲✨!凄いですね!
私、屋上で靴を脱ぎかけた時に。
蘭
三つ編みの先客に、声をかけてしまった。
夢
口をついて出ただけ。
ホントはどうでもよかった。
先を越されるのが、何となく癪だった。
三つ編みの子は、語る。
どっかで聞いたことようなこと。
蘭
蘭
夢
蘭
夢
夢
夢
蘭
って三つ編みの子は、消えてった。
さぁ、今日こそはと靴を脱ぎかけたそこに
背の低い女の子。
千咒
また声をかけてしまった。
背の低い子は、語る。
兄との喧嘩に
千咒
って
ふざけんな!
そんな事位で私の先を越そうだなんて、
夢
夢
夢
千咒
と泣いて。
背の低い子は、消えてった。
そうやって、
何人かに声をかけて。
追い返して。
私自身の痛みは誰にも言えないまま。
初めて見つけたんだ。
似た悩みの子。
何人目に会ったんだ。
黄色いガーディガンの子。
???
???
と見覚えのある女の子は言った。
何処か寂しそうな目。
自分には価値がないという眼差し。
助けてあげたかった。
だから声をかけてしまった。
夢
???
嗚呼、どうしよう、
この子は止められない。
私には止める価値がない。
それでも、ここからは消えてよ。
誰かを見ている気がするんだ。
???
夢?
夢
っと目を伏せて消えていった。
そんな静かな夜、誰もいない。
私一人だけ。
あの子はなんだったんだろ?
そんな考えてるうちにどうでも良くなった。
ガーディガンは脱いで。
三つ編みは解いて
背の低い私は。
夢
夢?
グチャ