主
放課後...
主
麗「ねぇ、昨日さ」
主
妖「どした」
主
充「どうしたの?」
主
麗「昨日充に正体見られたじゃん」
主
妖「あぁ」
主
充「うん」
主
麗「中途半端にバレるとモヤモヤするし、いっそのこと全部話してもいい?」
主
妖「いいぜ」
主
充「え?まだあるの?」
主
麗「うん」
主
妖「オレ等は怪奇現象回収係っていう祓い屋やってんだよ。」
主
充「祓い屋...?」
主
麗「えーと、祓い屋っていうのは、依頼人から退治とか封印とか調査とか頼まれて、それをやってお金貰う的なやつ。今あたしと妖と月乃、日向が入ってる」
主
充「月乃...日向...あ、光崎さんか」
主
麗「そ。で、あたしは霊媒師、妖は霊術師、月乃は霊媒師、日向は妖術師なんだよ」
主
充「へー...」
主
麗「あ、階級っていうのが...知ってるか」
主
充「うん。強さを陸、伍、肆、参、弐、壱、零の7段階で分けてるんだよね」
主
妖「あぁ、お前は...多分陸で、オレと麗、月乃が伍で、日向が肆だ」
主
充「へー...あ、そういえばさ」
主
麗「何?」
主
充「麗ってお姉さんいるんだよね、零級の」
主
麗「そうそう!よく知ってるなー!...あ、日向と月乃がいる!行こうぜ!」
主
日向「ん?後ろから走ってくるのは...麗!それに妖!と...充!珍しいな!」
主
オレンジと黄色のグラデーションの髪の少女が言う
主
麗「いやぁ、正体見られたからさーw」
主
日向「マジかw乙w」
主
妖「お前等のことも教えたんだよなぁ☆」
主
日向「わっつ☆」
主
月乃「姉さんと一緒ならいいや...」
主
前髪で片目を隠し、青い髪に黄色い三日月の様なメッシュの入った少年が呟く
主
日向「あ、充、自己紹介はまた明日な!オレと月乃ゆっくりしたいんだよ。いいか?」
主
充「いいよ!ゆっくりしてきてね!」
主
妖「バイバイ!」
主
麗「バイバーイ!」
主
麗達が話している隅に、黄緑色のミディアムヘアの少女がいた
主
???「....」
主
終わりです。