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主
主
主
主
家の前についた
扉を開ける
もちろん俺達以外に人はいないし これからここは二人だけになる
黒沢 理央
まぁまずやらないといけないことは
黒沢 理央
黒沢 ひな
黒沢 理央
俺だって掃除はめんどくさいし できればやりたくない
でもこれからここに二人だけで暮らさないといけないし ずっと汚れたままは嫌だ
掃除機など使えそうなものを取り出す
いつもは話し相手なんていないから 妹と話しながら掃除をするのは楽しかった
黒沢 理央
結構な時間をかけ、家の掃除が終わった
今見ると結構いい家なのか
お風呂を沸かし、食事の用意をする
黒沢 理央
黒沢 ひな
妹も俺もクタクタだ
黒沢 ひな
黒沢 理央
黒沢 ひな
ソファに寝転がる
こんなに大変なことを親はやっているのか
この家は掃除はやっていなかったけど、 家事全部やっている家庭もあるのか
黒沢 理央
そうだ、バイトもやらなければ
バイト、家事、学校
黒沢 理央
今考えると結構大変ではないか
家事は妹も手伝ってくれると思うが…
黒沢 ひな
黒沢 理央
俺も風呂に入ろう
黒沢 ひな
黒沢 理央
やけに妹は元気だ
鼻歌を歌いながら食器をテーブルに並べている
黒沢 理央
黒沢 ひな
家事をするのが楽しいのか
黒沢 ひな
黒沢 理央
「いただきます」
妹と学校のことなどを話し、 いつもより楽しい食事ができた。
「ごちそうさまでした」
食器を片付け
歯を磨き
明日の用意を済ませ
寝る
黒沢 理央
そう呟き目を閉じる
そういえば明日から和樹の親友のふりをしなければいけない
天野さんをあんな奴に取らせない
せめて天野さんには、 和樹よりももっといい人と結ばれてほしい
ピピピ…ピピピ…ピピピ
朝か…
黒沢 理央
黒沢 理央
酷い寝癖だ
まだ眠たく、しばらく鏡の自分と 睨み合った
バシャッ
冷たい水が顔に当たる
一瞬で目が覚めた
下に行くと妹がパンを焼いていた
黒沢 ひな
黒沢 理央
黒沢 ひな
黒沢 理央
黒沢 ひな
テーブルにジャムがついたパンが置かれた
二人でそれを食べ、
いろいろと準備を済ませた
ピーンポーン
チャイムが鳴ると妹が玄関へ走った
黒沢 ひな
黒沢 理央
俺はあと5分後に出よう
「理央!早く行くぞ!」
黒沢 理央
聞き覚えのある声が聞こえる
俺も玄関へ向かうと
稲葉 和樹
和樹がいた
黒沢 理央
稲葉 和樹
黒沢 理央
稲葉 和樹
和樹が俺の腕を掴み、引っ張る
黒沢 理央
稲葉 和樹
黒沢 理央
どうしてもコイツと歩かなきゃいけないのか
扉に鍵をかけ
コイツの隣に並ぶ
稲葉 和樹
黒沢 理央
稲葉 和樹
黒沢 理央
黒沢 理央
稲葉 和樹
黒沢 理央
稲葉 和樹
稲葉 和樹
黒沢 理央
そんな会話をしながら登校していると
女子
女子
黒沢 理央
和樹は学校一のモテ男と知られているため、 喋っているだけでも注目される
黒沢 理央
本当は今すぐにでもコイツの本性をバラしたいところだが、 バラしても俺がボコられる
それに俺は平和に終わりたいのだ
女子
和樹が女子達に笑顔を向ける
女子
黒沢 理央
稲葉 和樹
黒沢 理央
稲葉 和樹
相変わらずコイツは…
天野 雪
天野さんが声をかけてくれた
黒沢 理央
稲葉 和樹
天野 雪
天野 雪
稲葉 和樹
黒沢 理央
急いで和樹に話を合わせる
天野 雪
女子
女子達が天野さんに鋭い目を向ける
天野 雪
天野さんもそれに気づき俺達から離れていった
稲葉 和樹
黒沢 理央
稲葉 和樹
黒沢 理央
親友に見えているだろうか
周りの視線を感じ、上手く話せない
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
黒沢 理央
稲葉 和樹
黒沢 理央
クラスのみんなが席に着く
みんな誰かと話しながら先生が来るのを待つ
手に汗が滲む
先生
先生
転校生…その言葉でみんなが騒ぐ
女子か男子かとか可愛いのかとか
先生
先生
???
先生
???
赤倉 咲