TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

手の届かない恋第8話

一覧ページ

「手の届かない恋第8話」のメインビジュアル

手の届かない恋第8話

1 - 手の届かない恋第8話

♥

42

2021年08月04日

シェアするシェアする
報告する

北村先生

なんで来てんだよ!

北村の父

なんだ親に向かってその口は

北村先生

今更なんだよ!親ぶってんじゃねーよ!

北村の母

はぁ?私たちなんかした??

北村先生

逆に自覚ねぇの?頭おかしいじゃん

北村先生

俺は教師になってやっと充実した生活遅れるようになったのに、なんで今更?

北村先生

俺の気持ち理解してくれよ!

北村の父

彼女いるのかよ!

北村先生

(芽衣に彼女のふりをしてもらおう)

北村先生

い、いるから

北村の父

連れてこいよ

北村の母

早く連れてきなさいよ!

北村先生

芽衣、お願いがあるんだけど

芽衣

なんですか?

北村先生

俺の彼女のふりをして欲しいんだ

芽衣

はい?

芽衣

私が先生の彼女?

北村先生

実は、今、親が来てて、彼女早く出せってうるさくてさ

芽衣

ま、まぁ私でよければ

北村先生

ありがとう!

北村先生

連れてきたよ

北村の父

おせーよ

芽衣

快斗さんの彼女の村瀬芽衣と言います

北村の母

この人が快斗の彼女?

北村の父

こんな奴が快斗の彼女?ありえんわ

芽衣

(北村先生結構酷い家庭で育ったな…)

芽衣

すいません…

北村先生

いい加減にしろよ!

北村先生

今更親ぶって、彼女にはいちいち口出して、こいつは俺の良き理解者で、なのに…なのに…

北村先生

俺の幸せを奪うな!

北村先生

出てけよ!

北村の父

だから俺は親だそ

北村の母

親に向かって何よその口の聞き方

芽衣

あの…

北村の父

なんだよ

芽衣

快斗さんは、私の唯一の理解者で、困った時にはいつも助けてくれて、

芽衣

快斗さんを愛してるんです!

芽衣

もうやめてあげてください…

北村先生

芽衣…

北村の母

あなたが口を挟むことじゃないでしょ?

北村の父

そうだぞ

芽衣

人としてどうかしてるんですよ!

芽衣

快斗さんがこんなに苦しんでるのに!子供はどんな親であれ、親だから!

芽衣

子供は両親が大好きなんですよ!

北村先生

芽衣

だから、もうやめてあげてください!

芽衣

お願いします…

北村の父

まぁ随分気が強い彼女だな

北村の父

こんな彼女、快斗にはいらねぇな

北村先生

は?

北村先生

まじでいい加減にしろよ!

北村先生

芽衣は!俺の愛してる人で!いつも支えてもらってる人なんだよ!

北村先生

芽衣の悪口だけは言うな!

北村の母

まぁ…随分必死ねぇ

北村の父

俺こんな奴に育てた覚えはねぇぞ

北村先生

だって俺、てめぇらに育てられてねぇもん覚えてなくて当たり前だろ

北村先生

ご飯食べさせてくれなくて、一生消えない傷を作りやがって…俺の幸せをどれだけ奪えば気が済むんだよ…

北村先生

俺を解放してくれよ…

芽衣

快斗…

北村先生

芽衣は、初めて会った時から運命感じてた…とても気が合う人で、何してても芽衣のことを考えて

北村先生

芽衣は今、何してるかな…?、芽衣に会いたいな…

北村先生

そんぐらいこいつを愛してる!

北村の父

じゃあキス出来んのか?

北村の母

そうよ!やってみなさいよ!

北村先生

わかったよ

芽衣

…???ん???

芽衣

え?

北村先生

(芽衣とディープキス)

北村の父

…まじかよ

北村の母

やるじゃない

北村先生

だって愛してるから

北村先生

愛してる人だから、なんでも出来る

北村の父

今回はこの辺で勘弁してやるよ

北村先生

芽衣、ごめんな…

芽衣

いえ、愛してるなんて言ってしまってごめんなさい

北村先生

全然大丈夫

北村先生

嬉しかった、その気持ち

北村先生

俺の本当の彼女になってくれ

芽衣

へ?

北村先生

さっきも言った通り、俺、芽衣に初めて会った時から、運命感じてたんだよ

北村先生

愛してる

芽衣

先生?

北村先生

ん?どうした?

芽衣

私も…先生のこと好きです…

北村先生

そうか、嬉しい

芽衣

私でよければ…!

北村先生

おう!よろしくな!

この作品はいかがでしたか?

42

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚