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宇宙がまだ幼く、雄大に育つ前の頃
小さな光たちが彼方でまたたくさなか、神は箱舟を創りだした
それを星と名付け、神の創造の場とした
幾つもの命が調和と文化を築き、平和の時代をもたらした
この平和がいつまでも続くと、誰もが疑わず、神もそれを望んでいた
しかし…
彼らは違った
人族は支配を望んだ
ラグナロク大戦争の勃発と共に、星は地獄に変わっていく
炎が平和を焼き尽くし、あらゆる命は死に絶えた
そして、神さえも………
星は人族のものとなり、この歴史は忘却され、人々の記憶から抹消された
もう真実が蘇ることはない
厄災の卵が孵らない限り