大西流星side
驚いた
水をかけられると思ったら、
いきなり大橋くんが俺を押し倒して守ってくれた
自分を犠牲にして、俺を守ってくれた、、、
ほんまに驚いた
いや、今はそれよりも、、、
大吾
和也
大吾
大吾
大吾
西畑はニヤニヤしながら言った
大吾
大吾
その言葉を聞いて
俺の中で怒りが湧いてきた
俺を守ってくれた、、、
俺も助けてくれた大橋くんを、そんな風に傷つけるなんて
ほんまに最低や
俺は持っていたコーヒーの空き缶を自然と握り潰していた
雅(流星)
大吾
俺は空き缶を
西畑の大事なところに向かって
思いっきり投げた
大吾
雅(流星)
俺は声をデカくして言った
雅(流星)
雅(流星)
雅(流星)
雅(流星)
雅(流星)
成瀬 海
いつの間にか海くんと勝利くんがいた
勝利
俺はハッとした
前を見ると
西畑は俺を睨んで
丈はポカンと口を開けて
高橋、道枝、長尾は泣いていた
多分、俺が怖かったんやな、、、
成瀬 海
雅(流星)
勝利
和也
勝利くんは大橋くんを連れてお風呂場に向かった
俺は海くんと別の部屋に移動した
成瀬 海
流星
成瀬 海
成瀬 海
、、、海くんの言う通りや、、、
俺が決めるんやない。大橋くんが決めるんや、、、
流星
成瀬 海
流星
しばらく沈黙が続いた