神魔
実話を話します
神魔
信じなくても構わないです
神魔
6年前の話。私は6歳
神魔
お母さんは1年後に帰ってくると言っていた。
神魔
お父さんは私が産まれた時から居なかった
神魔
チャイムが鳴った
神魔
私はドアを開けると、男の人が立っていた
神魔
『ねぇ、いい?』
神魔
そう言って包丁を刺そうとした。私は
神魔
『いいよ』
神魔
と言った。男の人はビックリしていた
神魔
何故か分からないけど一緒に住むことになった
神魔
その人は『龍聖(りゅうせい)』と名乗った
神魔
龍聖は笑顔が素敵で、優しくて、頼れる人だった。
神魔
私は幸せだった。
神魔
本当に。幸せだった。
神魔
外にも連れてってくれた。楽しかった。
神魔
色んな服、色んな物を買って貰った
神魔
本当に嬉しかった。
神魔
だけど、2014年2月6日
神魔
龍聖は居なくなっていた。
神魔
静まり返る部屋。何もない部屋。
神魔
誰も居ない毎日。
神魔
龍聖は大丈夫さんみたいだった。
神魔
本当に、優しくて、素敵で、物知りで、かっこよくて...
神魔
好きだった。
神魔
本当に、大好きだった。
神魔
幸せを教えてくれた。
神魔
本当に感謝してる。ありがとう。
神魔
6年前の話。私は6歳から誰も居ない毎日まで
神魔
ノートに書いてありました。
神魔
水で濡れた跡がありました。
神魔
泣いていたのでしょうか。
神魔
見てくれてありがとう。
神魔
おやすみなさい。
この作品はいかがでしたか?
104
コメント
2件
我慢してましたか?泣いても…良いんですよ
信じさせていただきますね。 実の親がいなくて 寂しかったでしょう。 辛かったでしょう。その人は神魔さんのヒーローですね。神魔さんはもし何か嫌な事があったら相談出来るならして欲しいですし テラーを逃げ場所と思って欲しいです。これからそれよりもっと幸せになって欲しいです。 相談する場合は多分(辞める人やストレスを重く溜めている人へ)のところで相談してください。 私が少しでも元気な気持ちにしますので!