TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

前編スタート↓

アイナ

ス-…ス-…zzz

緩やかな風 アロマのような優しい匂いの花々

錆びれた鉄骨造に寄りかかりながら 一定速度の寝息を立てている

コツ

アイナ

ッ…

静かな空間に突然聞こえた足音

即座に身構え、手に剣を添える

リビ

そんなに警戒するな
俺だって

アイナ

あぁ、リビか

こちらに向かってくる幼なじみを見つけ警戒を解く

リビ

また授業サボっただろ

アイナ

だって〜

リビ

理由はどうでもいい
アイナを見つけるよう先生から指図されるのが嫌だ

アイナ

なるほど…!
抵抗すればいいじゃん

リビ

それもそれで面倒くさい

アイナ

え〜なんでだよ〜

そう言って少し頬を膨らます

リビ

キモッ

アイナ

は?

リビ

おっとつい本音が

一気に空気がピリつき始め、一触即発状態に

アイナ

おいこら
さっき主人に向かって何言った?

リビ

大変気色悪いです…と

アイナ

敬語に直したって変わらんからな?

リビ

…………チッ

アイナ

舌打ちうってんじゃねぇ!!!

ビビビビビビ

リビ

うるさ

アイナ

なにこれ

のほほんと?話していると ひび割れた様な甲高い音が大音量で流れた

そして鳴り終えた後にアナウンスが聞こえた

『危険植物が摘発されました 摘発された中等部の校舎を封鎖します』

『先生方は至急中等部校舎のフェンス前へ』

『校舎の近くに居る者は速やかに避難してください』

アイナ

……中等部の校舎だから自分らのクラスも混ざってるね

リビ

だな…

リビ

これで戻らなくてもいいアリバイが出来た

アイナ

ラッキー☆

おわり

リビ

と、なるとチャンス逃すので

リビ

問題解決しに行くぞ

アイナ

えっ?なんで?

リビ

単位取得用の交渉に使える

リビは面倒事が嫌いなので心変わりしてしまったのかと焦ったが

なーんだ正常

アイナ

せっこ

リビ

ここ、中学でも留年するから先手を打ってといて損はない

ガシッ

リビ

とゆう訳で行くぞ

リビが自分の腕を強めに掴み 逃げれないようにする

アイナ

え〜拒否権は?

リビ

お前単位ギリギリだろ

アイナ

ギクッ

アイナ

……あーもう分かった!行くから!

リビ

なら良かった

リビ

それとも俺が守ってやろうか?w

カチャ

自分は素早く剣を抜き、彼の首元へ当てる

アイナ

は?リビが守らなくたって平気なんだけど
一丁前に何言ってるの?

リビ

へ〜流石は俺の主人

アイナ

当たり前でしょ

計画通りに火を付けられた自分は颯爽と校舎へ向かった

後編へ続く

高貴な荒れくれ者

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

382

コメント

1

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚