コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
本条綾子
土山花梨
本条綾子
美奈子が駅で死んだというニュースが流れた
財布の入っていた運転免許証で身元を特定できたらしかった
土山花梨
本条綾子
本条綾子
土山花梨
本条綾子
本条綾子
昨日まで楽しかった日々がどんよりと暗くなっていく
死が身近に感じられた
本条綾子
土山花梨
本条綾子
土山花梨
本条綾子
土山花梨
本条綾子
綾子は霊感の強い子だった。 もしかしたら何か感じるのだろうか
だけど、人が死んだところなんて 当分行きたくない
本条綾子
土山花梨
本条綾子
それから私たちはお葬式に参加し、 美奈子の家に行ってはお線香をあげたり、おばさんと話をしたり…。
暗い日々だけど美奈子の為なら何でもできると思った。
美奈子の母
とおばさんは泣いていた。
その言葉で私の心はキュッと痛む。
もっとしっかりしてなければ、思わず自分のスカートの裾を握りしめた。
帰り道、綾子は現場を見てくると荒若駅へ向かった。 私はその誘いには断り1人で自宅へ戻った。
だがそれから、綾子の態度は変わっていった。
ライバルがいなくなった嬉しさがあったのか、 美奈子を思い出して泣く私とは違い
お葬式を終えてからは勝ったような表情をしだした。
本条綾子
土山花梨
本条綾子
土山花梨
本条綾子
土山花梨
本条綾子
土山花梨
本条綾子
本条綾子
私には綾子の目が怖かった
何かを知っているような探るようなその目が怖かった。