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重なり重なって

第5話 - 愛は適度に伝えよう

303

2024年12月21日

#BL

#mrpk

#悪魔

#nmmn注意

セカイ破っP

昨日の和解で打ち解けたおかげでぎこちなさがなくなって、普通に触れ合ったりもするようになった。

だけど......

nkk

ぎゅ〜っ)nrきゅ〜ん♡

その代わり、と言うのも変な気がするけど、nkkさんがあからさまにべたべたしてくるようにもなった。

nkk

もうぜ〜ったい離しませんよ〜？

nry

ねぇ、どうしちゃったのnkkさん。

nkk

別に〜？ただnrきゅんのことがだぁいすきなだけですよ〜♪

と、言いつつも特に距離が縮まった翔くんの方に尖った視線を送るnkkさん。

やっぱり嫉妬なのかなぁ......w

でも、恋人の嫉妬をそのままにするわけにもいかないから、僕もしっかりそれに応える。

nry

ぎゅっ)じゃあ僕も！nkkさん大好き〜！

nkk

n、nrきゅ〜ん！♡

nry

nkkさ〜ん♪

まあ、たまにはストレートに愛を伝えるっていうのも大切だしね。

nkkさんも、気づいたらsyuくんを威嚇してる暇もないみたいだし良かった......のかな？

srnk

nkkさんとnryさん仲良いね〜

smrisyu

せ、せやね〜......

......いいなぁ、nrっち......

まあsrくんだって、好きじゃなきゃこんなことしないだろうなって思うこともしてくれるけど......

.........もっと愛されたいっていうのは、俺の過去があったとしても、求めすぎなのかな......、

なら自分から、と思ってsrくんの方に手を伸ばそうとしたけど、なんだか惨めに思えてsrくんに触れる前にやめた。

srnk

(......syuさん......)

srnk

......そんなことで、嫌いになったりしないのに。

smrisyu

え？

srnk

ぎゅっ)syuさんは、求めなさすぎなんだよ。

srnk

過去とか境遇とか関係なく、ね。

smrisyu

っ........！

smrisyu

......ありがとう...、

srnk

なにかあったらすぐ教えてね。

smrisyu

うん。

nry

............。

srnk

？

srnk

........nryさん、ちょっと話したいことあるんだけどいい？

nry

うん、いいよ。

srnk

変に警戒させちゃってごめんね？

nry

うん、大丈夫。

srnk

多分、もう天使の力はないのになんで心が読めるの？ってことだよね。

nry

そう。

nry

syuくんの記憶で見たことに嘘はないけど、今は黒、なんてこともないとは限らないからね。

srnk

黒？

nry

あれ、完全に心を読めるわけじゃないの？

srnk

あ、まあとりあえず、先にこのことの説明をしたほうがよさそうだね。

srnk

僕がやってる心を読むっていうのは、実際に声が聞こえてくるわけじゃないんだ。

srnk

表情、口数、動作、顔色、状況。

srnk

そこからまず感情を読み取って、どうしてその感情になっているかを推測するの。

srnk

それだけ！

nry

え、それだけ？

srnk

そうだよ。だから、やろうと思えばただの人間にもできることなんだ。

srnk

だから、その場と全く関係ないこととか、突拍子もないこと考えてたりすると全然わかんないんだよねw

srnk

あとはー、1人で考え事してる時とかも、難しいこと考えてるなーってぐらいしかわかんないの。

srnk

これでさっきのがわからなかったのは納得？

nry

うん、納得...

nry

あ、それで、僕がさっき言った黒っていうのは......

nry

srちゃんがそもそも天使じゃなかったってこと。

nry

でも、また見当違いで疑っちゃったみたいだね、

nry

ごめん。

srnk

全然いいよ！

srnk

他にも何か疑問に思ったことあったらすぐ聞いてね。

nry

...ほんと、優しいよね。srちゃんも、syuくんも。

srnk

そうかな？

nry

そうだよ。

nry

僕は優しい人にばっかり囲まれて、幸せ者だね。

srnk

nkkさんも優しいもんね！

nry

うん、すごくね。

srnk

syuさんもそれくらい素直に言ってくれたらいいのに〜。

nry

照れ屋だもんねw

srnk

そうそう！

srnk

めっちゃ照れさせたりとかしてみたいな〜

nry

ふふっ、頑張ってw

srnk

ん〜、syuさ〜ん...♪

smrisyu

もう、何〜？

srnk

さっきぎゅーしたら意外と癖になっちゃってさ〜

smrisyu

nrっちー、srくんが離れてくれんくなったー...

nry

幸せだねー。

smrisyu

助けてー。

nry

無理ー。

nry

......あ、nkkさん、どっか行くの？

nkk

あ、はい。買い物に行こうかと。

nry

ﾁｭｯ)いってらっしゃい。

nkk

行ってきます。

smrisyu

.....///

nry

なんでsyuくんが赤くなってるのw

smrisyu

いやだって、目の前で急にき.....キスするから......///

nry

あ、キスって言えばさ、2人はまだしたことないの？

srnk

あー、ないね。

srnk

今までそんな余裕なかったし。

nry

そっか。

srnk

......ねぇsyuさん、

smrisyu

な、なに.....？

smrisyu

(なんかめっちゃ悪い顔しとるんやけど....？！)

srnk

今だったら余裕あるよ？

smrisyu

？、.......？？？

srnk

もう、察しが悪いなぁ.......

srnk

ほらほら、目瞑って？

smrisyu

えっ、ちょ、srく____

srnk

しーっ

smrisyu

っ......///

srnk

ﾁｭｯ....

smrisyu

(え......これほんまにsrくんの唇が当たってんの......？)

smrisyu

(指当ててからかってるだけじゃなくて？)

smrisyu

(いやでも指より全然柔らかい......)

srnk

......はい、初めて終わり！

smrisyu

ぼー)...........

srnk

syuさん？

smrisyu

はぁ！？///きゅ、急に何すんねん！！///

nry

いや時差どうしたw

smrisyu

うぅ〜///恥ずすぎてsrくんの顔見れん......///

nry

よかったね〜srちゃん

srnk

えへへ、めっちゃ照れさせてみたいって言ってたけどもうできちゃったな〜♪

smrisyu

すぐそうやってからかう.......///

nry

なんか初心でいいなぁ...

srnk

僕は何の躊躇いもなくサッてキスできちゃうnryさん、かっこいいと思うけどな？

nry

あー、でもあれは恋心とかじゃないからあんまりキスって感じしない。

nry

僕も思い切って唇にしてみようかな。

smrisyu

なんとなくやけど、nrっちはいきなり舌入れそう。

nry

え？僕そんなことするやつに見えてるの？？

srnk

うーん、ノーコメントかなぁw

nry

ひどいよ君たちー！

smrisyu

ん、てか、恋心じゃなくてあれやってるって、もうルーティン化してるってこと？

nry

それはそうだけど、あれは守りの呪いをかけてるんだよ。

smrisyu

えっ、そうだったんや、

nry

そうそう！

nry

まあ、その.........不安だから、1人で行かせるの。

smrisyu

ふ〜ん、nrっちって意外と心配性なんやね。

srnk

.........(じ〜...

nry

............

nry

はぁ〜、srちゃんの前で隠し事は無理だね、

nry

まあ最悪2人にも守ってもらうから話しておいた方がいいかな。

nry

実はnkkさんね、魔王の器なんだ。

smrisyu

へぇー..........

smrisyu

......ぇぇええええぇぇええ！？！？

srnk

魔王の器って何？？

nry

言葉のままだよ。

nry

魔王が魂を移して、その身体を魔王のものにすることができる対象のこと。

smrisyu

それを悪魔たちがめーーっっちゃ探しとるんよ。

smrisyu

やから、普通の悪魔なら見つければすぐ上に持って帰ると思うんやけど......

nry

うん、最初はそうするつもりだったの。

nry

だったんだけどね、

nry

うーん..............まあ惚れた。

smrisyu

あぁ........w

nry

だから、何があっても絶対nkkさんを守るって決めたんだ。

nry

せっかく打ち解けたのにこんなこと言うのはちょっと酷いと思うけど、優先順位はnkkさんが1番上だから、nkkさんに何かあったら2人にも協力してもらう。

srnk

うん、わかった！

smrisyu

まあしゃーないよな、

smrisyu

それは俺がsrくんのこと守りたい気持ちと同じやろうし。

smrisyu

つまりお互い助け合いやな！

nry

はぁぁ.......そうだね、

nry

(......あまりにいい子たちすぎてため息出る......、)

そのあと、せっかくあるならやろうと2人に言われて、ずっと手をつけていなかった“ゲーム”をやってみることにした。

操作を覚えてみると意外にも楽しく、あっという間に時間は過ぎていった。

そのあと、帰ってきたnkkさんも加えて4人でもやった。

でも何より、srちゃんの指がものすごく俊敏に動いていてちょっと気持ち悪かったことが1番印象的だった......、

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セカイ破っP

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