可愛い君がわるい

ｽｯ…(手を伸ばした)

ﾑﾆ…(太ももを触る)

じゃあ先に出るから

バタンッ

妹はいつも少し早く家を出る

同じ高校だけど僕は少し遅れて1人登校する

天音は僕の双子の妹

僕とは違いなんでもできる優秀な天音と

いつも妹についてく僕

小さい頃から変わらない

そんなだから…

周りからはよく妹と比べられてきた

目の前から天音とぺいんとが一緒に歩いてくる

ぺいんと 僕ら双子の友達

ぺいんとと僕らは昔からよく三人で遊んでいた

ｽｯ（手を伸ばし、しにがみの髪を触る）

ぺいんとは顔も良くて女の子にモテる

自分とは違う世界に生きる人だ

小さい頃は皆同じラインにいたのに

こうも差が出るとは

2人が一緒にいるのを見ていると

最近はどう接したらいいのかわからない

小学生時代

たぶん

2人は噂通り

好きあってる

昔みたいに 2人の中に入っていけたら…

と思うけど

なんだか恥ずかしくて

気がついたら1人でいることが多くなった

がやがやがや

今はどのクラスも文化祭準備期間

僕たちのクラスは妹のクラスと合同で

メイド&執事喫茶を企画してる

大変大変！（（どたばた

し…ん…