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奏多
凛
奏多
奏多
奏多
凛
凛
奏多
奏多
凛
奏多
奏多
奏多
凛
奏多
奏多
キラキラ光る夕方の海 波打つ音
目の前で指輪の箱を開けて 見つめてくれる最愛の人
この世界が とても綺麗で 最高の瞬間だった
凛
奏多
大人気ないくらい 大喜びする奏多が とても愛おしく感じた
奏多
奏多
凛
プロポーズを受ける少し前 奏多から理想のプロポーズを 聞かれたことがあった
その時私は かすみ草の花束が欲しいと答えた
かすみ草は主役ではないけれど その控えめな印象と 他の花を引き立てるところが とても好きだった
奏多からのプロポーズは 私の理想そのもの いや 理想以上のものだった
奏多(職場)
凛
奏多(職場)
凛
凛
私は泣かないようにと できるだけ明るく振舞ったが 今にも涙が零れ落ちそうだった
凛
奏多(職場)
凛
奏多(職場)
凛
それにしても 夕陽に当たる松永君の横顔が 奏多に似て見えてしまう
そういえばいつも海辺で 私はこの木陰小屋のような 柱だけの小さなベンチに座っていた
その時ベンチの下に 綺麗に並べられた冊子を見つけた
凛
凛
ノートの下欄に 「松永奏多」 と名前が記してあった
凛
おそるおそる ノートを開こうとした時
奏多(職場)
凛
遠くからの松永君の声に 私はとっさにカバンに 2冊のノートを入れた
届くはずのなかったノートを