北斗side
ガチャ
松村北斗
○○ちゃん
……
松村北斗
え?
松村北斗
○○ちゃん?
ベットには外れた手錠が残っている
松村北斗
(いない…?)
俺は急いで探しに行った
外には出れないように してあるから必ず家のどこかにいるはず
松村北斗
(どこだ?)
バサバサバサッ
松村北斗
?
奥の部屋で物音がした
あの部屋は○○ちゃんの写真が置いてある部屋…
見に行くと、
そこには○○ちゃんがいた
松村北斗
(良かった、ちゃんといて…)
床には○○ちゃんの写真が散らばっている
松村北斗
(写真が落ちた音か…)
松村北斗
何してるの?
○○
っ!?
○○ちゃんがとても驚いた顔をしてこちらを振り返る
○○
え、えっと…
声が少し震えてる
松村北斗
(怯えた顔も可愛い…)
○○
わ
俺は○○ちゃんの腕を掴んで引き寄せた
○○
っ、
松村北斗
あの部屋で待っててって言ったよね?
腕を掴む力が強くなってしまう
○○
は、はい…
松村北斗
ここで何してたの?
○○
ちょ、ちょっとトイレに行きたくなっちゃって…
○○
それで迷っちゃって…
松村北斗
(なんだ)
松村北斗
(逃げようとしたわけじゃなかったんだ)
少し震えてる○○ちゃんのことを強く抱きしめる
松村北斗
ごめんね。
松村北斗
怖がらせたいわけじゃないんだよ?
松村北斗
勝手にどこかに行ったら駄目だよ…
松村北斗
いなくなっちゃったのかと思った、
松村北斗
次、約束破ったらお仕置だよ?
○○
……
松村北斗
(○○ちゃんは本気にしてないだろうけど俺は本気だよ。)
松村北斗
(今は我慢してるけどあんまり悪いことすると襲っちゃうからね)
松村北斗
ねえ、
松村北斗
覚えてる?
松村北斗
会った日のこと
今までのことを話した
一生懸命仕事をして、笑顔で接してくれるところに惹かれて
毎日顔を見るためにコンビニに通った
気づいたらいつも彼女の事を追って、
何百枚もの写真を撮っていた
松村北斗
そこで一目惚れして、
松村北斗
その時からずっと好きだったんだ…
松村北斗
やっと2人きりになれたね
松村北斗
ずっと一緒だよ…
○○ちゃんの顔を見つめる
多分、考えてるのは俺のことじゃない
知ってるよ
ずっと見てたから
バレー部で、
いつも部活を一生懸命やってて
同じバレー部の先輩を好きなこともね。
松村北斗
………
松村北斗
ちょっとだけ眠ってね
○○
え?
俺は睡眠薬のついたハンカチで口を抑えて眠らせた
ここなら誰にも邪魔されない
俺だけのものだから、
○○ちゃんも俺のことでいっぱいになって?
続き→♡200







