TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

僕が僕を殺した。

一覧ページ

「僕が僕を殺した。」のメインビジュアル

僕が僕を殺した。

2 - 僕が僕を殺した。 2話

♥

814

2019年10月20日

シェアするシェアする
報告する

礼央、双子の弟は自殺しようと屋上に立っていた。

それを、双子の兄、結弦は止めようとするが、 逆に結弦が屋上から落ちて死んでしまった。

目を覚ましたのは、病室だった。

起きたのは、礼央の体だった。

しかし、その中に入ってたのは、結弦の意識だった。

医者の先生は、3日立ったあと、結弦の状態を見せると約束した。

結弦は、なぜ礼央が死のうとしていたかを突き止めようとするーーー

医者

3日がたったね

医者

松葉杖をつけて

礼央

はい

医者

じゃあ、行こうか

医者

結弦くんを見に

礼央

、、はい。

礼央

ここは?

医者

結弦くんの病室だよ。

礼央

い、、生きてるんですか!?

医者

ガチャッ

礼央

、、、!

礼央

寝てる、、?

そこには、ベッドに横たわる結弦の姿があった。

医者

いいや

医者

彼はね

医者

医者

眠り続けてるのさ

礼央

、、、?

礼央

どういう意味ですか、、?

医者

息はしているが、目は一生覚まさない。

医者

どんな刺激を与えても、ずっとこのままなんだ

医者

脳は生きていると言えるね

礼央

生きているようで、死んでるんですね、、

医者

医学的には、死んだようなものだがね

医者

お母さんはずっとこの部屋で彼を眠らせてやりたいそうだ

医者

こういう患者さんは、ご家族の希望によっては体をほかの患者さんに提供して、

医者

臓物や皮膚を移植して、、、、いや、やめておこう。

礼央

す、すいません、、

医者

まあ、いわば彼がここで眠るのをやめたら、他の患者さんも彼のおかげで助かることもあるってことさ

礼央

そうですか、、

医者

でも、彼は永遠に目を覚まさないんだ

礼央

分かってます、、

医者

一つ聞きたい

医者

彼、、結弦くんは自殺したのかね?

礼央

あ、ええと

礼央

分かりません、、

礼央

(屋上から落ちたのは、俺だけど)

礼央

(本当に死のうとしてたのは、礼央だ)

礼央

(そして、結弦ー俺の意識は、この礼央の体の中にある)

礼央

落ちたのは見ました。

礼央

でも、それだけなんです

礼央

何も分かりません

医者

君は、彼が自殺したと思うかね?

礼央

(礼央は、、)

礼央

(変わったやつだった。)

礼央

(それだけだけど、優しくもあった。)

礼央

(なぜ礼央は死のうとしてたか?)

礼央

(そんなの、わかるわけない。)

礼央

分からないんです

礼央

結弦は、普通の子だったから

礼央

死ぬ理由は少なくとも僕は知らない

礼央

(まあ、俺自身、アクシデントでの死だからな、、)

礼央

(でも、あれは事故だったとか言っても、あとで追い詰められるはずだ。)

礼央

(じゃあなぜフェンスの向こう側で突っ立ってたんだって話だ。)

礼央

(誰かが俺と礼央hが屋上にいたのを見たら、厄介なことになる)

礼央

(俺が結弦(俺)を殺したんじゃないかとかいわれるだろうし、、)

礼央

(今は何もわからないと答えるしかない)

医者

そうか、、

医者

今は、君の学校は大騒ぎだよ。マスコミも駆けつけて、、

礼央

えっ

医者

読んだかい?

礼央

はい、、

礼央

そうなんですね

礼央

でも、僕もいじめはなかったと思います

医者

そうか

礼央

僕と結弦は、双子だったから、同学年です。

礼央

同級生はほぼ知っていますが、

礼央

まずいじめをするような生徒はいません

医者

それはマスコミに伝えた方がいいな

医者

君が学校を好きなら、学校の名誉が傷つかないように努力するべきだ

礼央

勿論です

お母さん

礼央

礼央

お母さん、来てくれてありがとう

お母さん

結弦は、なんで死んだんだろうねえ?

お母さん

お母さん、何にも分からないよ、、

礼央

おれ、、僕もだよ。

お母さん

お父さんがいなくなってから、ずっと女手一つであんた達を育てたからね、、

お母さん

とにかく二人を養うことで精一杯だった。

お母さん

裕福な暮らしもさせてあげられなかった。。

礼央

お母さん、、

お母さん

結弦は、本当にいい子だった。

お母さん

でもその分、何かを隠して、迷惑をかけまいとしていたのかもしれない

お母さん

私は、母親失格よ

礼央

そんなこと、ないよ

礼央

いつも僕たちを支えてくれていた。

お母さん

礼央から、そういう言葉を聞くのは初めてね。

お母さん

あなたはいつも変わってたからね、、

礼央

(そうだ。礼央の考えてることはいつも不思議で、俺たちには読めなかった。)

お母さん

でも、あなただけでも、生きていてくれて、本当に、、

礼央

お母さん、、、

お母さん

貴方達二人は、最高の双子だったわ

お母さん

礼央、結弦の分もしっかり生きるのよ。

お母さん

そろそろ、お母さん仕事の時間だから

礼央

うん

お母さん

、、結弦はみた?

礼央

見たよ

礼央

不思議だった

礼央

いつ起きてもおかしくないって感じで、眠っているようだったよ

お母さん

そうね。

お母さん

あの子の体を病院に差し出せば、他の患者さんが助かることはわかってるの。

お母さん

でも、あの子が生きているようにしか思えない

お母さん

だから、ずっと眠らせてることを決めたわ

お母さん

ただのエゴでしかないことはわかってるけど、、

礼央

そんなことない

礼央

俺も結弦に戻ってきてほしいよ

礼央

(もし、俺の体が目を覚ましたら、そのなかえに入ってるのは、礼央の意識なのか?)

礼央

(目を覚ましたら、俺とあいつは、また入れ替わって、元どおりになるのかーーーー?)
loading

この作品はいかがでしたか?

814

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚